「ずー」→「ずー」らんだー(ズーランダー)
映画小僧の楽しみのひとつに、ノンクレジットで映画出演している俳優を探す―というのがある。
カメオ出演―cameo―というやつだ。
謝辞としてクレジット表示される場合もあるが、cameoの定義として最も適切なのは「ある一場面しか登場していない」になると思う。
ファッションモデルの世界を描いた2001年の米映画、『ズーランダー』。(トップ画像)
芸達者なベン・スティラーが演出・主演した「バカにほどがある!」コメディだが、作品の出来がどうでもよくなってしまうくらい「cameoで遊んで」いる。
デヴィッド・ボウイ、ウィノナ・ライダー、ヴィクトリア・ベッカム、クラウディア・シファー、ドナルド・トランプ、レニー・クラヴィッツ、ナタリー・ポートマン、パリス・ヒルトン、クリスチャン・スレーター、リル・キム……などなど。
「あそこにも!」「ここにも!!」といっているあいだに映画が終わってしまうので、はっきりいって内容や描写は覚えていない。
ふつうの映画であればそれはまずいが、スティラーもそれを狙っているところがあるので無問題! なのだろう。
そこできょうは、cameoで出てきて個人的にうれしかった有名人のリストを展開してみよう。
(1)ヒュー・ヘフナー…『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)
雑誌『プレイボーイ』発刊者。
彼自身が主催する『プレイボーイ・パーティ』のシーンで登場。
(2)オリバー・ストーン…『デーヴ』(93)
映画監督。
大統領の劇的な変化を「おかしい。これは陰謀だ」と勘ぐる知識人として登場。
ほとんどセルフパロディで、笑いが止まらない。
(3)アルフレッド・ヒッチコック…『サイコ』(60)
映画監督。
自作のほとんどにcameo出演を果たしたが、徹底的に怖がらせようとしたこの映画にも紛れ込んだとは、感心するやら呆れるやらで笑
(4)マーティン・スコセッシ…『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
映画監督。
このひとも「演じたがり屋」さん。
富豪? のキャラクターとして登場、住民たちの暴動で屋敷をメチャクチャにされてしまう。
(5)R2-D2…『未知との遭遇』(77)
映画のキャラクター。
クライマックス―マザーシップをよく見ると、逆さになったR2-D2の姿が。
(6)宮崎駿…『魔女の宅急便』(89)
監督の分身的キャラクター。
人ごみのなかに混じって、眼鏡をかけた監督自身(?)が登場。
(7)ヒクソン・グレイシー…『インクレディブル・ハルク』(2008)
格闘家。
主人公を鍛え上げる武術家役。
(8)サミュエル・フラー…『気狂いピエロ』(65)
映画監督。
冒頭、ジャン=ポール・ベルモンドと会話をする。
これが決定的というか、とってもクールで格好よかった。
「映画とは、戦場のようなものだ。愛、憎しみ、アクション、暴力、そして死。つまり、エモーションだ」
(9)小峯隆生…『ターミネーター2』(91)
ジャーナリスト。
すぐ殺される清掃員? として登場。
ジェームズ・キャメロン監督に頼み込んで実現、夢が膨らむよね!!
(10)トム・クルーズ…『トロピック・サンダー』(2008)
俳優。
こういうことが出来るようになって以降のクルーズちゃん、昔より「だいぶ」好きだよ。
次回のしりとりは・・・
ずーらん「だー」→「だー」すべいだー。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『れりご より、iroha』
映画小僧の楽しみのひとつに、ノンクレジットで映画出演している俳優を探す―というのがある。
カメオ出演―cameo―というやつだ。
謝辞としてクレジット表示される場合もあるが、cameoの定義として最も適切なのは「ある一場面しか登場していない」になると思う。
ファッションモデルの世界を描いた2001年の米映画、『ズーランダー』。(トップ画像)
芸達者なベン・スティラーが演出・主演した「バカにほどがある!」コメディだが、作品の出来がどうでもよくなってしまうくらい「cameoで遊んで」いる。
デヴィッド・ボウイ、ウィノナ・ライダー、ヴィクトリア・ベッカム、クラウディア・シファー、ドナルド・トランプ、レニー・クラヴィッツ、ナタリー・ポートマン、パリス・ヒルトン、クリスチャン・スレーター、リル・キム……などなど。
「あそこにも!」「ここにも!!」といっているあいだに映画が終わってしまうので、はっきりいって内容や描写は覚えていない。
ふつうの映画であればそれはまずいが、スティラーもそれを狙っているところがあるので無問題! なのだろう。
そこできょうは、cameoで出てきて個人的にうれしかった有名人のリストを展開してみよう。
(1)ヒュー・ヘフナー…『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)
雑誌『プレイボーイ』発刊者。
彼自身が主催する『プレイボーイ・パーティ』のシーンで登場。
(2)オリバー・ストーン…『デーヴ』(93)
映画監督。
大統領の劇的な変化を「おかしい。これは陰謀だ」と勘ぐる知識人として登場。
ほとんどセルフパロディで、笑いが止まらない。
(3)アルフレッド・ヒッチコック…『サイコ』(60)
映画監督。
自作のほとんどにcameo出演を果たしたが、徹底的に怖がらせようとしたこの映画にも紛れ込んだとは、感心するやら呆れるやらで笑
(4)マーティン・スコセッシ…『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
映画監督。
このひとも「演じたがり屋」さん。
富豪? のキャラクターとして登場、住民たちの暴動で屋敷をメチャクチャにされてしまう。
(5)R2-D2…『未知との遭遇』(77)
映画のキャラクター。
クライマックス―マザーシップをよく見ると、逆さになったR2-D2の姿が。
(6)宮崎駿…『魔女の宅急便』(89)
監督の分身的キャラクター。
人ごみのなかに混じって、眼鏡をかけた監督自身(?)が登場。
(7)ヒクソン・グレイシー…『インクレディブル・ハルク』(2008)
格闘家。
主人公を鍛え上げる武術家役。
(8)サミュエル・フラー…『気狂いピエロ』(65)
映画監督。
冒頭、ジャン=ポール・ベルモンドと会話をする。
これが決定的というか、とってもクールで格好よかった。
「映画とは、戦場のようなものだ。愛、憎しみ、アクション、暴力、そして死。つまり、エモーションだ」
(9)小峯隆生…『ターミネーター2』(91)
ジャーナリスト。
すぐ殺される清掃員? として登場。
ジェームズ・キャメロン監督に頼み込んで実現、夢が膨らむよね!!
(10)トム・クルーズ…『トロピック・サンダー』(2008)
俳優。
こういうことが出来るようになって以降のクルーズちゃん、昔より「だいぶ」好きだよ。
次回のしりとりは・・・
ずーらん「だー」→「だー」すべいだー。
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『れりご より、iroha』