芸人RGの「あるある」ネタではないが・・・
「世紀の一戦」とか「構想○年」とか、煽りに煽ったものにかぎって、期待値を下回り「がち」であったりする。
アリVS猪木もそうだし、
いってしまえば多くのひとにとっては、先日のボクシング「パッキャオVSメイウェザー」だってそうだったろう。
個人的にはあれはあれで充分に楽しめたが、派手なKO劇を期待していた向きには肩透かしだったにちがいない。
分からないではないけれど、ああいう展開は戦前から予想されていたことだし、凡戦と酷評されるようなひどい試合ではなかったと思う。
ただ、もういちど観たいかと問われれば、「う~~ん…」となってしまうのも事実だが。
わが神スコセッシによる新作映画、『沈黙』の撮影が完了した。
バンザイ!!
それこそ、構想10年の映画である。
何度も企画が上がっては消え、上がっては消え…を繰り返してきた。
時間を要した理由のひとつに「内容的に重くて、地味」というのがあったのだろう、スタジオ側からなかなかOKのサインが出なかった。
スコセッシ自身が「きわめてパーソナルな映画になる」といっているわけで、だからレオくんと組んでスマッシュヒット作を創り、スタジオ側を納得させた。
なんということだ!
世界でも屈指の名監督なのに、スタジオがOKを出さなければ作品を撮れないなんて!!
それでも撮影完了まで漕ぎつけた。
あとはスコセッシが死なないかぎり、本年中に完成、来年には日本に上陸するはずである。
きょうは、現時点で分かっている俳優陣を紹介しておきましょう。
司祭ロドリゴ…アンドリュー・ガーフィールド

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)で頭角を現し、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)では主人公を好演する。
キチジロー…窪塚洋介

ダイブ事故? で一時期は落ち込むが、再浮上。
デビュー時の輝きを取り戻してほしい。
通訳…浅野忠信
渡辺謙の代役として出演。
「彼で、よかった」と思わせる演技を期待。
モキチ…塚本晋也

日本のインディーズを牽引する映画監督。
大のスコセッシ・フリークとしても有名であり、この組み合わせはファンとしても垂涎モノ。
そのほか・・・
加瀬亮、モデル兼女優の小松菜奈、笈田ヨシ、中村嘉葎雄、映画監督SABU、イッセー尾形、
リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーなどなどが「編集でカットされなければ」出演する予定。
果たして「構想○年」の煽りは、プラスに働いてくれるだろうか、あるいは、その逆か。
それは現時点では誰にも分からないが、スコセッシだったらやってくれるはず。
だからもう、今年の残り7ヶ月ちょっとなんて、どうだっていい。
はやく2016年がやってこないかなぁ!!
※あらためて、スコセッシのフィルモグラフィー
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(119)』
「世紀の一戦」とか「構想○年」とか、煽りに煽ったものにかぎって、期待値を下回り「がち」であったりする。
アリVS猪木もそうだし、
いってしまえば多くのひとにとっては、先日のボクシング「パッキャオVSメイウェザー」だってそうだったろう。
個人的にはあれはあれで充分に楽しめたが、派手なKO劇を期待していた向きには肩透かしだったにちがいない。
分からないではないけれど、ああいう展開は戦前から予想されていたことだし、凡戦と酷評されるようなひどい試合ではなかったと思う。
ただ、もういちど観たいかと問われれば、「う~~ん…」となってしまうのも事実だが。
わが神スコセッシによる新作映画、『沈黙』の撮影が完了した。
バンザイ!!
それこそ、構想10年の映画である。
何度も企画が上がっては消え、上がっては消え…を繰り返してきた。
時間を要した理由のひとつに「内容的に重くて、地味」というのがあったのだろう、スタジオ側からなかなかOKのサインが出なかった。
スコセッシ自身が「きわめてパーソナルな映画になる」といっているわけで、だからレオくんと組んでスマッシュヒット作を創り、スタジオ側を納得させた。
なんということだ!
世界でも屈指の名監督なのに、スタジオがOKを出さなければ作品を撮れないなんて!!
それでも撮影完了まで漕ぎつけた。
あとはスコセッシが死なないかぎり、本年中に完成、来年には日本に上陸するはずである。
きょうは、現時点で分かっている俳優陣を紹介しておきましょう。
司祭ロドリゴ…アンドリュー・ガーフィールド

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)で頭角を現し、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)では主人公を好演する。
キチジロー…窪塚洋介

ダイブ事故? で一時期は落ち込むが、再浮上。
デビュー時の輝きを取り戻してほしい。
通訳…浅野忠信
渡辺謙の代役として出演。
「彼で、よかった」と思わせる演技を期待。
モキチ…塚本晋也

日本のインディーズを牽引する映画監督。
大のスコセッシ・フリークとしても有名であり、この組み合わせはファンとしても垂涎モノ。
そのほか・・・
加瀬亮、モデル兼女優の小松菜奈、笈田ヨシ、中村嘉葎雄、映画監督SABU、イッセー尾形、
リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーなどなどが「編集でカットされなければ」出演する予定。
果たして「構想○年」の煽りは、プラスに働いてくれるだろうか、あるいは、その逆か。
それは現時点では誰にも分からないが、スコセッシだったらやってくれるはず。
だからもう、今年の残り7ヶ月ちょっとなんて、どうだっていい。
はやく2016年がやってこないかなぁ!!
※あらためて、スコセッシのフィルモグラフィー
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(119)』