フリーライターを自称するようになったのは、7年くらい前から、、、だったろうか。
それ以前から鬼畜系の成人誌などで駄文を書かせてもらっていたのだが、自分のなかにルールがあって、
収入の半分以上が原稿料になるまで、ライターとは名乗らない―と決めていたんだ。
アルバイトで稼ぐ給料を、なかなか超えられなくてねぇ、自分はいつライターと名乗ることが出来るのかって悩んだものである。
というわけで、ヒトナミ以上にアルバイトを経験してきた。
し過ぎている、というくらいに。
短期のものも含めれば、履歴書に職歴すべてが収まらないほどに。
つまり、そのくらい面接を受けているということ。
採用されて以降の「使える男なのか、どうか」という問題は置いておくが、不採用にされない自信はある。
ニコニコヘラヘラニタニタした顔なので、基本、第一印象がいいこと。
字がまあまあ巧いので、履歴書をキレイに仕上げられること。
これは実際に、自分を採用してくれたひとから聞いたから自惚れじゃないよ。
某「すき家」では、面接官を担当したこともあるのだが、分からないというか、世界は広いというか、いろんなヤツが居るものだ、、、と半ば呆れることも多かった。
24歳にして初めてのアルバイトだからと、母親がついてきたケース。
母親は店の駐車場で待っていて、面接終了後に菓子折りを渡そうとしてきた。
「―もう採用か不採用か、決めているんでしょう。いま教えてくれませんか」
「いや、お母さん。このあとも面接が控えてますので」
「そのひとの出来で決まるの?」
「まぁ、そうかもしれませんけど、なんともいえません」
「息子は、ぎりぎりのラインですか?」
「どうなんでしょうね~」
「おっしゃい! いますぐに、採用か不採用か、おっしゃい!!」
メンドーだったなぁ苦笑
「あまりにも暇なので、時間潰そうと思って…」と、どこまでも素直に志望動機を語る若造も居た。
そして。
これ「盛った話」ではなく事実なのだが、室内で、エアコンもついていないのに、髪の毛が風で揺れている? と思ったらば、頭部に虫がたかっていた!! というツワモノにも会ったことがある。
ザーメンキチガイ野郎を自称する自分なんか、まだまだ甘ちゃんというわけだ。
ここまでずれていなくとも・・・
たとえば面接に遅刻してきたり、
履歴書の誤り箇所をボールペンでグチャグチャに消していたり、
採用が決まったのに連絡もなしにバックレたりするものは多く、そういうのって信じられない。
遅刻しそうだったら、その時点で面接そのものの辞退を連絡するけどね。
最初っから、イメージは最悪だろうから。
バックレなんて「街で会ったらどうしよう…」とか考えちゃうから、やる勇気もないし。
映画の世界における「面接の達人」といえば、就職面接に「ラリって」登場する『トレインスポッティング』(96)のスパッドで決まりだろう。
おそらくこの映画で、いちばん笑えるシーンである。(トップ画像)
「みなが並んでいるから、ドラッグの売買かと思った」と、バンドメンバーの面接で発する『ザ・コミットメンツ』(91)のオニイチャンも面白かった。
というわけで、今回の初体験シリーズは「初めての面接」。
「初めて」となると、大抵のひとがアルバイトや就職ではなく、学校の入学試験になるのではないか。
自分もそうなので、中学3年時の冬に経験した「すべり止めの高校入試における面接、そのあっと驚く展開」について書くことにする。
つづく。
※『トレインスポッティング』、爽快なラストシーン
主演のユアンは「あまりにもこの映画のことばかりいわれるから、好きじゃない」と語るが、
しょうがないよユアン、そのくらい鮮烈な作品だったのだもの。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(125)』
それ以前から鬼畜系の成人誌などで駄文を書かせてもらっていたのだが、自分のなかにルールがあって、
収入の半分以上が原稿料になるまで、ライターとは名乗らない―と決めていたんだ。
アルバイトで稼ぐ給料を、なかなか超えられなくてねぇ、自分はいつライターと名乗ることが出来るのかって悩んだものである。
というわけで、ヒトナミ以上にアルバイトを経験してきた。
し過ぎている、というくらいに。
短期のものも含めれば、履歴書に職歴すべてが収まらないほどに。
つまり、そのくらい面接を受けているということ。
採用されて以降の「使える男なのか、どうか」という問題は置いておくが、不採用にされない自信はある。
ニコニコヘラヘラニタニタした顔なので、基本、第一印象がいいこと。
字がまあまあ巧いので、履歴書をキレイに仕上げられること。
これは実際に、自分を採用してくれたひとから聞いたから自惚れじゃないよ。
某「すき家」では、面接官を担当したこともあるのだが、分からないというか、世界は広いというか、いろんなヤツが居るものだ、、、と半ば呆れることも多かった。
24歳にして初めてのアルバイトだからと、母親がついてきたケース。
母親は店の駐車場で待っていて、面接終了後に菓子折りを渡そうとしてきた。
「―もう採用か不採用か、決めているんでしょう。いま教えてくれませんか」
「いや、お母さん。このあとも面接が控えてますので」
「そのひとの出来で決まるの?」
「まぁ、そうかもしれませんけど、なんともいえません」
「息子は、ぎりぎりのラインですか?」
「どうなんでしょうね~」
「おっしゃい! いますぐに、採用か不採用か、おっしゃい!!」
メンドーだったなぁ苦笑
「あまりにも暇なので、時間潰そうと思って…」と、どこまでも素直に志望動機を語る若造も居た。
そして。
これ「盛った話」ではなく事実なのだが、室内で、エアコンもついていないのに、髪の毛が風で揺れている? と思ったらば、頭部に虫がたかっていた!! というツワモノにも会ったことがある。
ザーメンキチガイ野郎を自称する自分なんか、まだまだ甘ちゃんというわけだ。
ここまでずれていなくとも・・・
たとえば面接に遅刻してきたり、
履歴書の誤り箇所をボールペンでグチャグチャに消していたり、
採用が決まったのに連絡もなしにバックレたりするものは多く、そういうのって信じられない。
遅刻しそうだったら、その時点で面接そのものの辞退を連絡するけどね。
最初っから、イメージは最悪だろうから。
バックレなんて「街で会ったらどうしよう…」とか考えちゃうから、やる勇気もないし。
映画の世界における「面接の達人」といえば、就職面接に「ラリって」登場する『トレインスポッティング』(96)のスパッドで決まりだろう。
おそらくこの映画で、いちばん笑えるシーンである。(トップ画像)
「みなが並んでいるから、ドラッグの売買かと思った」と、バンドメンバーの面接で発する『ザ・コミットメンツ』(91)のオニイチャンも面白かった。
というわけで、今回の初体験シリーズは「初めての面接」。
「初めて」となると、大抵のひとがアルバイトや就職ではなく、学校の入学試験になるのではないか。
自分もそうなので、中学3年時の冬に経験した「すべり止めの高校入試における面接、そのあっと驚く展開」について書くことにする。
つづく。
※『トレインスポッティング』、爽快なラストシーン
主演のユアンは「あまりにもこの映画のことばかりいわれるから、好きじゃない」と語るが、
しょうがないよユアン、そのくらい鮮烈な作品だったのだもの。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(125)』