特別篇も、きょうで最後。
出身が群馬だというと、よく・・・
「―じゃあ、スキー巧いんだ?」
と、いわれる。
いや、それは山のほうに住むひとの話ね。
「毎日の入浴が温泉、、、みたいな?」
それも、山のほうの話。
「徳川埋蔵金とかさ」
だから山のほうだっての!! などとキレることはないが、そういう説明を何度も繰り返してきた。
館林なんて先っぽ、つまり東京寄りであり、山どころか「森」もない。
森―しん、と静まり返ったあの空間は、霊的というか神秘的というか、
ドキドキ・・・ではないな、ゾワゾワというほうが適切か、こんなしょーもないガキでも「ちゃんと生きないとな~」と思ってしまうほどに「なにか」を感じさせるものがある。
そんなわけできょうは、映画のなかに登場する「印象的な森」の10傑を展開してみたい。
※厳密な定義づけは面倒なので、ひとによっては「山じゃん!」「ジャングルじゃね?」というものも含まれると思う
(1)『ミラーズ・クロッシング』(90)
「ミラーの十字路」と主人公の分岐点をリンクさせる。

木々を下から捉えるタイトルクレジットのカメラワークは、息を呑む美しさ。
(2)『羅生門』(50)
あの風さえ吹かなければ―。

(3)『となりのトトロ』(88)
彼らは、森の奥の奥、、、に住んでいるんだ。
信じられないことだが―この映画、興行成績自体は「ぜんぜん」振るわなかった。
(4)『クライング・ゲーム』(92)
森を駆け抜けようとして、ジョディ(フォレスト・ウィテカー)は死んでしまう。
しかし本題は、「このあと」だったのだ。
(5)『スター・ウォーズ エピソード6』(83…トップ画像)
森という空間の特徴を、存分に活かした戦闘場面。
(6)『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)
すでに懐かしい感じのする作品だが、擬似ドキュメンタリーのスタイルを一般的にした功績は、もっと評価されていいのではないかな。
そして大ヒットに貢献したのは、ネットであった。
こういう現象が、まだ珍しかったころの快作。
(7)『ランボー』(82)
ジャングルで戦ってきたんだ、森のなかに入ってしまえば、俺の勝ちだぜ。
(8)『ハンガーゲーム』(2012)
近未来におけるサバイバルゲームを描いて、全米で大ヒット。
しかし日本では「それほど…」だった。

ジェニファー・ローレンスへの支持も、日本では「それほど…」なんだよねぇ。
(9)『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002)
木々が動き出すところのリアルな感じ、ふつうに驚いた。
(10)『ツイン・ピークス』(90~91)
ドラマシリーズだが、いつものように特例扱いで。
「―この町の森には、不思議な力がある。霊的なものというか、ある力、というか、なんと表現してもいいが、我々はホワイトロッジと呼んでいる」
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『肉祭』
出身が群馬だというと、よく・・・
「―じゃあ、スキー巧いんだ?」
と、いわれる。
いや、それは山のほうに住むひとの話ね。
「毎日の入浴が温泉、、、みたいな?」
それも、山のほうの話。
「徳川埋蔵金とかさ」
だから山のほうだっての!! などとキレることはないが、そういう説明を何度も繰り返してきた。
館林なんて先っぽ、つまり東京寄りであり、山どころか「森」もない。
森―しん、と静まり返ったあの空間は、霊的というか神秘的というか、
ドキドキ・・・ではないな、ゾワゾワというほうが適切か、こんなしょーもないガキでも「ちゃんと生きないとな~」と思ってしまうほどに「なにか」を感じさせるものがある。
そんなわけできょうは、映画のなかに登場する「印象的な森」の10傑を展開してみたい。
※厳密な定義づけは面倒なので、ひとによっては「山じゃん!」「ジャングルじゃね?」というものも含まれると思う
(1)『ミラーズ・クロッシング』(90)
「ミラーの十字路」と主人公の分岐点をリンクさせる。

木々を下から捉えるタイトルクレジットのカメラワークは、息を呑む美しさ。
(2)『羅生門』(50)
あの風さえ吹かなければ―。

(3)『となりのトトロ』(88)
彼らは、森の奥の奥、、、に住んでいるんだ。
信じられないことだが―この映画、興行成績自体は「ぜんぜん」振るわなかった。
(4)『クライング・ゲーム』(92)
森を駆け抜けようとして、ジョディ(フォレスト・ウィテカー)は死んでしまう。
しかし本題は、「このあと」だったのだ。
(5)『スター・ウォーズ エピソード6』(83…トップ画像)
森という空間の特徴を、存分に活かした戦闘場面。
(6)『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)
すでに懐かしい感じのする作品だが、擬似ドキュメンタリーのスタイルを一般的にした功績は、もっと評価されていいのではないかな。
そして大ヒットに貢献したのは、ネットであった。
こういう現象が、まだ珍しかったころの快作。
(7)『ランボー』(82)
ジャングルで戦ってきたんだ、森のなかに入ってしまえば、俺の勝ちだぜ。
(8)『ハンガーゲーム』(2012)
近未来におけるサバイバルゲームを描いて、全米で大ヒット。
しかし日本では「それほど…」だった。

ジェニファー・ローレンスへの支持も、日本では「それほど…」なんだよねぇ。
(9)『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002)
木々が動き出すところのリアルな感じ、ふつうに驚いた。
(10)『ツイン・ピークス』(90~91)
ドラマシリーズだが、いつものように特例扱いで。
「―この町の森には、不思議な力がある。霊的なものというか、ある力、というか、なんと表現してもいいが、我々はホワイトロッジと呼んでいる」
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『肉祭』