<14年度総括、第7弾>
本年度の総括、7弾目はコミックや写真集も含めた「本」。
三流とはいえ似非とはいえ、モノカキを名乗っている以上「興味なし!」の態度は取らずに、話題になったものからそうでないものまで「可能なかぎり」目を通すようにしている。
しているのだけれども、優先順位をつけるとするならば・・・
<1>書く
<2>映画を観る
そのあとに、
<3>他者の作品を読む、見る
がくるわけで、まぁそれはしょうがないのだけれども、その傾向が年々強くなっている。
つまり去年より読書数は減っていて、もっといえば去年は一昨年より減っている、一昨年も同様に・・・を繰り返しており、そんな具合だから映画のようにベスト20を展開出来るほど本に目を通してはいない。
そんな自分による、映画や音楽よりも偏りのある「本のベスト」は以下のとおりだが、総括シリーズで最も「他者には参考にならない」リストになっているような気がして、いささか不安だったりする。
(1)漫画…『弱虫ペダル』(作・渡辺航 秋田書店)
2008年から連載している漫画なのに、初めて手に取ってみた。
そうして、夢中になった。
自転車のロードレースを描いた青春ドラマであり、アニメ化もされている。
(2)連作短編…『みんなの少年探偵団』(作・小路幸也、藤谷治、万城目学、湊かなえ、向井湘吾 ポプラ社)
江戸川乱歩生誕120年を記念し、人気作家がオマージュをちりばめて探偵小説を書いている。
オムニバス映画におけるQTタランティーノではないが、やっぱり湊かなえの作品が群を抜いていた。
(3)エッセイ…麻美ゆま自叙伝『Re Start どんな時も自分を信じて』(作・麻美ゆま 講談社)
病を患ったAV女優の赤裸々な告白。
この世界で活躍する女の子の手記では、出色の出来かと。
(4)ノンフィクション…『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(作・坪田信貴 アスキー・メディアワークス)
やっぱり、表紙や装丁って大事なんだよね~。
(5)小説…『春の庭』(作・柴崎友香 文藝春秋)
芥川賞受賞作。
映画と同様、小説は物語りではなく、人語りなのだ―ということを実感させてくれた。
(6)小説…『沈黙』(作・遠藤周作 新潮文庫)
じつはここ数年の個人的ベストテンで、毎回ランクインしている。
2015年11月、いよいよスコセッシが監督した米映画版『沈黙』が全米公開される。
日本上陸までに、あと5回は読んでおきたい。
(7)小説…『果てしなき渇き』(作・深町秋生 宝島社)
映画『渇き。』の原作。
中島演出による毒気は賛否分かれたが、小説のほうは誰もが引き込まれるのではないかな。
(8)写真集…小池里奈『RINA REAL』(ワニブックス)
いま、いちばん好きなグラビアの子。
(9)ノンフィクション…『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(作・池谷孝司 幻冬舎)
支配と被支配の関係性からこの問題に斬り込み、真相をあぶり出した労作。
(10)ノンフィクション…『日本の風俗嬢』(作・中村淳彦 新潮社)
推定35万人とされる風俗嬢の実態に迫る。
いちばん気になる収入のことも調べ上げており、この1冊から日本の「いま」が見えてくる。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(253)永島敏行』
本年度の総括、7弾目はコミックや写真集も含めた「本」。
三流とはいえ似非とはいえ、モノカキを名乗っている以上「興味なし!」の態度は取らずに、話題になったものからそうでないものまで「可能なかぎり」目を通すようにしている。
しているのだけれども、優先順位をつけるとするならば・・・
<1>書く
<2>映画を観る
そのあとに、
<3>他者の作品を読む、見る
がくるわけで、まぁそれはしょうがないのだけれども、その傾向が年々強くなっている。
つまり去年より読書数は減っていて、もっといえば去年は一昨年より減っている、一昨年も同様に・・・を繰り返しており、そんな具合だから映画のようにベスト20を展開出来るほど本に目を通してはいない。
そんな自分による、映画や音楽よりも偏りのある「本のベスト」は以下のとおりだが、総括シリーズで最も「他者には参考にならない」リストになっているような気がして、いささか不安だったりする。
(1)漫画…『弱虫ペダル』(作・渡辺航 秋田書店)
2008年から連載している漫画なのに、初めて手に取ってみた。
そうして、夢中になった。
自転車のロードレースを描いた青春ドラマであり、アニメ化もされている。
(2)連作短編…『みんなの少年探偵団』(作・小路幸也、藤谷治、万城目学、湊かなえ、向井湘吾 ポプラ社)
江戸川乱歩生誕120年を記念し、人気作家がオマージュをちりばめて探偵小説を書いている。
オムニバス映画におけるQTタランティーノではないが、やっぱり湊かなえの作品が群を抜いていた。
(3)エッセイ…麻美ゆま自叙伝『Re Start どんな時も自分を信じて』(作・麻美ゆま 講談社)
病を患ったAV女優の赤裸々な告白。
この世界で活躍する女の子の手記では、出色の出来かと。
(4)ノンフィクション…『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(作・坪田信貴 アスキー・メディアワークス)
やっぱり、表紙や装丁って大事なんだよね~。
(5)小説…『春の庭』(作・柴崎友香 文藝春秋)
芥川賞受賞作。
映画と同様、小説は物語りではなく、人語りなのだ―ということを実感させてくれた。
(6)小説…『沈黙』(作・遠藤周作 新潮文庫)
じつはここ数年の個人的ベストテンで、毎回ランクインしている。
2015年11月、いよいよスコセッシが監督した米映画版『沈黙』が全米公開される。
日本上陸までに、あと5回は読んでおきたい。
(7)小説…『果てしなき渇き』(作・深町秋生 宝島社)
映画『渇き。』の原作。
中島演出による毒気は賛否分かれたが、小説のほうは誰もが引き込まれるのではないかな。
(8)写真集…小池里奈『RINA REAL』(ワニブックス)
いま、いちばん好きなグラビアの子。
(9)ノンフィクション…『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(作・池谷孝司 幻冬舎)
支配と被支配の関係性からこの問題に斬り込み、真相をあぶり出した労作。
(10)ノンフィクション…『日本の風俗嬢』(作・中村淳彦 新潮社)
推定35万人とされる風俗嬢の実態に迫る。
いちばん気になる収入のことも調べ上げており、この1冊から日本の「いま」が見えてくる。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(253)永島敏行』