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◎2011年12月17日(土)
<鳥居地峠駐車場(7:02)……高座山(7:40)……杓子山(8:44~8:55)……鹿留山(9:27~9:35)……立ノ塚峠(10:19)……内野(11:00)……鳥居地峠(11:42)>
この時期になると、雪の富士山を見たくなる。一昨年のこの時期に、御正体山と石割山に行ってきた。残念ながら、曇り空の、何とも冴えない富士山となってしまったが、以来、次に見に行く際は杓子山からと決めていた。当初、石割山からの縦走を想定したりもしたが、家から近場で行ける山域でもないし、さらに長時間の歩きとなると自信がない。石割山含みはあっさりとやめにし、杓子山だけを歩くことにした。
(忍野の赤富士。時間的に少し遅かったか。時刻は6時50分)
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(鳥居地峠)
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4時半に家を出た。忍野村に入ると、赤富士がきれいに見えた。しかも無風。幸先がいい。今回はハイキングコースを歩く。どうせだからと、I男とK女にも声をかけてみたが、両者ともに、お気の毒に、土曜日はお仕事とのこと。2人の都合を聞いて、先延ばしをしないで正解だったようだ。鳥居地峠の駐車場には車が1台もなかった。気温は-4℃。手袋をしないでは歩けない。ザックには、ホカロンだのアイゼン、上下の防寒着と、冬用の装備品がやたらと入っているのでいつもよりも重い。しかし、雪の気配はまったくない(結局、最後まで、コースには雪の欠片も付いてはいなかった)。林道を進み、下を見ると、車が1台上がって来るのが見えた。歩いていくうちに、間もなくゼーゼーしてしまった。長距離ドライブでタバコを吸いすぎてしまったようだ。しばらくはニコチンとの戦いだな。
(カヤトの中の歩きから振り返る)
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(高座山)
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「これより杓子山登山道コース」の案内。林道から離れる。ここにも駐車スペースがある。ハイキングコースは広く整備されている。広いカヤトの中の気持ちのいい登りがしばらく続く。振り向くと富士山。裾野の平原は北富士演習場だろう。あんなものは見たくもないが、こんな間近から、丸見えの富士山を眺める限りは、嫌でも目に付く。やがて次第に傾斜が増してきた。目の前にあるのは高座山か。霜柱でザクザクと音がする。正直のところ、もうきつくなった。ハイカーが一人、カヤトの中を歩いて来る。さっきの車の方だろう。
(高座山山頂)
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高座山直下には、岩場ではないが、ロープが続いていた。崩壊気味な急斜面になっている。今のように、気温が零下だから固まっていていいが、高くなったら、ドロドロになって滑るだろう。高座山到着。三角点があった。ここからの富士山もいいが、木が邪魔になる。じっとしていると寒く、早々に杓子山に向かう。雑木の中を下る。目の前の山が杓子山のような気がするが、感覚的に近すぎる。ここから1時間もかからないで行けそうだ。おそらく、手前のピークだろう。
(感じのいいハイキングコース)
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(大権首峠)
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少し下って、上りになる。ロープが出てきたと思ったら、ここのところ改めて嫌いになってしまった岩場になる。大したものではないが、通過する時は、やはり恐い。送電線鉄塔を越え、また下る。峠に出た。「大権首(おおざす)峠」の道標があった。車でも入って来られそうな林道が入り込んでいる。さて、この峠の名前の「権」の字、昭文社マップでは「榷」が使われている。初めて見る漢字だ。道標は「権」だが、正確には「榷」なのだろう。それはさておき、道標には、峠から「杓子山30分」と記されていた。標高差は270m。そんなに早く着けるのだろうか。林道を行き、案内に従って、右の尾根に付く。パラグライダーだかハンググライダー基地の脇を通る。また富士山が見えるようになった。
(杓子山への道)
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(山中湖が見えてきた)
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尾根歩きがしばらく続く。右手に富士山を眺めながらの歩きだから、気分はいいが、富士山そのものが、固定したまま、他の顔を出さないから、気分的に、いささか見飽きるようになりつつある。つまり、裾野から山頂まで、どこから見ても同じ。これでは、石割山から眺めても同じようなものだろうか。そんな気分になっていたら、ようやく、山中湖が見えてきた。こういう景色の変化がないと、富士山見物もおもしろくない。だらだらした道が続く。尾根を直登せずに、巻いていく。尾根を直に歩いてみたが、急で、すぐその先で巻き道に合流する。おとなしく、巻き道を辿った方が無難だろう。なかなか山頂に着かない。ニセピークらしき高みがいくつもある。ロープがあった。ようやく山頂か。
