いわゆる霊感はない。
・・・ない、と思う。
はっきりと幽霊を見たことがないし、
そもそも自分が住んでいる部屋は「ワケアリ」だったのだが、怪現象いちども起こらないし。
ちゃんとお祓いして入居したからかな~?
ただ二度ほど、「かーちゃんらしきひと」を寝起きで「見かけた」ような気がする。
それが夢だったのか、ホンモノだったのかは分からないのだけれども。
幽霊の怖さは、幽霊そのものではなく、たとえば自分とAさんが居たとして、自分が見えたその幽霊を、Aさんも見えているとはかぎらない―そんなところから生まれるものだとされている。
あぁ分かる分かる。
その逆もイヤといえば、イヤだよね。自分だけ見えないっていう。
「見えないもの」を「見えるようにする」のが、表現の世界の本分。
以下が、自分のなかで印象に残る「映画に登場した幽霊」である。
※広義の意味での、幽霊ね
(1)『アマデウス』(84)
父親の幽霊? に怯えるモーツァルト。
そしてこの時期に創られたオペラが、『ドン・ジョバンニ』とされている。
(2)『女優霊』(96)
映画スタジオに現れる幽霊という設定が抜群。
しかも主演は、柳ユーレイだし笑
このあと、いろんなホラー映画を撮る中田秀夫のデビュー作だが、これがいちばん怖かった。
(3)『シャイニング』(80…トップ画像)
あの双子、立っているだけなのに、なんであんなに怖いのだろうか。
(4)『シックス・センス』(99)
単に怖がらせるだけ、嫌がらせをするためだけに現れるわけじゃないんだ、幽霊って―と思わせた時点で、勝ち。
なかなか秀逸な脚本だったと思うが、シャマラン監督のその後のキャリアを眺め「この作品って、まぐれだったの?」というひとも多く、なんというか、いろんな意味で感慨深い作品である。
(5)『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』(92)
死んだローラやリーランドは(クーパーの)夢のなかで登場するわけで、厳密にいえば幽霊じゃないのだろうが。
(6)『雨月物語』(53)
恐怖よりも、情緒が勝つ、日本の幽霊。
映像美! 映像美!! なのである。
(7)『3人のゴースト』(88)
傲慢な主人公を改心させるという、ひとのいい? 幽霊。
(8)『トゥルー・ロマンス』(93)
ヴァル・キルマーが演じる、エルビスの幽霊。
主人公クラレンスによる想像上のキャラクターだろうが、敢えて映像化しているところが二重丸。
(9)『さまよう魂たち』(96)
ピーター・ジャクソンが鳴り物入りでハリウッド進出を果たすも、ものの見事に失敗した―そんな作品だが、嫌いじゃない。
複数の幽霊とマイケル・J・フォックスとの、スラップスティックなからみに乗れれば、それなりに楽しめるかと。
(10)『居酒屋ゆうれい』(94)
美人の後妻(山口智子)をもらった主人公(萩原健一)の前に現れる、前妻(室井滋)の幽霊。
室井滋が好演、何度観ても笑える快作。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(7)MONEY!』
・・・ない、と思う。
はっきりと幽霊を見たことがないし、
そもそも自分が住んでいる部屋は「ワケアリ」だったのだが、怪現象いちども起こらないし。
ちゃんとお祓いして入居したからかな~?
ただ二度ほど、「かーちゃんらしきひと」を寝起きで「見かけた」ような気がする。
それが夢だったのか、ホンモノだったのかは分からないのだけれども。
幽霊の怖さは、幽霊そのものではなく、たとえば自分とAさんが居たとして、自分が見えたその幽霊を、Aさんも見えているとはかぎらない―そんなところから生まれるものだとされている。
あぁ分かる分かる。
その逆もイヤといえば、イヤだよね。自分だけ見えないっていう。
「見えないもの」を「見えるようにする」のが、表現の世界の本分。
以下が、自分のなかで印象に残る「映画に登場した幽霊」である。
※広義の意味での、幽霊ね
(1)『アマデウス』(84)
父親の幽霊? に怯えるモーツァルト。
そしてこの時期に創られたオペラが、『ドン・ジョバンニ』とされている。
(2)『女優霊』(96)
映画スタジオに現れる幽霊という設定が抜群。
しかも主演は、柳ユーレイだし笑
このあと、いろんなホラー映画を撮る中田秀夫のデビュー作だが、これがいちばん怖かった。
(3)『シャイニング』(80…トップ画像)
あの双子、立っているだけなのに、なんであんなに怖いのだろうか。
(4)『シックス・センス』(99)
単に怖がらせるだけ、嫌がらせをするためだけに現れるわけじゃないんだ、幽霊って―と思わせた時点で、勝ち。
なかなか秀逸な脚本だったと思うが、シャマラン監督のその後のキャリアを眺め「この作品って、まぐれだったの?」というひとも多く、なんというか、いろんな意味で感慨深い作品である。
(5)『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』(92)
死んだローラやリーランドは(クーパーの)夢のなかで登場するわけで、厳密にいえば幽霊じゃないのだろうが。
(6)『雨月物語』(53)
恐怖よりも、情緒が勝つ、日本の幽霊。
映像美! 映像美!! なのである。
(7)『3人のゴースト』(88)
傲慢な主人公を改心させるという、ひとのいい? 幽霊。
(8)『トゥルー・ロマンス』(93)
ヴァル・キルマーが演じる、エルビスの幽霊。
主人公クラレンスによる想像上のキャラクターだろうが、敢えて映像化しているところが二重丸。
(9)『さまよう魂たち』(96)
ピーター・ジャクソンが鳴り物入りでハリウッド進出を果たすも、ものの見事に失敗した―そんな作品だが、嫌いじゃない。
複数の幽霊とマイケル・J・フォックスとの、スラップスティックなからみに乗れれば、それなりに楽しめるかと。
(10)『居酒屋ゆうれい』(94)
美人の後妻(山口智子)をもらった主人公(萩原健一)の前に現れる、前妻(室井滋)の幽霊。
室井滋が好演、何度観ても笑える快作。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(7)MONEY!』