Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別篇(5)BABY!

2015-05-02 05:31:05 | コラム
「抱く」ということばからイメージするのは、上から順に・・・

異性、
赤ん坊、
犬、であると。

あくまでも、自分の場合ね。

異性は、まぁ、そこそこ抱いている。
抱き足りないけど!!

ワンちゃんは、飼っている友人や知り合いの家に遊びにいった場合、必ず抱かせてもらっている。

赤ん坊を抱いた経験だけ、極端に少ない。
「わが子」が存在しないから、であり、友人や知り合いの家に遊びにいったとしても、ワンちゃんのように気軽に抱かせてもらおうとは思わない。

なんかしちゃった? ら、コトである―と、抱くほうも抱かせるほうも思うから、、、なのではないかな。

だからとりあえず、映画のなかに登場する赤ん坊を思い浮かべ、腕だけを動かしてシミュレーションをしてみたりするのだが、
エッチと同様、それはあまり役に立たないのだろうな、などと苦笑したりするのであった。

以下、映画のなかに登場する「印象的な赤ん坊」たち。

※それはKIDSなんじゃないか―と思われるキャラクターも含まれるが、ここでは広義の意味における赤ん坊、そうだなぁ5歳以下、でいってみたい。


(1)『イレイザーヘッド』(77…トップ画像)

愛娘ジェニファーが生まれたときの焦燥や恐怖を、独特の美意識で描いたデヴィッド・リンチの傑作。

実際にこういう子が生まれてきちゃったとしたら、自分ならどうするだろうね?

(2)『羅生門』(50)

捨て子の衣類さえ盗もうとする男と、捨て子を育てようとする男と。

志村喬だけが、この映画の救いの存在なのだ。

(3)『赤ちゃん泥棒』(87)



不妊で悩む夫婦にとって、五つ子ちゃん誕生のニュースは、たしかに不公平感を抱かせるものなのだろう。

(4)『アンタッチャブル』(87)

階段から落ちる乳母車、絶叫する母親。
でも乗り手の赤ちゃんは、意外と楽しんでいたりする。

(5)『ガープの世界』(82)

出生からして奇妙なガープ、でも生まれてきたばかりの姿は、みんなと同じであったのだ。

(6)『ペット・セメタリー』(89)

あんなに可愛い子どもなら、生き返らせようとする父親の気持ちが分からないでもない。

(7)『ブリキの太鼓』(79)

醜悪な大人の世界を拒否した主人公は、3歳の誕生日を機に、自ら成長を止める。



そういえば原作者のギュンター・グラスが、最近亡くなった。

合掌。

(8)『七人の侍』(54)

「これは、俺だ!!」



黒澤映画が、ふたつランクイン。

このシーンをモノマネするウッチャンが好きです笑

(9)『トレインスポッティング』(96)

ドラッグの館で死んでいく赤ちゃん。

さすがのジャンキーたちも、これには参った。
というか、これで参らなかったとしたら、完全に「人間、終わってる。」ということになるのだろう。

(10)『2001年宇宙の旅』(68)

最後に登場する「スターチャイルド」。

よく分からないのだが、なんか感動する。


※たぶん、歌詞のなかで最も「BABY」が多用されている曲かと笑




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『黄金週間特別篇(6)GHOST!』

コメント (2)
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