丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ポリの角切れ

2008-11-01 | ガット張り 
ポリの唯一の欠点がこれ、角切れなのだ。

僕がよく見るブログ『赤バボのテニスな日々』の赤バボさんもこれで悩んでいるのだった。耐久性が自慢のポリガットなのに、張り替えたばかりのガットが1日で切れちゃうとホントに逆切れしちゃいそうになるのだ・・・。

角切れはどんな時に起きるかと言えば、フレームに近いところで打った時に起こるのがほとんどです。だからサーブとスマッシュで切れることが多いのだ。あとミスショット・・・。

ただ僕たちフツウのヒトにはあまり起こりません。ケダモノのようなヤツラに降ってくる禍なのだ、カッカッカッ・・・とよろこんでいる場合じゃないのだ。

僕の場合細ゲージが好きで、使うのは1.20から1.25がほとんどなのだけど、ムスコにも僕の手持ちのガットのなかで気に入ったガットを使わしていた。そのガットというのがキルシュバウム・スーパースマッシュ(1.20)というヤツで、これがまあ、本当にあっという間に切れちゃうわけだ。

で、何とかならんかと思っていた時に超有名ショップ、コートサイドのメルマガだったと思うけど、素人がイイカゲンに張った方が角切れは少ないトカナントカというのを読んでいてこれだなとイイカゲンな僕はひらめいたのだった。

で、周りにケダモノはゴロゴロしているので、イロイロ試した結果、メインガットは機械任せで、それもサッサと時間かけずに張り、クロスは普通に緩み取りをするという張り方になった。

ポリガットはフレームの外でカクッと折れちゃうので、メインの場合ここで緩み取りをしちゃうと脆くなるばかりか、クロスを張る時のフレームの伸縮(テンションをオンオフする度にかなり伸縮するのだ)に対してナチュラルとかナイロンとかと違い余裕(弾力)がなく、さらに脆くなっていくのだ。

逆にそのカクッと折れるという性質のおかげで、フレ-ム角での抵抗はかなりのものでテンションロスも緩みも気にしなくてもいいと思いますね。

という訳で、僕のムスコの場合角切れはほぼなくなったのだけど、ヤツが気に入った1.20というゲージはいかにも細すぎで、試合になるとアドレナリン出まくりで2セットしかもたない。

どんな切れ方をするかというと、トップに近いところで2、3本が引きちぎられたような切れ方をする。柔らかい飴を引っ張ったみたいに。ノッチが入って切れそうなのが解るということはまずナイのだった。で、1日で3本切ったことがあるので、僕はムスコに4本のプロドラを持たせていた。

プロが1セット位でラケット交換するのは考えてみたらあたりまえのことで、彼等は1試合6本位必要で、毎日すべて張替なんてのは当然のことなんだな・・・。




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