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fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

アップデートが、大変です

2024年01月29日 | 日記
 もともと英語、カタカナ語が苦手なため、翻訳本では、登場人物の名前が頭の中で定着しません。その程度なら問題ないのですが、いよいよ、世間で話題になる言葉に追いつくのが大変になってきています。

 児童文学を読むのは、未来を作る子どもたちですから、古い概念のままではいられません。
 わかりやすいのは、SDGs。LGBTQ。
 『ファミリーマップ』を書くときに、本も数冊読み、知り合いの人を思い浮かべ、考えた結論は、人それぞれ違う。でした。Lとか、Bとか区分はなんとかできても、その中でもいろいろです。かつ、性格はまた違う。素敵な人もいれば、はっきりいってやなやつもいます。

 あと最近よく言われるのが、「ルッキズムにならないよう」ということ。見た目で判断しないということですね。
 でも、文庫などイケメンキャラがだいたい登場しますし、見た目の描写は必須なので、苦労します。類型的にならないようにしなくては。

 さらに、ノンバイナリーとか、アセクシャルとか、シスとかヘテロとか、うーん。
 10年前と今ではがらりと違うので、10年後も、また違うでしょう。
 こちらの記事を読んでへえと思いましたが、この記事だって、数年前だ! 赤をクリックすると、サイトへ飛びます。
 ぬいぐるみを、ゲイという設定にするなんて、思いもつかなかった。
 子どものおままごとも、変化するかもしれません。もうしてる?



散歩途中のお宅の金柑。