たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

ようやく行った松岩山はハイキングコース明瞭の、自分には「どこがヤブ山?」と思うような山だった。以前を知らないから、これ以上は何とも…。

2019年11月17日 | 近所じゃない群馬県の山
◎2019年11月13日(水)

1087m三角点先駐車地(8:43)……マタギ平(9:12)……天狗の踊場(9:32)……松岩山(10:23~10:41)……十二山神(11:03~11:08)……天狗岩(11:37)……駐車地(12:44)

 松岩山はかなり以前から気になっていた山だが、何となく行きづらいところがあった。つまりは、その気がさほどに湧かなかったということ。何といってもアクセスの悪さがある。太田から六合村(現・中之条町)までは高速を使っても、その先の一般道の走りが長過ぎる。それでいてさらに奥の白砂山方面には何回か行っているから矛盾はしている。松岩山そのものにあまり期待をかけていないからそんな気分にもなり、クネクネの長い暮坂峠道を越えて行くことを考慮すれば、果たして多少は満足して若干のプラス気分になれるのかどうかの保証はない。それでいてずっと気になってはいた。
 松岩山はかなりマイナーな山のようで、存在を知った頃はただのヤブ山。それに魅かれていたところが大きい。地図を見る限り、破線の登山道が六合村側と中之条町側からの二本あるだけだった。その破線もまた明瞭な沢や尾根筋に沿っているわけでもない。もしかしたら踏み跡も追えずに戻ることになるかもしれない。地図を見ながら、尾根を追ってマーカーを引いてみたこともあったが、頭の片隅に残しながらも実行に移すことはなかった。どうも、ヤブこぎの自己満足で終わりでは、わざわざ行くほどの価値があるのかどうか。

 きっかけは、石井スポーツに置かれた中之条町観光協会発行の無料の登山パンフレットだった。高田山に行くにあたって、店に置いてあった44ページにもわたる『中之条山歩路』を広げて見ると、松岩山の登山コース(むしろハイキングコース)がしっかりと記されていた。さらに驚いたことに、手持ちの2004年版『山と高原地図・志賀高原』では、凡例コーナーで松岩山そのものが割愛されているのに、本屋で立ち見した2019年度版には新たに松岩山が記入され、途中で合流はするものの、二つの登山口からのコースが実線で記されていた。いずれも、かつて地図にあった破線路とはルートが違っていた。
 パンフレットの内容からして、おそらく中之条町は観光客誘致に熱心なのだろう。旧六合村側の観光スポットに目を向け、世立八滝の遊歩道造成とともに松岩山の登山道も整備したに違いない(勝手な想像)。
 ここで、かつてはヤブ山だから行ってみてもいいかという松岩山に対する思いが何十年もしてあっという間に変わってしまう。しっかりした登山道があるのなら歩いてみたい。言い訳も理屈もない。単にダメージをいまだに引きずった不具合な足と年、体力のせいだろう。気弱になり、好んで不確実なところの歩きは避けるようになっている。先日の高田山からの下りにしても、地形図で安全に歩けそうだからと思ってやっただけのことで、実際はそうでもなかった。自分では余計なことをしてしまったといった思いも残っている。

 やはり登山口までは遠かった。高田山と同じ中之条町にあるという感覚が距離感を鈍らせた。沢渡温泉を抜け、暮坂峠を越える県道がとにかく長い。途中、工事で待機信号が二つ。さらにナビの指示する町道は閉鎖で迂回。ようやく人の気配がまったくない廃れた感じの「よってがねえ館」に着きはしたものの、観光マップとナビの道路図がまったく合わない。マップの破線路が車道になっていたりする。また、滝巡りの標識はあちこちにあるのに、松岩山の標識はない。よほどに松岩山はヤメにして滝巡りだけにしようかと思った矢先に、通りがかりの道の分岐に「松岩山登山口1.2km」の標識を見つけたが、これに気づかなかったら素通りし、やはり松岩山は縁がないかで終わっていた。
 入り込んだ道は林道のようで、ナビの画面に道は出てこない空白地帯。そしてようやく辿り着いた登山口。舗装した駐車場も完備されていた。家からここまで高速利用で3時間近くかかった。他に車は一台もない。高田山に次いで紅葉ねらいに来たわけではない。ネット情報に松岩山の紅葉はきれいだという記事はまったくなかった。むしろ、下山してから見に行く予定の、瀑泉さん曰くのチョイ滝とモミジのコラボを期待したい。もはや長い思いの松岩山にけじめをつけるだけだ。

