Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ともに歌おう

2014-06-03 06:25:08 | コラム
ディズニー産の映画、『アナと雪の女王』の人気が止まらない。

いつ行っても、混んでいる。
いつ行っても、誰かがどこかで主題歌を歌っている。

子どもたちが苦とも思わず行列に並び、待っているあいだに「レリゴー♪」と楽しそうに歌っている姿を見ると、あぁこれが映画の効用・高揚というやつかとうれしくなる。

この映画、個人的には趣味ではないが、映像表現はここまできたかと感心するし、力強い主題歌はヒットして当然だとは思う。

認めますよ、うん。
偏った映画小僧だって、この映画のすごさは認める。

エラソーだけど。


そこできょうは、映画のなかで登場人物が披露する曲―そのなかで、彼ら彼女らと「ともに歌いたいな」と思わせてくれるナンバーを選曲してみた。

『アナ』で終わりにするのではなく、こういう映画も「ともに歌おう」という企画が出てきてもいいよね。

「日本人には似合わない」とか「気持ち悪い」という意見もあるようだけど、
そういう風に思うこと、世の中にいっぱいあるし、
その場に居るひとが誰にも迷惑かけずに気持ちよくなっているのであれば、それはそれでいいんじゃね? と思うのだ。


(1)『君の瞳に恋してる』…『ディア・ハンター』(78)

戦前と戦後に分けられた構造のドラマだが、戦前で描かれる結婚パーティの場で歌われる。

幸福そうな彼ら彼女らとともに、一緒に歌いたい。

※いろんなひとがカバーしているが、林檎のバージョンで




(2)『あめふり』…『十九歳の地図』(79)

♪ ぴっちぴっち、ちゃっぷちゃっぷ、らんらんらん ♪

このヤケクソ感、分かるひとにはたまらない。

(3)『Wise Up』…『マグノリア』(99)

離れた場所に居るキャラクターたちが口ずさむ―いかにも映画的で、素晴らしい。




(4)『アメリカ』…『ウエストサイド物語』(61)

ちょっとレベルが高過ぎて、歌えそうもないけれど苦笑

(5)『ケ・セラ・セラ』…『知りすぎていた男』(56)

「なるように、なるさ」―生きていればそう思いたくなること、いっぱいあるもんね。




(6)『ドレミの歌』…『サウンド・オブ・ミュージック』(65)

アンケートを取れば、これが1位になるのかな。

(7)『トゥモロー』…『アニー』(82)

つまり、♪ あしたがあるさ、あすがある ♪ ということだものね。

(8)『クヴァルダ』…『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)

ビョークが歌うわけだから、これまたレベル高し。

でも楽しそうなので「口パク」で参加して、身体だけでも動かしたい。

(9)『デスティネーション・エニィホエア』…『ザ・コミットメンツ』(91)

バスのなかでひとりが口ずさみ、徐々に合唱へ。
『十九歳の地図』もそうだが、皆の気持ちがひとつになっていく、とてもいいシーンだと思う。

(10)『虹の彼方に』…『オズの魔法使』(39)

よくカラオケで歌うのだが、シンプルな創りの割には、歌い切るのは「なかなかに」難儀だったりする。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『ともに語ろう』

コメント (2)
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