(杓子山山頂)
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(杓子山から富士山)
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山頂が見えていた。そこには、後ろ姿で、こちらにおしりを向けた女性が立っていた。誤解のないように。ズボンは履いている。おそらく、富士山をバックに写真でも撮っているのであろう。撮影に手間取っているのか、女性がなかなか動かない。しばらく、待たされて、ようやく山頂に出た。予想通り、カップルがいた。自分とは反対側から来たのだろう。山頂からの富士山は見事だ。さえぎるものがない。そして、右手には南アルプスの白い山々。一番高いのが北岳か。左手には石割山のある山塊。残念ながら、北方面の展望はない。三角点があり、鐘があり、石祠もある。石祠は真新しく、年代物ではないだろう。しばらく富士山を眺め入った。
(杓子山と南アルプスの山々)
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隣の鹿留山に向かう。展望はあまり期待できないようだ。この尾根筋の歩き、右手に見えている富士山展望が素晴らしかった。幾分、ヤセ尾根、岩場の部分もあり、左の北側には、陽があたらないためか、雪が残っている。正面に鹿留山が見えている。この尾根筋をずっと行くと、立ノ塚峠、二十曲峠を経て石割山に至る。鹿留山は、このルートから少し外れてオプションのコースになる。とはいっても、往復20分程度だから、行っても損はない。
(鹿留山山頂)
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鹿留山の山頂は平地になっているわりには展望がない。三角点があるだけのピーク。樹間越しに御正体山が見えた。休んで菓子パンを食べた。この先どうするか、石割山まで行ってもいいのだが、富士山が見えるという条件を除けば、里山の風情である。だらだらと行っても、同じような富士山の姿を見るだけだろう。戻るのもなんだし、立ノ塚峠から忍野に下りることにしよう。出発前に、用足しをしようと思い、だれもいない山頂、ズボンのチャックを下ろして構えに入った。すると、チャリンチャリンと鈴の音が聞こえた。慌てて、戻した。出来なかった。オッサンが1人上がって来た。
(御正体山)
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(石割山方面。どれが石割山か特定できず)
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合流に戻り、再び尾根筋を南下する。長く感じる下りだった。ロープのある岩場が続く。先には、特定はできないが、尾根形からして、あれが石割山だろうか。ここから見る限り、特徴のある山には思えない。本音を言えば、自分には、これくらいの里山なら、北関東の、人があまり入らないような里山の方が面白いと思った。コースの道も広くて、整備されているのにこしたことはないが、何となく味気のないコースが続く。富士山の存在がなかったら、歩き続けるのがつらくなるかもしれない。今度は、左手に御正体山がはっきりと見えた。自分には、せめてあれくらい離れた方から望む富士山の方が好みだ。
(途中から富士山。アクセントを付けたつもりだが、下に付けないとダメだな)
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(立ノ塚峠)
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急な下りが続く。まだか、まだかと思いながらも、富士山は次第に見えなくなってきた。ようやく立ノ塚峠に着いた。その間にオッサン1人と出会った。今日は、歩く人が少ないのか、4人と会っただけ。時間帯が早過ぎなのだろうか。林道が峠まで来ている。林道伝いに下る。荒れていて、峠までは車では無理なようだ。富士山は見えなくなった。植林帯が続き、日陰の中をずっと歩き、寒い。林道が縦横に走っている。少なくとも、4本と合流した。日なたを見つけ、ようやく、タバコを吸って休んだ。意外に静かな山だ。はずれの民家に着いた。また、正面に富士山が見えてきた。
(林道を下る。陽があたらないので寒い)
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(途中で見た石仏)
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(鳥居地峠に戻る。峠の先にも車が5台くらいあった)
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林道から車道に移る。内野に着くと、バス停、鳥居地峠の案内板が出てきた。道路沿いには、道祖神、先祖代々の墓、山の神、十三夜塔、石仏が置かれている。舗装道を歩いていても飽きることはないが、足が痛くなってきた。ようやく鳥居地峠に着いた。車は10台以上になっていた。さっき、抜いて行った練馬ナンバーの所有者が、オレの到着を待っていたのだろうか、やって来て、「杓子山までは行くつもりはないが、富士山を見たくてやって来た。ここからなら、どこに行けばいいのか」と聞いてきたから、「杓子山の方に30分も歩けば、富士山がきれいに見えますよ」と答えておいた。ご夫婦で、登山靴ははいていたから、絶景の富士山は見られたはずだ。