(この写真は下山してから撮ったもの。登山口に通じる標識に気づいてバックして入り込んだ)


(駐車場から振り返る。西だから草津白根山方面になる。)


(登山口。左の舗装道を上がる)


(幅広の典型的なハイキング道。左の尾根は先で道に下る)


 早速、出発。登山道入口には標識の下に「藪山ファンが多い松岩山云々」の説明書きがあった。これは一昔前のことだろう。ヤブ山なのにいきなりの舗装道歩きはご愛嬌か。説明書きには英語と中国語が併記されている。失礼ながら、こんな山に登る外国人はいるとは思えないし、日本の山でヤブこぎをする外人の姿は想像できない。強いて想像できるのはC.W.ニコルさんくらいのもの。この「ヤブ道」は確実に車が通れる。登山道整備の際の工事用の道と思いたい。
 舗装道はやがて消えたが、依然として幅広の道が続いている。足元にガサッという音がした。よく見たら霜柱だった。そういえば、暮坂峠付近にあった気温表示は0℃になっていた。いくら何でも、あの気温計は壊れているが、窓を開けるとツンとした空気が入り込んだ。今は雲で隠れているが、高速から見えた浅間山は白くなっていた。霜柱があっても不思議ではない。
 この幅広の道は、それなりに歩きやすくはあるが、尾根に並行していて、何度か尾根歩きにチェンジしようかと思いながら、尾根もまた上っては下り、結局は道に合流してしまう。これでは、尾根歩きもあまり効率の良い歩きではないようだ。我慢してお仕着せの道を歩く。この道、たまに轍があるのが気に入らない。
 ガサッ、バタバタという音。丸っぽい灰色の大きな鳥が羽ばたいて飛んで行った。あれはまさしく猛禽類だが、ワシ、タカの類ではなく、確実にフクロウかミミズクだ。ハトでは決してない。久しぶりに見た。飛んでいるのは初めてだ。日中でも動き回るのか。帰路でキジにも出くわしたが、ここはバードウォッチングには最適な山のようだ。

(左からの道が合流して)


(マタギ平の標柱)


(マタギ平の一角)


(この山では唯一のスポットのようだ)


(この先、もう見られないかもしれないのでアップで)


 進行方向の左下から作業道が上がってきて合流。ここが<マタギ平>だ。しっかりした標柱がある。ここからようやく斜度のあるハイキングコースになった。道幅も半分未満になる。「平」といってもちょっとした平地で、合流した道は1151m標高点を経由する北側の破線路のようだ。しかし、こんなところに狩猟の民である「マタギ」の名が付けられたのは不可解だ。東北、新潟、長野ならまだしも、ここは群馬だ。秋山郷あたりのマタギがこの辺で狩猟でもしたのか。自分の出自と名字からして、自分もまたマタギの血を受けていると思っているから、こんなところのマタギ平の名称にも敏感になってしまう。ここに古い板がある。この先の要所のあちこちにもあるが、古いものは字が消えて判読できない。いずれもヤブ山当時の標識だろう。この古い板には「マタギ平」と書いてあったのだろう。
 どうも登山道とはいえない、どう見てもハイキング道が続く。急な登りもない。相変わらず尾根を巻いて歩いている。ただ、カラッとした広葉樹の中の歩きが続き、心地良い。疎林の間から、カラマツらしききれいな黄色の広がりが見えたりする。ここで、唯一のモミジを発見。まだ早いか。だが、このモミジ、帰路で見た時の方がきれいだった。やはり光線の関係だろう。

(天狗の踊場)


(標柱)


(この辺からいくらか急になる。自分としては我慢の範囲)


(手前が十二山で、右奥が松岩山だろうか)


(進行左手。ここで方向感覚がおかしくなる。出発時には後ろに見えた山並みが、今度は左に移動している。コースは基本的に東向きだから、本来なら北側の景色になっていると思うのだが)


 殺風景な世界になって<天狗の踊場>。標高1290m付近。この地には天狗の伝説が多いようだ。「天狗の足跡」も「天狗神社」もある。踊り場はまさに天狗が踊ったからなのだろうが、ここでそのイメージは浮かばない。
 そろそろ急になってきた。斜面を直登するわけではなく、道はゆっくりと巻いて付けられているから、息切れはせずに楽に登っていける。ここは整備はされても歩くハイカーは少ないのか、細木が倒れて歩行の邪魔になるのが数か所。樹間越しに、あれは明らかに草津白根山だろうなと思える山が見える。白い。もう雪がかぶっている。そして、手前に見えているのは、十二神のあるピーク(「十二山」というらしい)で、奥の高いのが松岩山か。勝手な想定だ。

