残花から余花へ 2022年04月28日 | 自然観察 北東北と東京は季節が一ヶ月違います。 先週桜満開の岩手からもどったら、すっかり葉桜になっていました。 でもこんなふうに、ほんの少し花が残っています。季語では、残花。残る花。 これが、立夏(5月6日くらい)をすぎて、このようにある場合は「余花」。好きな季語のひとつです。同じ状態でも、残花は春の季語。余花は夏の季語というわけです。 藤の花も、もう終わりかけています。 『家守神』シリーズの中のお藤さんは、この藤の花が描かれた花瓶から抜け出る人(?)。藤の模様の着物を着ています。近所にあるこの藤棚、書くためによく見にきました。