(自分にはこんな富士山がいい。鳥居地峠の手前で)
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今回の富士山見物、結論から言うと、確かに、富士山はよく見えた。ただ、裾野から丸見えの富士山もいいが、やはり、ある程度の距離を置き、足元が見えない富士山の方が、自分には好みだなとつくづく思った次第である。歩いて来た道を車で戻り、東屋のあるところで、富士山を眺めながら、ラーメンをつくって食べた。矛盾した話だが、丸見え富士は、何とも名残惜しい富士山像でもある。
(花の都公園付近から見た杓子山。別に杓子の形ではないが)
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※記事の性質上、富士山画像が多くなってしまった。
<鳥居地峠駐車場(7:02)……高座山(7:40)……杓子山(8:44~8:55)……鹿留山(9:27~9:35)……立ノ塚峠(10:19)……内野(11:00)……鳥居地峠(11:42)>
この時期になると、雪の富士山を見たくなる。一昨年のこの時期に、御正体山と石割山に行ってきた。残念ながら、曇り空の、何とも冴えない富士山となってしまったが、以来、次に見に行く際は杓子山からと決めていた。当初、石割山からの縦走を想定したりもしたが、家から近場で行ける山域でもないし、さらに長時間の歩きとなると自信がない。石割山含みはあっさりとやめにし、杓子山だけを歩くことにした。
(忍野の赤富士。時間的に少し遅かったか。時刻は6時50分)
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(鳥居地峠)
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4時半に家を出た。忍野村に入ると、赤富士がきれいに見えた。しかも無風。幸先がいい。今回はハイキングコースを歩く。どうせだからと、I男とK女にも声をかけてみたが、両者ともに、お気の毒に、土曜日はお仕事とのこと。2人の都合を聞いて、先延ばしをしないで正解だったようだ。鳥居地峠の駐車場には車が1台もなかった。気温は-4℃。手袋をしないでは歩けない。ザックには、ホカロンだのアイゼン、上下の防寒着と、冬用の装備品がやたらと入っているのでいつもよりも重い。しかし、雪の気配はまったくない(結局、最後まで、コースには雪の欠片も付いてはいなかった)。林道を進み、下を見ると、車が1台上がって来るのが見えた。歩いていくうちに、間もなくゼーゼーしてしまった。長距離ドライブでタバコを吸いすぎてしまったようだ。しばらくはニコチンとの戦いだな。
(カヤトの中の歩きから振り返る)
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(高座山)
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「これより杓子山登山道コース」の案内。林道から離れる。ここにも駐車スペースがある。ハイキングコースは広く整備されている。広いカヤトの中の気持ちのいい登りがしばらく続く。振り向くと富士山。裾野の平原は北富士演習場だろう。あんなものは見たくもないが、こんな間近から、丸見えの富士山を眺める限りは、嫌でも目に付く。やがて次第に傾斜が増してきた。目の前にあるのは高座山か。霜柱でザクザクと音がする。正直のところ、もうきつくなった。ハイカーが一人、カヤトの中を歩いて来る。さっきの車の方だろう。
(高座山山頂)
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高座山直下には、岩場ではないが、ロープが続いていた。崩壊気味な急斜面になっている。今のように、気温が零下だから固まっていていいが、高くなったら、ドロドロになって滑るだろう。高座山到着。三角点があった。ここからの富士山もいいが、木が邪魔になる。じっとしていると寒く、早々に杓子山に向かう。雑木の中を下る。目の前の山が杓子山のような気がするが、感覚的に近すぎる。ここから1時間もかからないで行けそうだ。おそらく、手前のピークだろう。
(感じのいいハイキングコース)
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(大権首峠)
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少し下って、上りになる。ロープが出てきたと思ったら、ここのところ改めて嫌いになってしまった岩場になる。大したものではないが、通過する時は、やはり恐い。送電線鉄塔を越え、また下る。峠に出た。「大権首(おおざす)峠」の道標があった。車でも入って来られそうな林道が入り込んでいる。さて、この峠の名前の「権」の字、昭文社マップでは「榷」が使われている。初めて見る漢字だ。道標は「権」だが、正確には「榷」なのだろう。それはさておき、道標には、峠から「杓子山30分」と記されていた。標高差は270m。そんなに早く着けるのだろうか。林道を行き、案内に従って、右の尾根に付く。パラグライダーだかハンググライダー基地の脇を通る。また富士山が見えるようになった。
