実は、これ、お隣に成ったワタです。
うちでいただいた種を半分さしあげたのです。うちは、花は咲いたけど、まだ実になってない・・。
この状態を、季語で「棉吹く」「桃吹く」。棉の文字は、綿吹くとなっている歳時記もあります。
採取された状態は、もう綿でいいのか?
これから糸にするって、すごいですね。
私は子どもの頃に、世界文学全集で「アンクルトムズケビン」を読んで、黒人奴隷が綿の畑で労働していたという知識ができました。物語としては、どんなんだったか。
と思い調べたら、トムは奴隷として辛く、悲しい生涯だったようです。そして、今、アメリカでは、「アンクルトム」というと、「白人に媚びを売る」という蔑称的な言い回しになってるとか。
南北分裂の危機の時期に出版されたため、アンチ本(白人の元で幸せに暮らす黒人の物語)も出版されたとか、なかなか面白いです。南北戦争のきっかけになったとも言えると・・。リンカーンが、作者ストウ夫人にあったときは、「あなたがこの大きな戦争を起こした小さな夫人ですね」」といったそうです。
トムが最初にいた白人から売られて、転々と主人が変わるのですが、その一人が綿栽培をしていた農場主だったみたい。そこが印象に残ってるわたしって・・。今ネットで、そのあらすじを見て、そういう話だったかになってます。
こちら が詳しかったです。赤をクリックすると、サイトに飛びます。
こんなことをつらつら調べると、子どもの頃に読む本は、全てを理解できる必要はないのではとも思いますね。何か印象に残り、大人になってから再読して、こういうことだったのか、こういう背景だったのかと思うのもよし。