(サル似の木。通称が名称になったみたいだ)


 斜面を登りきると尾根に出た。ここに「天狗岩入口」の標識があった。ここにも天狗伝説があるようだ。進行方向とは逆方向になるので、ここは帰路で寄ることにしよう。
 尾根伝いの歩きになった。正直のところほっとした。樹々は葉をすべて落とし冬枯れの景色だ。松岩山がヤブ山の頃、尾根上だけはヤブでもなく同じだったろう。確かに左右にササはあるが、低いし、刈り払った跡もない。左におかしな顔つきの樹があった。「サル似の木」というらしい。
 「十二山入口」の標識。十二山も後回しにするつもりでいるが、標識の「松岩山→」の向きが微妙で、直進の尾根延長を行けばいいのか右のトラバース調を選ぶのか迷った。同じような踏み跡になっている。とりあえず右に向かったが、気になって戻る。よく見ると、標識には手書きで「→トラバース」と書き込まれていた(実際の矢印は右下がり向き)。ここで、十二山は直進して左。松岩山は右のトラバースと納得。だが、これはあまり意味の無い歩きで、尾根は回り込んで、このトラバース道の先で合流した。

(冬枯れの中の歩き)


(松岩山)


(松岩山への登り)


(松岩山山頂)


 ここで松岩山が左手前方にはっきり見えた。ピラミダルな山容だが、特に特徴はない。今でこそ白茶けているが、春から夏にかけては緑に覆われ、ヤブ山というイメージは出てくるかもしれない。
 これまでよりも急な登りになった。山頂が近づいている。幾分、ササが多くなってきたが尾根道のササは消えている。ここは刈り払った痕跡がある。下の歩きに比べたらきつい。何回か立ち休みになる。

(二本ともに新しい。立てた法人が違うのか? こういうのは一本で十分だろう)


(三角点標石)


(山頂から。何だか同じ景色が続いているようだ)


(一応、格好づけで撮ってみたが明る過ぎたか。右の雪山をポイントにしたつもりだったが)


(前掲を少しアップで。この時点では浅間山と思っていたが、高さがない)


(こんなのも見えたが、どこの何山なのか…)


 山頂はササに覆われ、その間に通路があるといったところ。山名標柱が2本並び、三角点標石はササに隠れている。展望は良好だが、木立に隠されて、奥の山並みはすっきりしない。来た方向を振り返ると頭が真っ白な山が見える。浅間山だろうか。それにしては背丈が低い。よくわからん。どこかに腰をかけたいが、ササで手頃な石や倒木もなく、三角点に腰をおろして一服。家を出るのも早かったので、お腹は空いている。おにぎりを食べる。ハイキングコースが完備されてしまったが、来ることもなくずっと気になっていた山だ。ここに至ってほっとした。ここでぼんやりしていた課題は片付いた。

 あとは来た道を下り、十二山と天狗岩に寄り道するだけ。今日はだれにも会わない。平日とはいえ、こんなハイキングコースを歩いていてだれにも会わないというのも珍しいが、石尊山の紅葉狩りはおそらくピークで混んでいることだろう。

(十二山に。別に左から行かずとも直登すればいいのだとは往路で学習済み)


(最初のナゲピーク)


(次のピークへ)


(十二山神碑。十二神将はよく聞くが、内訳は知らない。まさかここの「十二」は十二支とは違うだろう)


(十二山から1)


(十二山から2。アップで)


(バックを松岩山にして)


(十二山から3)


(十二山から4。谷川岳方面でしょう)