(杓子山への道)
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(山中湖が見えてきた)
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尾根歩きがしばらく続く。右手に富士山を眺めながらの歩きだから、気分はいいが、富士山そのものが、固定したまま、他の顔を出さないから、気分的に、いささか見飽きるようになりつつある。つまり、裾野から山頂まで、どこから見ても同じ。これでは、石割山から眺めても同じようなものだろうか。そんな気分になっていたら、ようやく、山中湖が見えてきた。こういう景色の変化がないと、富士山見物もおもしろくない。だらだらした道が続く。尾根を直登せずに、巻いていく。尾根を直に歩いてみたが、急で、すぐその先で巻き道に合流する。おとなしく、巻き道を辿った方が無難だろう。なかなか山頂に着かない。ニセピークらしき高みがいくつもある。ロープがあった。ようやく山頂か。
(杓子山山頂)
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(杓子山から富士山)
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山頂が見えていた。そこには、後ろ姿で、こちらにおしりを向けた女性が立っていた。誤解のないように。ズボンは履いている。おそらく、富士山をバックに写真でも撮っているのであろう。撮影に手間取っているのか、女性がなかなか動かない。しばらく、待たされて、ようやく山頂に出た。予想通り、カップルがいた。自分とは反対側から来たのだろう。山頂からの富士山は見事だ。さえぎるものがない。そして、右手には南アルプスの白い山々。一番高いのが北岳か。左手には石割山のある山塊。残念ながら、北方面の展望はない。三角点があり、鐘があり、石祠もある。石祠は真新しく、年代物ではないだろう。しばらく富士山を眺め入った。
(杓子山と南アルプスの山々)
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隣の鹿留山に向かう。展望はあまり期待できないようだ。この尾根筋の歩き、右手に見えている富士山展望が素晴らしかった。幾分、ヤセ尾根、岩場の部分もあり、左の北側には、陽があたらないためか、雪が残っている。正面に鹿留山が見えている。この尾根筋をずっと行くと、立ノ塚峠、二十曲峠を経て石割山に至る。鹿留山は、このルートから少し外れてオプションのコースになる。とはいっても、往復20分程度だから、行っても損はない。
(鹿留山山頂)
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鹿留山の山頂は平地になっているわりには展望がない。三角点があるだけのピーク。樹間越しに御正体山が見えた。休んで菓子パンを食べた。この先どうするか、石割山まで行ってもいいのだが、富士山が見えるという条件を除けば、里山の風情である。だらだらと行っても、同じような富士山の姿を見るだけだろう。戻るのもなんだし、立ノ塚峠から忍野に下りることにしよう。出発前に、用足しをしようと思い、だれもいない山頂、ズボンのチャックを下ろして構えに入った。すると、チャリンチャリンと鈴の音が聞こえた。慌てて、戻した。出来なかった。オッサンが1人上がって来た。
(御正体山)
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(石割山方面。どれが石割山か特定できず)
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合流に戻り、再び尾根筋を南下する。長く感じる下りだった。ロープのある岩場が続く。先には、特定はできないが、尾根形からして、あれが石割山だろうか。ここから見る限り、特徴のある山には思えない。本音を言えば、自分には、これくらいの里山なら、北関東の、人があまり入らないような里山の方が面白いと思った。コースの道も広くて、整備されているのにこしたことはないが、何となく味気のないコースが続く。富士山の存在がなかったら、歩き続けるのがつらくなるかもしれない。今度は、左手に御正体山がはっきりと見えた。自分には、せめてあれくらい離れた方から望む富士山の方が好みだ。
(途中から富士山。アクセントを付けたつもりだが、下に付けないとダメだな)
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(立ノ塚峠)
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急な下りが続く。まだか、まだかと思いながらも、富士山は次第に見えなくなってきた。ようやく立ノ塚峠に着いた。その間にオッサン1人と出会った。今日は、歩く人が少ないのか、4人と会っただけ。時間帯が早過ぎなのだろうか。林道が峠まで来ている。林道伝いに下る。荒れていて、峠までは車では無理なようだ。富士山は見えなくなった。植林帯が続き、日陰の中をずっと歩き、寒い。林道が縦横に走っている。少なくとも、4本と合流した。日なたを見つけ、ようやく、タバコを吸って休んだ。意外に静かな山だ。はずれの民家に着いた。また、正面に富士山が見えてきた。
