Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

あたしは、花なの―リンダ・ラヴレース

2014-11-09 04:29:21 | コラム
<14年度総括、第4弾>

本年度の総括、4弾目は「今年飛躍した映画俳優たち」の10選。

映画は、究極的には監督のものだとは思うけれど、と同時に「顔」も大事な要素のはずで。

美醜は問題じゃない、面構えといったらいいのか、彼ら彼女らの面構えがいい映画は、大抵、中身もいい。


監督の代弁者となって、スクリーン上で素晴らしいパフォーマンスを披露した10人の映画俳優たち―彼ら彼女らの私生活のことは、はっきりいえば「どうでもいい」。

光と闇の空間で、花になる。
それが、映画俳優のすべてなんだよね。


(1)池松壮亮…トップ画像の左

福岡出身の24歳。
今晩、『情熱大陸』(TBS)に登場。

『愛の渦』『海を感じる時』『紙の月』…これらの映画でハダカを披露。
引き締まった身体とはいえないが、そこにリアリティがあるのかもしれない。

(2)シャルロット・ゲンズブール

フランス出身の43歳。



デビュー時は「なんとも…」だったが、さすがサラブレッド、やるときゃやります。
トリアーと組んだ『ニンフォマニアック』で色情狂のヒロインを演じきり、圧巻。

(3)マシュー・マコノヒー

アメリカ出身の45歳。
このひともデビュー時はパッとせず、どちらかというと、どんくさい感じだった。

2012年の『ペーパーボーイ』あたりから化けて、
本年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ダラス・バイヤーズクラブ』で、デ・ニーロ・アプローチを習得? する。

そして―まもなく公開されるクリストファー・ノーランの『インターステラー』に主演、まさにノリノリ状態がつづく。

(4)フィリップ・シーモア・ホフマン

アメリカ出身の「享年」46歳。

急逝が悔やまれる―のは、遺作『誰よりも狙われた男』が素晴らしかったから。

(5)二階堂ふみ

沖縄出身の20歳。

『ほとりの朔子』『私の男』『渇き。』と野心作がつづく。

もう、あおいちゃんに似ている! などといわせないよ!!

(6)クロエ・グレース・モレッツ

アメリカ出身の17歳。

いまが旬なのか、『キックアス2』『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』『イコライザー』と出まくっているが、一過性で終わってほしくない、がんばってね・・・と、まるで親のような気分で彼女の活躍を眺めている。

(7)アマンダ・セイフライド

アメリカ出身の28歳。

脱ぎっぷりがよく、ほどよくエロティックなのもいい。

彼女が伝説のポルノ女優を演じた『ラヴレース』の台詞が、きょうのコラムタイトルです。




(8)池脇千鶴

大阪出身の32歳。

今年最大の収穫となった『そこのみにて光輝く』、これ1本の演技で選出。

彼女の「くたびれた」身体に、おおいなるエロスを感じてゾワゾワした男子は多いはず。

(9)市川由衣

東京出身の28歳。



グラビアできゃぴきゃぴやっていた女の子も、『海を感じる時』で大人の女性を演じる歳になったか・・・。

(10)小松菜奈

役所さんの暴走演技を緩和―ではなく、さらにヒートアップさせる、彼女の無防備なエロス!!




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(95)』

コメント (2)
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