fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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アメリカの若者達の抵抗運動

2024年05月02日 | 日記
 アメリカの大学で、学生達がイスラエルのガサ地区への攻撃に反対して立てこもりをし、逮捕されている記事が流れてきました。アメリカはイスラエルに莫大な援助をしています。
 このところ、わたしはベトナム戦争のドキュメンタリーを観てますが、あの頃も、アメリカでは反対運動が起きていました。ドキュメンタリーには、そこもしっかり記録されています。戦地からもどった兵士は英雄ではなく冷たい視線にさらされたと証言もしています。
 でも政府はその声を無視して、自分達は正しいことをしているのだと、攻撃をやめませんでした。
 ケネディ、ジョンソン、ニクソン、3人もの大統領が関わっています。
 ドキュメンタリーには、これでもかというほど、死体が出てきます。映画ではなく現実です。
 ここで戦っている兵士が、自分の子どもだったら、孫だったらといつも考えてしまいます。
 
 ドキュメンタリーを観ていると、莫大の量の兵器が作られたことがわかります。戦闘機も爆薬、銃も。それで儲かっている軍事産業があるのです。昨夜の報道では、学生に立てこもりをやめないと、退学にすると。そして大学はその兵器を作っている企業から献金を受けていると。
『ねんどのかみさま』という絵本の主人公は、戦争で親を失い、戦争を憎んでいたのに、成長し、兵器を作る会社の社長になります。
 なぜ、こんなことを繰り返すのか。
 私達はどうしたらいいのか。わかりません。

ベトナムの軍事博物館にあった平和のモニュメント

 さて、日本にはそんなアメリカの基地が三カ所もあります。
 日米安保条約で日本を守るため? 
 基地がなかったら、ロシアや北朝鮮や中国に侵略されるのでしょうか。私にはわかりません。