Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

記号論

2015-05-13 05:41:07 | コラム
15年間くらい、同じ格好をしている。

坊主。
10日間に1度、自分で散髪。
風呂場でやっているが、冬はガタガタ震えるし、夏は頭皮が汗ばむのでバリカン入れ難いし、なかなかに難儀なのであった。

アゴヒゲ。
2日に一度、手入れをする。
アゴヒゲの手入れというより、アゴ以外のヒゲを処理する感じ。

ハーフパンツ。
これは20年くらいか。
確認したら、12本持っていた。
これを、季節や気分によって使い分けていくと。
ちゃんとした? 長ズボンは、未だスーツだけである。

これに凝ったTシャツを組み合わせれば、いつもの牧野光永が出来上がる。

友人曰く「50m先で、まっき~だと分かる」。

だからよく、呑み会などの集合場所で「18時、まっき~を目印にして」などといわれる。
大体1番目に到着しているし、冬でもハーフパンツだから、ひじょうに認め易い存在なのだそうだ。

大袈裟にいえば・・・いわゆる記号論、というやつかもしれない。

たとえば大好きなPerfumeは、3人それぞれがいつも同じ髪型・スタイルであることを心がけている。

ショートボブにショートパンツ。



前髪ぱっつんロングにミニスカ。



ポニーテールにワンピース。



という具合に。

見た目で3人のちがいが「はっきりと」分かり、
名前を知らなくても「ほら、あの、前髪ぱっつんの子」で皆が通じるよう意図されたものである。

というわけで極論をいえば、自分のスタイルもPerfumeのようなもの、、、なのだ。たぶん。

まぁナンヤカンヤ理由をつけているが、このスタイルが自分にとって「いちばんしっくりくる」ものだし、周りのひともそう評価しているので、イマサラ変える勇気がないと。


最近、周りでイメチェンが流行しているのか、
ロングの女子がベリーショートにしたり、
意外な子が意外な部位にタトゥーを入れたり、
20年ロン毛だった友人がGIヘアにしたりしたものだから、
なんかとっても新鮮に感じ、あぁ自分はどうだろうかね・・・と一瞬考え、でも前述したようにいろいろと思い返し、結局はこのままで記号論をもっと強固にしてやろうと決意したのだった。





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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『女優の夜』

コメント (2)
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