(林道を下る。陽があたらないので寒い)
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(途中で見た石仏)
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(鳥居地峠に戻る。峠の先にも車が5台くらいあった)
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(自分にはこんな富士山がいい。鳥居地峠の手前で)
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今回の富士山見物、結論から言うと、確かに、富士山はよく見えた。ただ、裾野から丸見えの富士山もいいが、やはり、ある程度の距離を置き、足元が見えない富士山の方が、自分には好みだなとつくづく思った次第である。歩いて来た道を車で戻り、東屋のあるところで、富士山を眺めながら、ラーメンをつくって食べた。矛盾した話だが、丸見え富士は、何とも名残惜しい富士山像でもある。
(花の都公園付近から見た杓子山。別に杓子の形ではないが)
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※記事の性質上、富士山画像が多くなってしまった。
そうですか、三方分山に行ってらしたのですか。精進湖の方ですよね。
ここから見える富士山も同じようなものでしょうね。丸見えで。
風花爺さんサンも、渡邉玉枝さんやら田部井淳子さんらとの接触があるようで、結構、幅広く動く回っていらっしゃるのですね。感心しました。
しかし、あの南アルプスの連なり、よく識別できますね。私には判別不可でした。経歴と造詣の深さを感じてしまいます。
同じ日に、私は御坂主脈の西端にある「三方分山」という山の辺りを歩いていました。
こちらからも富士がゲップが出るほどの丸見えです。
今年は積雪量が少ないですね。
エヴェレストの女性最高齢登頂記録を持つ「渡邉玉枝さん」と一緒に歩きました。
杓子山からの南アは右から間ノ岳~農鳥岳~塩見岳~荒川岳~赤石岳と続き、左端が聖岳と3千mの白い連なりが見えますね。
この辺りの山は観光地の延長のような雰囲気があり、私も西上州辺りの低山ながら秘境っぽい山の方が良いな、という気がしています。
富士山が裾野まで丸見えとは思いもよらず、でした。いかんせん、天気が良すぎました。
当初、蛭ヶ岳からの富士山も選択に入れたりしたのですけど、同日に富士山に行かれた知人からアルバムを見せてもらったところ、むしろ、蛭ヶ岳からの方が自分には好みのようでした。
雪の富士山を、清八や本社ケ丸、大菩薩、雁ヶ腹摺山、三ッ峠からも眺めてはいるのですけど、丸見えは初めてでしたよ。何だか、標高が上がっても、いつまで経っても、山中湖の湖畔から仰いでいる富士山のままのような気がして。
ノラさんの大沢山、改めて拝見いたしました。そこもまたいい富士山ですね。ただ、北関東の山と違って、お客様で行くような気分の山域には、磁石持参よりも、標識やら昭文社マップを頼りで歩くのが精一杯ですよ。
本栖湖方面からの富士山というのは知りませんが、三ッ峠からの富士山は5年前のこの時期に体験しました。あれは最高でしたね。雲海に浮かぶ富士山でした。
実は、南アルプスの山並みが遠望できたのが意外でした。ただ、やはり遠い。でも、富士山は近すぎる。
中間あたりで見つけましたよ。茅ヶ岳。ここからなら、南アも富士山もちょうどいい大きさに見られて、気分的にも120%ではと考えておるのですが。
去年の雪辱が出来たというものでしょうか。
でも満足度は90%位なのですか?
石割からだと山中湖がアクセントになりますね。
確かに今回の丸見え富士は静岡方面のものと比較して宝永山の見え方が違うという位なのでしょうが、よく見えれば見えたでまたまた次の希望が湧いて来るわけで罪作りな山です。
太刀持ちがいた方が良いと云う意見ありです。
今度は三ツ峠、または本栖湖からですかね。
確かに、K女さんがご一緒なら、富士山が見られなかったのじゃないかと、歩きながらも、一瞬考えたことは事実です。
南アルプスは遠望できましたが、もうちょっと近ければと残念です。富士山と南アルプスの中間点なら、いずれもちょうどよい大きさで見られて、大満足でしたでしょう。
土曜日は快晴でしたよ。どこの山を歩いても、富士山はきれいに見えたのに、何とも惜しいですね。
歩いたカヤトの中は、実に雰囲気がいいところです。振り返ると、一本の道がずっと続いていて、これが何ともいえない。絵の世界のような。
ふなじろうさんの富士山を楽しみにしていますよ。
ぶなさんの好みに同感、全景と言うか全裸の富士山、広さを感じるますよね、たそがれさん好みは迫力かな。
綺麗に見える南アルプスも気になりますね。
富士山写真を壁紙にして、幸運を呼びます。
奇遇というか、土曜日にいくなら富士山の見える山と決めておりました。金曜の帰りが遅く、土曜山行を諦めました。
好みの問題もありましょうが、バッチリと撮れていますね!おいらとしては3枚目のカヤトと富士山がいいです。自衛隊云々はありますが。
おいらも近日中に行くつもりです。快晴を狙って。