 十二山へは標識に戻らず、そのまま尾根を直進して下る。ここで「下る」と記しても、ガイドマップを見ると、分岐から往路15分、復路20分となっているから、鞍部からの登り返しがきついのだろう。また「やせ尾根」とも記されている。
 確かに「やせ尾根っちゃ、やせ尾根」だ。どうもピークが先に二つあるようだ。手前ピークには歩行の妨げにならないシャクナゲが繁っている。下って登り返しに低い露岩が出てくる。今回、初めての出現だが、往路で見た十二山の形状からして岩峰のようだった。行き着いたピークには「十二山神」の石碑が置かれている。展望は抜群。ここで荷をおろして落ち着こうとしたのはいいが、写真を撮ってタバコをふかしてそそくさと退散。こういう切り立ったような岩峰のピークは落ち着かない。
 戻る際に次のピークからショートカットしようと試みた。ここは枝ヤブで、余計な手間をかけてコースに復帰。こういうことはよくある。急いては事を仕損じる。急がば回れの例えどおりだ。今日はゆっくり休憩していない。倒木が目に入り、腰かけてしばらく休む。これまで普通にやっていた地べたへの直座りは、気休めではあるが、ヤマビルやらマダニ対策でやめている。菓子パンを食べてゆっくりする。

(天狗岩へ。かつての標識の字は消えている)


(ただの意味のない平たい石を立てている)


(天狗岩から1。以下、展望は十二山と同じだが、開かれていて、同じ山しか見えていない。無理にこんなところを撮っている)


(天狗岩から2。どうも谷川岳が気になって)


 次は天狗岩。これもまた岩場だろう。字の消えた板切れ標識の先には巻かれた赤テープ。大して登りはしなかったが、平らなピークに出た。ここだけでも展望は良好だが、まだ先があった。何やら石が立っていたので、荷物を置いて先に行ってみた。石は石碑ではなく、ただの平たい石を立てかけただけだった。ここで天狗が飛び交ったのか。天狗岩のいわれはわからない。
 頭の中の方向感覚はなくなっている。真っ白な山がいくつか見え、さっき見た山が浅間山なのか、草津白根なのか、はてまた白砂山なのか怪しくなってくる。もしかして、浅間山は雲の中なのか。ただ、時間からして太陽の位置を南とすれば、視界の北東に切れかかる山は谷川岳方面か。そこもまた部分的に白くなっている。

(帰路に就く)


(スポットに着く)


(少し違って見える)


(淡かったのもきれいに見える)


 ピストン歩きでも往路と帰路の感覚はまた違う。気持ちの余裕からだろう。周辺のササが目につく。やはり、尾根上とはいっても、ハイキング道を造るのにササを刈り払ったようにも思える。だとすれば本心からご苦労なことだと思う。
 往路で唯一のモミジスポットと思っていたところにさしかかる。時間を取られてしまった。光の加減でこうも違うのか。つい、ハイキング道から離れて下まで行ってしまった。往路では気づかなかった紅葉も、ほんの数時間後なのにやたらと目について足もさらに遅くなった。上が冬枯れで殺風景なのに、下が盛りとは皮肉なものだ。

(途中で1。けなげな色づき)


(途中で2)


(途中で3)


(途中で4)


(途中で5)


(途中で6)


(途中で7。以上。これまでもしつこかった)


(登山口)


(1087m三角点)


(未練がましく)


 登山口に帰り着く。四時間のハイキングだった。松岩山をヤブ山として構えて行くには落胆だろうが、ハイキング感覚で行くなら、道も整備され、山頂よりも十二山、天狗岩からの展望は見ごたえもあった。惜しむらくは、自分の方向感覚のなさで山座同定もできなかったことか。ヤブなしの静かな歩きも楽しめたし、一応は満足だ。
 ここで気になった。駐車場は1087m三角点のある位置になっている。近くにその標石は見あたらない。GPSを拡大して見ると、ちょっと西側にある。舗装道を歩いてみた。山側にはない。引き返して、今度は右側の平地を探す。道路傍にあった。標石ではなく、コンクリに固められた丸い金属の埋め込みだった。四等三角点と記されていた。

 もう一時近くになっている。予定では世立八滝と欲張って四万川のチョイ滝と考えていたが、時間的に後者は無理だろう。日没になってしまう。せめて、世立八滝のうち「見学不可」となっている「不思議の滝」と「井戸の滝」以外の六滝は見ておきたい。

 後で知ったこと。自分が歩いた13日の3日前の10日に松岩山と世立八滝に行かれた御仁がいた。あにねこさんだ。滝見コースをしっかりと歩かれているのには驚いた。さすがにあにねこさんだ。実は、自分も9日か10日のいずれかに行くつもりでいたが、家族に入院患者が出てしまい、休日に山遊びに行くのもどうかと気兼ねし、13日に休暇を取って行った。そういう状況でなかったら、あにねこさんに出会っていたろう。まったく同じコース歩きだったし。

