自分が柔道に出会ったのは中学校の部活だから、そこから数えればキャリアは30年となる。
けれども、自分のなかでは中学時代に経験した部活は「なかったことにしている」ので、
「実質的には18歳から」「キャリアは22年」というようにしている。
なぜって、そりゃあ、真面目な部員とはいえなかったから。
こういう体型をした典型的な肥満児でね、
入学式の帰り、勧誘していた先輩に「一目惚れ?笑」されたというわけです。
なんらかの部活に入らなければならなかったから、それ以外の選択肢がなかった―ともいえるのだが、「まぁ、籍だけ入れてサボればいいや」なんて考えていたんだよ。
「映画部」なんていうのがあれば、1年生なのに部長になるつもりで頑張ったであろう。
しかし「演劇部」「写真部」はあったが、「映画部」はなかったんだよね。
さて―。
本気で柔道を学ぼうと改心? したのは18歳の秋で、そのきっかけを作った出来事はきのうのことのように覚えているし、ネット上でも何度か書いてきた。
そのことについて、現在の描写力? で、あらためて書いてみる―それが、今回の初体験シリーズのテーマだったりする。
ところで自分は、芸人の有吉弘行が好きだ。
笑いのセンスもいいと思うが、そのほかに、同世代であること(彼のほうが、ひとつ下)、そして「柔道との関わりかた」という共通点があるから好きなんだ。
彼も学生時代に柔道をやっていたが、所属していた学校の部活が弱小チームだったこともあり、真面目に練習してこなかった。
いつまでも白帯のまんま。
頑張れば「茶帯までは」昇段出来るものなのに、やる気がないから白いまんまだし、技もなにひとつ覚えない。
彼が本気になったのは、それから随分と時間を経てから―そう、このあたりが似ていて、ひじょうに親近感を覚えるのである。
(彼が二度目にブレイクする直前、深夜のテレビ番組で世界のナベアツを失神させたのは有名な話。公序良俗に反する? 笑える動画なのでリンクしないけれど、気になるひとは動画サイトをチェックしましょう)
学生時代からコツコツと真面目にやっていれば、そこそこ強くなって、たとえば県大会で結果を残すとか、スポーツ推薦で高校に進学するとか、そういう未来が待っていたかもしれない。
しかし。
モハメド・アリ=カシアス・クレイがボクシングを始めたきかっけは、愛車(チャリ)を盗まれたからっていうじゃない?
タイソンだって元はいじめられっこだったんだ、なにかに必死で取り組もうとするには「きっかけ」が必要なのだと思う。
それとは無関係だが・・・
なぜ亀田三兄弟が嫌われたのかというと、「ツラ」もそうだったのだろうけれど、ドラマ性というかね、そういうものを感じさせない背景にあったんじゃないかと思うんだ。
いじめられっこが強くなるために―とか。
ワルが素晴らしいトレーナーに出会って変わっていく―とか。
そういうのが、ぜんぜんなかったんだもの。
少しでもドラマ性があれば、王者になってメンチ切りなんかしないと思うんだ、常識として。
・・・まぁいいや。
自分にとってのきっかけは、ある日突然訪れた。
いまから22年前の秋・・・というと、
立ち技の格闘技『K-1』が人気を博し、のちに大ブームを巻き起こす『PRIDE』が誕生した直後の話である。
この背景があったからこそ、自分は格闘技を真剣に学ぼうと思った―という意味で、柔道家として総合デビューした吉田秀彦にはたいへんに影響を受けたのだった。
つづく。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(102)』
けれども、自分のなかでは中学時代に経験した部活は「なかったことにしている」ので、
「実質的には18歳から」「キャリアは22年」というようにしている。
なぜって、そりゃあ、真面目な部員とはいえなかったから。
こういう体型をした典型的な肥満児でね、
入学式の帰り、勧誘していた先輩に「一目惚れ?笑」されたというわけです。
なんらかの部活に入らなければならなかったから、それ以外の選択肢がなかった―ともいえるのだが、「まぁ、籍だけ入れてサボればいいや」なんて考えていたんだよ。
「映画部」なんていうのがあれば、1年生なのに部長になるつもりで頑張ったであろう。
しかし「演劇部」「写真部」はあったが、「映画部」はなかったんだよね。
さて―。
本気で柔道を学ぼうと改心? したのは18歳の秋で、そのきっかけを作った出来事はきのうのことのように覚えているし、ネット上でも何度か書いてきた。
そのことについて、現在の描写力? で、あらためて書いてみる―それが、今回の初体験シリーズのテーマだったりする。
ところで自分は、芸人の有吉弘行が好きだ。
笑いのセンスもいいと思うが、そのほかに、同世代であること(彼のほうが、ひとつ下)、そして「柔道との関わりかた」という共通点があるから好きなんだ。
彼も学生時代に柔道をやっていたが、所属していた学校の部活が弱小チームだったこともあり、真面目に練習してこなかった。
いつまでも白帯のまんま。
頑張れば「茶帯までは」昇段出来るものなのに、やる気がないから白いまんまだし、技もなにひとつ覚えない。
彼が本気になったのは、それから随分と時間を経てから―そう、このあたりが似ていて、ひじょうに親近感を覚えるのである。
(彼が二度目にブレイクする直前、深夜のテレビ番組で世界のナベアツを失神させたのは有名な話。公序良俗に反する? 笑える動画なのでリンクしないけれど、気になるひとは動画サイトをチェックしましょう)
学生時代からコツコツと真面目にやっていれば、そこそこ強くなって、たとえば県大会で結果を残すとか、スポーツ推薦で高校に進学するとか、そういう未来が待っていたかもしれない。
しかし。
モハメド・アリ=カシアス・クレイがボクシングを始めたきかっけは、愛車(チャリ)を盗まれたからっていうじゃない?
タイソンだって元はいじめられっこだったんだ、なにかに必死で取り組もうとするには「きっかけ」が必要なのだと思う。
それとは無関係だが・・・
なぜ亀田三兄弟が嫌われたのかというと、「ツラ」もそうだったのだろうけれど、ドラマ性というかね、そういうものを感じさせない背景にあったんじゃないかと思うんだ。
いじめられっこが強くなるために―とか。
ワルが素晴らしいトレーナーに出会って変わっていく―とか。
そういうのが、ぜんぜんなかったんだもの。
少しでもドラマ性があれば、王者になってメンチ切りなんかしないと思うんだ、常識として。
・・・まぁいいや。
自分にとってのきっかけは、ある日突然訪れた。
いまから22年前の秋・・・というと、
立ち技の格闘技『K-1』が人気を博し、のちに大ブームを巻き起こす『PRIDE』が誕生した直後の話である。
この背景があったからこそ、自分は格闘技を真剣に学ぼうと思った―という意味で、柔道家として総合デビューした吉田秀彦にはたいへんに影響を受けたのだった。
つづく。
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(102)』