Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別篇(8)KNIFE!

2015-05-05 05:47:19 | コラム
手先は器用ではない。
「超」のつく不器用といっていいだろう。

それは昔っからであり、たとえば小学校の家庭科の時間、いつまで経っても針に糸を通せなかった。

現在でも・・・
まぁ滅多に料理はしないが、したとして、包丁の使いかたがひじょうに危なっかしい。

先日も「よかれと思って」ハニーの手伝いをしようと包丁を持ったのに、「かえって足手まといになるから、座っていて」といわれ、ちょっとションボリしてしまったよ。

だから。
もし、ひとを殺さなければならなくなった場合、ナイフではなく銃を持ちたい。

・・・って、いやいや、ナイフでひとを刺す自信がないものは、銃を持ってもターゲットに向って弾丸を放てないでしょうよ。


というわけで、自分は殺し屋に向いていない。

祝日に物騒な内容でごめんなさい。
以下は、映画のなかで登場した「印象的なナイフ」の10傑。


※広義の意味におけるナイフとする。つまり、短刀や包丁と呼ばれるものも含まれる。


(1)『グッドフェローズ』(90)

冒頭―トランクに押し込められたバッツが「まだ」生きていたことを知ったトミー(ジョー・ペシ)は、ナイフでメッタ刺しにする。

公開前の試写でこの映像が流れたとき、何人もの客が席を立ったそうである。

まぁ、分からなくもない笑

(2)『荒野の七人』(60…トップ画像)

ナイフ投げの名人ブリットを演じるのは、ジェームズ・コバーン。

(3)『コミック雑誌なんかいらない!』(86)

豊田商事会長刺殺事件の犯人を、ビートたけしが怪演。

これは、ほんとうに怖かった。

(4)『カルネ』(91)

娘の初潮を強姦被害と勘違いした父親が、男を刺す。

細かい描写はさけるが、その刺しかたがすごいし、エグい。

(5)『愛のコリーダ』(76)

切られるほうはもちろん、切るほうだって命がけだったろう。



ふたりの関係性を、ちょっと羨ましいと感じたのは自分だけではないはず。

オオシマは、観客がそう思うように描いているのだから。

(6)『キャリー』(76)

娘を支配していた母親は、最後の最後で娘に復讐される。

愛憎の「愛」はなく、憎しみだけが向けられるナイフの刃は、さぞ痛かろう。

(7)『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)

その「おとぼけ」具合が個性だったのに、
アクセル(エディ・マーフィー)の影響だろうか、ヒロイズムに憧れ、銃器やナイフを集め始めるビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)。

「ビリー、なんだそれは」
「なにが?」
「ナイフなんか持って」
「護身用だよ」
「変わったな、お前は」

(8)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)

ナイフ投げでショウを見せるデイ=ルイス様と、的になるキャメロン嬢。



(9)『シリアル・ママ』(94)

包丁だけでなく、ハサミだって凶器になる。



(10)『用心棒』(61)

短刀を投げてくるとは、思わなかったのだろうね。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『黄金週間特別篇(9)FOREST!』

コメント (2)
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