手先は器用ではない。
「超」のつく不器用といっていいだろう。
それは昔っからであり、たとえば小学校の家庭科の時間、いつまで経っても針に糸を通せなかった。
現在でも・・・
まぁ滅多に料理はしないが、したとして、包丁の使いかたがひじょうに危なっかしい。
先日も「よかれと思って」ハニーの手伝いをしようと包丁を持ったのに、「かえって足手まといになるから、座っていて」といわれ、ちょっとションボリしてしまったよ。
だから。
もし、ひとを殺さなければならなくなった場合、ナイフではなく銃を持ちたい。
・・・って、いやいや、ナイフでひとを刺す自信がないものは、銃を持ってもターゲットに向って弾丸を放てないでしょうよ。
というわけで、自分は殺し屋に向いていない。
祝日に物騒な内容でごめんなさい。
以下は、映画のなかで登場した「印象的なナイフ」の10傑。
※広義の意味におけるナイフとする。つまり、短刀や包丁と呼ばれるものも含まれる。
(1)『グッドフェローズ』(90)
冒頭―トランクに押し込められたバッツが「まだ」生きていたことを知ったトミー(ジョー・ペシ)は、ナイフでメッタ刺しにする。
公開前の試写でこの映像が流れたとき、何人もの客が席を立ったそうである。
まぁ、分からなくもない笑
(2)『荒野の七人』(60…トップ画像)
ナイフ投げの名人ブリットを演じるのは、ジェームズ・コバーン。
(3)『コミック雑誌なんかいらない!』(86)
豊田商事会長刺殺事件の犯人を、ビートたけしが怪演。
これは、ほんとうに怖かった。
(4)『カルネ』(91)
娘の初潮を強姦被害と勘違いした父親が、男を刺す。
細かい描写はさけるが、その刺しかたがすごいし、エグい。
(5)『愛のコリーダ』(76)
切られるほうはもちろん、切るほうだって命がけだったろう。
ふたりの関係性を、ちょっと羨ましいと感じたのは自分だけではないはず。
オオシマは、観客がそう思うように描いているのだから。
(6)『キャリー』(76)
娘を支配していた母親は、最後の最後で娘に復讐される。
愛憎の「愛」はなく、憎しみだけが向けられるナイフの刃は、さぞ痛かろう。
(7)『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)
その「おとぼけ」具合が個性だったのに、
アクセル(エディ・マーフィー)の影響だろうか、ヒロイズムに憧れ、銃器やナイフを集め始めるビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)。
「ビリー、なんだそれは」
「なにが?」
「ナイフなんか持って」
「護身用だよ」
「変わったな、お前は」
(8)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
ナイフ投げでショウを見せるデイ=ルイス様と、的になるキャメロン嬢。
(9)『シリアル・ママ』(94)
包丁だけでなく、ハサミだって凶器になる。
(10)『用心棒』(61)
短刀を投げてくるとは、思わなかったのだろうね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(9)FOREST!』
「超」のつく不器用といっていいだろう。
それは昔っからであり、たとえば小学校の家庭科の時間、いつまで経っても針に糸を通せなかった。
現在でも・・・
まぁ滅多に料理はしないが、したとして、包丁の使いかたがひじょうに危なっかしい。
先日も「よかれと思って」ハニーの手伝いをしようと包丁を持ったのに、「かえって足手まといになるから、座っていて」といわれ、ちょっとションボリしてしまったよ。
だから。
もし、ひとを殺さなければならなくなった場合、ナイフではなく銃を持ちたい。
・・・って、いやいや、ナイフでひとを刺す自信がないものは、銃を持ってもターゲットに向って弾丸を放てないでしょうよ。
というわけで、自分は殺し屋に向いていない。
祝日に物騒な内容でごめんなさい。
以下は、映画のなかで登場した「印象的なナイフ」の10傑。
※広義の意味におけるナイフとする。つまり、短刀や包丁と呼ばれるものも含まれる。
(1)『グッドフェローズ』(90)
冒頭―トランクに押し込められたバッツが「まだ」生きていたことを知ったトミー(ジョー・ペシ)は、ナイフでメッタ刺しにする。
公開前の試写でこの映像が流れたとき、何人もの客が席を立ったそうである。
まぁ、分からなくもない笑
(2)『荒野の七人』(60…トップ画像)
ナイフ投げの名人ブリットを演じるのは、ジェームズ・コバーン。
(3)『コミック雑誌なんかいらない!』(86)
豊田商事会長刺殺事件の犯人を、ビートたけしが怪演。
これは、ほんとうに怖かった。
(4)『カルネ』(91)
娘の初潮を強姦被害と勘違いした父親が、男を刺す。
細かい描写はさけるが、その刺しかたがすごいし、エグい。
(5)『愛のコリーダ』(76)
切られるほうはもちろん、切るほうだって命がけだったろう。
ふたりの関係性を、ちょっと羨ましいと感じたのは自分だけではないはず。
オオシマは、観客がそう思うように描いているのだから。
(6)『キャリー』(76)
娘を支配していた母親は、最後の最後で娘に復讐される。
愛憎の「愛」はなく、憎しみだけが向けられるナイフの刃は、さぞ痛かろう。
(7)『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)
その「おとぼけ」具合が個性だったのに、
アクセル(エディ・マーフィー)の影響だろうか、ヒロイズムに憧れ、銃器やナイフを集め始めるビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)。
「ビリー、なんだそれは」
「なにが?」
「ナイフなんか持って」
「護身用だよ」
「変わったな、お前は」
(8)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
ナイフ投げでショウを見せるデイ=ルイス様と、的になるキャメロン嬢。
(9)『シリアル・ママ』(94)
包丁だけでなく、ハサミだって凶器になる。
(10)『用心棒』(61)
短刀を投げてくるとは、思わなかったのだろうね。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(9)FOREST!』