Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(97)

2014-11-24 00:30:00 | コラム
ずーらん「だー」→「だー」りん(ダーリン)

いま交際しているひとが居るとすると、自分はきまって彼女のことをハニーと呼ぶ。

18歳くらいからそうしていた。
ラムちゃん(トップ画像)が好きだとか、なにかに影響されたとか、そういうのは一切ない。
ただなんとなく、なんとなく、ハニーと呼ぶのが気持ちいいなぁと。

「そっちのほうが恥ずかしいよ!」と突っ込まれることもあるが・・・
「俺の彼女が…」というのが照れくさかったというのはあると思う、まだ「俺のハニーが…」のほうが照れずにいえるっていうね。

ほれ、あれに似ている。
それぞれの年齢や立場によって「お母さん」「ママ」「おふくろ」「かーちゃん」って変えていくでしょう、あの感覚・・・って、分かるようで分からんか?

まぁいいや。
とにかくハニーのことをハニーというのが好きなんだ。

それを喜んでくれて、自分のことを「ダーリン♪」と返してくれる子も居る。
居るが、半分くらいは「名前で呼んでほしい」とクレームをつけてくる。
だから本人に対しては「名前の呼び捨て」、他者に彼女のことを話すときだけ「ハニー」ということもしばしばかな。


映画のなかで、印象的な「ハニー」はなにか。

『ダイハード』(88)のラスト―数時間ぶりに妻と再会したマクレーンは血だらけになりながらいう、「hi、honey!」と。

『パルプ・フィクション』(94)のパンプキンは、ヨランダのことを「honey bunny」と呼んでいる。
ヨランダと呼んだほうが短くて、ラクなはずなのにねぇ!!


では、ダーリンはどうか。

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ダーリン【darling】

最愛のひと。愛するあなた。恋人・夫婦の間でいう。

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ラムちゃんは別格だとして、映画より歌を想起するひとが多いかもしれない。


ジュリーとか、




矢井田瞳の代表曲とか、
『スタンド・バイ・ミー』の歌詞にも出てくるし、
あんな顔して笑、松山千春の曲もある。

米国の演歌といったらいいのか、『いとしのクレメンタイン』にも

♪ oh、 my darling ♪

という歌詞があるよね。


映画のタイトルでいえば、『ダーリンは外国人』(2010)というのがあった。
文字にするだけでも不愉快になるほどの駄作だが、いちばん可哀想なのは、よく分からずキャスティングされたジョナサン・シェア(ダーリン役)なのではないかな。
原作にケチをつける気はないよ、ただ原作のブランド力に頼った映画化ってやっぱり安易だと思うし、井上真央ちゃんとかも、しっかりホンを読んで出演決めているのかな・・・と、ちょっと疑わしくなる。


台詞でいうと、個人的には『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(88)がいちばんに思い浮かぶ。

不倫関係にある依頼主が出廷する裁判にて、弁護士のジョージが思わず彼女ワンダのことを「ダーリン!!」と呼んでしまう。

大爆笑!!

奥さんも傍聴しているというのにねぇ!!

ちなみにこの映画、自分のなかにおけるコメディ映画の最高傑作です。





あすのしりとりは・・・
だー「りん」→「りん」じーろーはん。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(98)』

コメント (3)
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