Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

strawberry on the shortcake

2014-06-12 00:30:00 | コラム
甘いものが好きなんだ。

男子のクセして。
40歳のジジイのクセして。
酒呑みのクセして。

和菓子は水ようかん・カキ氷くらいしか食べられないが、洋菓子はほとんどOK。

ただしレーズンはごめんだよ!!

月にいちどはケーキ屋さんに行って、ひとりでは食べ切れない量のケーキを買ってくる。
好きな店はバウムクーヘンで有名なユーハイム、プリンで有名なパステル、それからチーズケーキで有名なルタオかな。

ちなみに、スイーツということばは柄じゃあないので使わない。


甘いものを食べると幸福な気持ちになる―そんなことを、よく聞く。
実際にそうだと思うが、映画の描写としてはそうともいえない。

なぜだか分からんが、切なさを表現するときにケーキが使われることが多いのだ。

そんなわけで今宵は、映画のなかの「切なく」「ケーキを食べる」描写というものを5つ選出してみた。


(1)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)

性欲と食欲―天秤にかけたら、、、という名シーン。

エンニオ・モリコーネの曲が沁みるぜ。




(2)『悪人』(2010)

たったひとりでケーキを食べる深津ちゃん・・・。

そうなんだよね、皆で食べてこそ―というものを、ひとりで食べるから切ないんだ。

(3)『アマデウス』(84)

ケーキといっていいのか。
栗をブランデーにつけた「ビーナスの乳首」。

サリエリはモーツァルト夫人とこれを食べながら、モーツァルトが書いたというオリジナル楽譜に目を通す。

このシーンこそ、物語の分岐点だった。




(4)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

ジョーイおじさんの出所祝いのために用意されたケーキだが、保釈請求が却下されたため、母親がマーティに「食べてよ」という。

切ないとはちがうが、ちょっと哀しいね。

(5)『千と千尋の神隠し』(2001)

ケーキを食べるカオナシ。

「かわいい」という声もあるが、あのキャラクター自体が哀しい存在なので、やっぱりどことなく切ない。


(1)(2)以外は強引?

そうかもしれないけれど、けっしてハッピーなシーンではないよねぇ??


※きょうは出版社から美味しそうなケーキをいただいたので、コラムはチャチャチャと済ませます笑笑

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(78)』

コメント (2)
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