きちがいぴえ「ろ」→「ろ」しあんるーれっと(ロシアン・ルーレット)
罰ゲームで「とんぼ」を喰わされたことがある。
小学生のころの話ね。
羽の部分はさすがに気持ち悪く「ここだけは勘弁してくれ」と泣きつき、羽はもぎ取った。
さらに「ナマ」の状態だと腹を壊しそうだったので「炙って」いただくことにした。
・・・へ?
美味い??
そう、俄かに信じがたいが、とっても美味だった。
こりこりした食感で、なんというかシナチクみたい。
あいつら、ずっと飛んでいるために筋力が異常に発達しているから、、、なのかもしれない。
また、別の罰ゲームではボトルの「モンダミン」を一気飲みしたことがある。
マウスウォッシュのことね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/76/b1252cc941c448e8f6533f37ede1314d.jpg)
19歳のころかな。
体内がスースーするだけかなと余裕ぶっこいていたが、数時間後に悪夢がやってきた。
ほとんど水のようなウンチが延々と出てくるため、トイレに篭城することになったのである。
「洗浄」液なんだから、当然の結果なのだけれども。。。
ふたつとも失笑必至の馬鹿エピソードだが、さすがにロシアンルーレットはやったことがない。
当たり前だ、わが国はそれが出来るほど気軽に銃を手に出来ないし、それが出来たとしたら自身が死んでいる可能性も高いわけだし。
リボルバー型の拳銃に1発だけ弾薬を装填、こめかみに当てて引き金を引く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/72/338e9b9f61625913dfdcef861360662f.jpg)
不発であれば勝ち、つまり生き残れるが、そうでなければ負け、つまり死が待っている―という、恐ろしいゲーム。
発祥はロシアとされているが、「されている」というだけで、実際はどうだか分からないらしい。
この危険な遊びを描いた映画で最も有名なものが、78年の傑作『ディア・ハンター』である。
ベトナム戦争に徴兵された3人―マイケル(ロバート・デ・ニーロ)とニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーブン(ジョン・サヴェージ)―は捕虜となり、ベトナム軍による最高の暇つぶし「ロシアンルーレット」の生贄となってしまう。
発狂寸前のスティーブンに比べれば冷静に見えたニックだが、しかし彼はすでに精神が崩壊していた。
マイケルの逆襲により3人は脱出することに成功、しかしマイケルはニックを見失ってしまう。
数年後にふたりは再会、しかしニックは「あのころのニック」ではなく、ロシアンルーレットの「プレイヤー」として、死と隣り合わせの日常を送っていたのだった・・・。
皮肉な話だが、ベトナム戦争を描いた映画は傑作が多い。
自分の3傑は『地獄の黙示録』(79)、『フルメタル・ジャケット』(87)、そして『ディア・ハンター』である。
前半に記した自分の罰ゲームの話が不謹慎!! にも感じられる衝撃の映画だが、公開当時は「ベトナム軍側の描きかたが差別的であり、偏見に満ち満ちている」という批判があがったらしい。
たしかにそうなのだろうが、戦場においては狂気こそが正気となるのであろうし、どこの国がどうこうというのではなく、「あってもおかしくはない」フィクションとして、ひじょうに見応えのある作品に仕上がっていると思う。
※重く、つらい話を包む美しい旋律。
きょうは、村治佳織のバージョンで。
次回のしりとりは・・・
ろしあんるーれっ「と」→「と」ーたるりこーる。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『記号論』
罰ゲームで「とんぼ」を喰わされたことがある。
小学生のころの話ね。
羽の部分はさすがに気持ち悪く「ここだけは勘弁してくれ」と泣きつき、羽はもぎ取った。
さらに「ナマ」の状態だと腹を壊しそうだったので「炙って」いただくことにした。
・・・へ?
美味い??
そう、俄かに信じがたいが、とっても美味だった。
こりこりした食感で、なんというかシナチクみたい。
あいつら、ずっと飛んでいるために筋力が異常に発達しているから、、、なのかもしれない。
また、別の罰ゲームではボトルの「モンダミン」を一気飲みしたことがある。
マウスウォッシュのことね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/76/b1252cc941c448e8f6533f37ede1314d.jpg)
19歳のころかな。
体内がスースーするだけかなと余裕ぶっこいていたが、数時間後に悪夢がやってきた。
ほとんど水のようなウンチが延々と出てくるため、トイレに篭城することになったのである。
「洗浄」液なんだから、当然の結果なのだけれども。。。
ふたつとも失笑必至の馬鹿エピソードだが、さすがにロシアンルーレットはやったことがない。
当たり前だ、わが国はそれが出来るほど気軽に銃を手に出来ないし、それが出来たとしたら自身が死んでいる可能性も高いわけだし。
リボルバー型の拳銃に1発だけ弾薬を装填、こめかみに当てて引き金を引く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/72/338e9b9f61625913dfdcef861360662f.jpg)
不発であれば勝ち、つまり生き残れるが、そうでなければ負け、つまり死が待っている―という、恐ろしいゲーム。
発祥はロシアとされているが、「されている」というだけで、実際はどうだか分からないらしい。
この危険な遊びを描いた映画で最も有名なものが、78年の傑作『ディア・ハンター』である。
ベトナム戦争に徴兵された3人―マイケル(ロバート・デ・ニーロ)とニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーブン(ジョン・サヴェージ)―は捕虜となり、ベトナム軍による最高の暇つぶし「ロシアンルーレット」の生贄となってしまう。
発狂寸前のスティーブンに比べれば冷静に見えたニックだが、しかし彼はすでに精神が崩壊していた。
マイケルの逆襲により3人は脱出することに成功、しかしマイケルはニックを見失ってしまう。
数年後にふたりは再会、しかしニックは「あのころのニック」ではなく、ロシアンルーレットの「プレイヤー」として、死と隣り合わせの日常を送っていたのだった・・・。
皮肉な話だが、ベトナム戦争を描いた映画は傑作が多い。
自分の3傑は『地獄の黙示録』(79)、『フルメタル・ジャケット』(87)、そして『ディア・ハンター』である。
前半に記した自分の罰ゲームの話が不謹慎!! にも感じられる衝撃の映画だが、公開当時は「ベトナム軍側の描きかたが差別的であり、偏見に満ち満ちている」という批判があがったらしい。
たしかにそうなのだろうが、戦場においては狂気こそが正気となるのであろうし、どこの国がどうこうというのではなく、「あってもおかしくはない」フィクションとして、ひじょうに見応えのある作品に仕上がっていると思う。
※重く、つらい話を包む美しい旋律。
きょうは、村治佳織のバージョンで。
次回のしりとりは・・・
ろしあんるーれっ「と」→「と」ーたるりこーる。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『記号論』