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規則29 連続的プレー 

2008-11-05 | ルールとマナー 
前回、トスは何回も上げ直しちゃいけないのだ!と言ったのだけど、たぶんココに来る賢明なマナーの良いテニスプレーヤーの皆さんは、そんなの常識って思っていることでしょうが、公式試合に出たことがない初心者の方に一応説明しておきますね。

ルールブックには確かにトスは何回も上げ直してはいけないとは書かれていません。ですが、原則として、試合が始まって終わるまでは故意にプレーを止めてはいけないのです。ポイントとポイントの間は20秒以内、エンドの交代は90秒以内(セット間は120秒)と決められています。

20秒もあったら何回でもトスを上げられるじゃないか、なんておバカなことは恥をかくので決して言ってはいけないのだ。

この20秒、90秒、120秒という時間はポイントが終わった(ボールデッドになった)瞬間から次のサーブが打たれるまでの時間なのだった。

という訳で、計ってみると20秒ってかなり短いんですよ。トスを何回もあげ直す時間なんてないのだ。

で、これに違反するとタイムバイオレーションが科され、1回目はウォーニング、2回目からはその度にポイントを失うのだった。

平気な顔して何回もトスを上げ直したり、相手は構えているのにわざと時間かけたりするのはマナーが悪いというのはモチロンなのだけど、実はほとんどの場合ルール違反なんですね。


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2 Comments

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Unknown (Zume)
2008-11-07 12:27:17
言われてみれば、確かにその通りですね。
目からうろこです@@;;
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Zumeさん (malibusky)
2008-11-10 20:33:40
そうなんです。

どう見ても昔と違って、テニスのマナーも今や地に落ちた感があります。

あらゆるスポーツのなかで、たぶんテニスだけがセルフジャッジを採用しています。そのことが最大の原因なのではないかと思うのですが・・・。
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