Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Be cool ~日本男優「偏」~

2014-06-21 00:30:00 | コラム
あらためて気に入りの映画俳優を並べる、極私的なベストテンのシリーズ。

今宵は、日本の男優偏。
繰り返すけど、敢えての「偏」だからね!!

クールさが不可欠なのは海外「偏」と同様、ただ内に秘める「熱さ」も大事なんだよねぇ。


(1)宮口精二

『七人の侍』(54)の久蔵役―沢山の映画に出演した名優だが、この映画のこの役だけで1位にした。

そのくらい、久蔵が好きなのだ。

(2)三橋達也

黒澤組と括るのは無理があるひと、しかし黒澤「中期の傑作」に連続出演し、それぞれ好演しているから。

とくに『悪い奴ほどよく眠る』(60)の祝辞は最高。

(3)三船敏郎

1位じゃないのが、不思議なくらいのひとだが。

あの「でっかい背中」は頼りがいがあって、同性でも憧れますわ。

(4)松田優作

アクション俳優ではない一面を魅せてくれた、森田芳光とのコンビ作が好き。

ジュニアたちも、いい雰囲気を醸しだすようになった。

よかったねぇ、優作パパ。

(5)仲代達也

情に厚い戸倉警部、ニヒルな戸刈・・・主演よりも、準主演でこそ光る。

声も渋く、こういう父親になりたいね。

(6)浅野忠信

もはや中堅だが、出ずっぱりだった若いころより、いまのほうがぜんぜんいい。

(7)ビートたけし

死のにおいをまとう俳優って、このひとくらいしか居ないと思う。

そういう意味では、とっても貴重な存在。

(8)山崎努

長~~いキャリアの出発点で黒澤と組んでいる―そして、たぶん本人にとっては不本意だろうが、あのときの演技こそが「最高のパフォーマンス」だったように思う。

(9)新井浩文

若手からひとり選出するとなれば、即答でこのひと。

インディーズ志向・嗜好が強いところも、なんか共感持てる。

(10)真木蔵人

最近、よく「似ている」といわれるので。

いや、うれしいですわマジで笑


※つまるところ自分は「黒澤の、こども」なわけだが、この10人のうち5人が「黒澤映画、経験者」なのだった




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『Be erotic ~海外女優「偏」~』

コメント (1)
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