(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

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Unknown (あにねこ)
2019-11-18 23:03:00
こんばんは。数日の差だった高田山に続いて、松岩山もでしたね。高田山のコメントで松岩山に触れておられたので、もしかしたら、とも思ったのですが、残念でした。お身内の方、大禍なければ良いのですが。

高田山の方のコメントで南尾根が話題になっていましたが、『藪山辿歴』という本に南尾根を下った紀行があります。また、南端の843m三角点(現在は公開停止で地理院地図に表示されない)は後藤信雄氏の著書『吾妻の里山』で登っていて、地元の人は「セックチ」と呼んでいるそうです(後藤氏は節口山という漢字を当てている)。高田山は登ったばかりなので、南尾根全部を歩く気は(今のところ)ないですが、セックチはちょっと気になっています。
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あにねこさん (たそがれオヤジ)
2019-11-19 16:48:32
あにねこさん、こんにちは。
お気遣いありがとうございます。身内とはいってももう90歳ですから、いつ何が起きても不思議ではない状態ですので、これを寿命と考えれば致し方なく、むしろよくここまで長生き…ということになります。
ところで、あにねこさんは、あちら方面のお歩きが続いていますね。私には遠くて、二回で終了し、次はあっさり赤城山に移動です。しかし、松岩山はともかく、高田山のお歩きは、ありきたりからいきなり変化に転じ、どうもそこまでは私も頭が回りませんでしたね。やはり、あにねこさんのアンテナの広がりは参考にしたいところですが、この頭ではなかなかです。
南尾根のセックチですか。気になりますね。843m三角点といったら、地図を見る限りは852m標高点を南下して登り返す位置にあるピークのことかと思います。その南に646m標高点でしょう。
後藤氏の当て字はともかく、地元の人に何々と呼ばれている山というそのことに惹かれてしまいます。今はともかく、当然、地元の人の出入りも多く、親しまれてもいた山といったイメージを受けます。
どうも、石尊山の紅葉狩りは恒例になりそうです。私もその際に検討してみます。貴重な情報ありがとうございます。
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Unknown (ぶなじろう)
2019-11-20 19:29:42
今晩は。
松岩山の存在は全くしりませんでした。
本記事からエリアマップ「志賀高原・草津」(年度不明)を広げてみました。六合村の松岩山をやっと見つけました。道の記載はありませんでした。いつの間にやら六合村は中之条町に併吞されていたのですね。
林相は山頂部まで落葉広葉樹のようなので、もう少し早い時季の色どりはどうなのだろうかと気になりました。
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ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2019-11-21 09:17:46
ぶなじろうさん、こんにちは。
松岩山はかなりマイナーな山ですので、ご存知なくとも不思議ではありません。おそらく、群馬県のハイカーですら、知らない方も多いでしょう。
ぶなじろうさんお持ちのエリアマップに松岩山がありましたか。私が持っている2004年版では記号説明等の凡例コーナーが松岩山のある位置に載っていて、確認できません。つまりは、どうでもいい山という扱いを受けていたわけですが、ぶなじろうさんのに出ているということは、少なくとも2010年以前からでしょう。というのも、六合村が中之条町に合併されたのは2010年のようですから。
この山の紅葉は微妙かと思います。というのも、きれいならネット記事に出るし、広葉樹とはいえ、樹そのものが細いです。ポツラポツラと紅葉はあったかも知れませんが、さして見頃のスポットはないような気がします。
途中の十二山やら天狗岩からの眺めは確かに良好ですが、正直のところ、ちょっと飽きてしまいそうな景色が広がっています。
昨日20日のことですが、桐生の吾妻山を眺めたらかなり山肌が色づいていました。週末はねらい目かなと思ったりしているのですが。
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Unknown (ぶなじろう)
2019-11-21 10:24:32
たそがれオヤジさん、吾妻山の情報ありがとうございます。実は、今週末、萱野山から下ってたそがれさんご紹介の崇禅寺を訪れよてみようと計画しておりました。ところが、タバコの吸い過ぎなのか、咳がゲホゲホになりまして、どうしようかと。取り敢えず、風邪と天気の具合をみて、となりそうです。
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ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2019-11-21 18:43:07
ぶなじろうさん、こんばんは。
実は、昨日は仕事をさぼって崇禅寺に行って来ました。
これから記事をアップしますので、見てやってください。
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