人気児童文学作家の梨屋アリエさんが、ブログで俳句を始めたこと、句会形式の講座に通われたことを数回に分けて書いてらっしゃいました。
これが、とてもおもしろくって!
そして、俳句を始めた方が感じるだろうなということをとても、うまく表現されていて!
ご連絡をさせていただき、了解を得て、その文面を、先日私が幹事をしている句会でみなさんに読んでいただきました。(梨屋アリエさんで検索すれば、ブログは見つかると思います。無断でリンクを貼るのは失礼なので)
そして、先月から入った方、終わったあとに、「あれ、すごくよくわかりました。ホントに『季語って〈季語になる〉もんなんですね」とか、言われ、いろいろ話題にもなり。
梨屋アリエさん、ありがとうございました!!
季語とは、俳句とは、っていうのは簡単に答えを出せることではなく、句会を重ねて身にしみこんでいくようなものかなと思っているのですが、時々立ち止まって、考えることも必要。
そのためには、出ている句会がその人に合っているかどうかというのも大事だと思います。いろいろですからね。その見極めは、その句会に出た俳句の中に「いいな」「こういう句を作りたい」と思った句が出ているかどうか。かな。
俳句を始めた当初、「童子」の句会はとても活気があって、「こういう句、作りたい!」というのがたくさんありました。
ケンタッキーおぢさんと春惜しみけり 辻 桃子
キャンプファイヤー杉山くんは火の向かう しの緋路
野遊や赤子の口に箸入れて 安部元気
などなどなどなど。私も、
2m×3m耕せり 北柳あぶみ
なんて、作って。
20年以上たって、句の傾向は変わってはきているけど、「童子」のモットーである「俳句って、楽しい」を忘れずやっていきたいなと、改めて思ったことでした。仕事でやるわけでもない。楽しまなくっちゃ。楽しみながら、日本語のよさを表現の楽しさを感じる。(難しさもだけど、それも楽しめるかどうかが大事)
楽しいって、どういうことなのかなとかも考えちゃったりしますけど。
楽しいだけのことなんてないだろうなとも思ったり。
いろいろですけどねっ。