Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Sweat & Tears

2014-06-16 00:30:00 | コラム
チャリでの移動をつづけている。
つづけているっていうか、死ぬまでそうだ。たぶん。

梅雨だろうが、その逆の真夏日だろうが関係ない。

とはいえ、どっちがイヤかと問われれば・・・

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このくらい熟考したあと、自信なさげに、

真夏日、ですかなぁ、、、と答える。


雨の日も、きつくないとはいわない。
泥除けなしのチャリだから、背中がたいへんなことになっているし。

ただまぁ、冬の雨とはちがって、それで風邪を引くという可能性も少ないし、けっこう気持ちよかったりするし、
運転時の危険は増えるかもしれないが、憂鬱なのはペダルを漕ぐ前だけであり、漕ぎ始めたら雨なんてたいして気にならないのだった。

それよか真夏日だよね。

日焼けは少し前に書いたが、気にならない。

汗よ、汗。
止まらないし。のど渇くし。体力、そーとー奪われるし。

自宅を出て目的地に向かう途中であれば、どんどん水分補給をする。
し過ぎるくらいに、する。

だが仕事であれ遊びであれ目的を終えて自宅に帰還する際は、どんなに喉が渇こうがなにも口にしない。
そいでもって、自宅に帰還してからも水分補給はしない。

喉カラッカラ、、、みたいな。

なんで?

ビールのためである。


帰還後、汗びっしょりのウェアを洗濯機にぶち込む。
風呂を沸かす。
ジョッキを冷凍庫で冷やす。

そのあいだも水分補給はしない。

40度後半の湯に浸かり、ひたすら耐える。
すぐ出たいところだが、ただただ耐える。

そうして十数分後―風呂から出て、やっと自分に褒美を与える。

生きててよかった。
というより、死ななくてよかった。


こんな感じが、晩夏くらいまでつづく。

その前に熱中症になるか干からびて死んじゃうんじゃないかと思うときもあるが、あの一瞬の快楽のために、この「自分ルール」を変えることが出来ない。

この際、死んでもいいやと「ちょっとだけ」思う。

思うが、死ぬんだったら、せめて一口だけでもビールを流し込んでから死にたい。

だから理想的な死にかたは、
「乾き。」に耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて・・・

ビールを呑んだ途端、身体中が唐突な冷たさに驚いて死ぬとかね、

そんな死にかた、あるんか? という話だが、そうやって死ねるのだったら、もう後悔はないや、、、とまで思うのだった。


※『プレミアム・ラッシュ』…この映画、劇場未公開なんだけれど、いえいえ、かなーり面白いです




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(231)塚地武雅』

コメント (3)
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