うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

おたまの「大好き」

2015年09月10日 | 日記

おはようございます。

やっと風邪も治ってきて、

しゃべりやすくなりました。

一番症状が酷い時は、声がほとんど出せない状態でした。

喉が腫れて、大変息苦しかったのです。

そんな一番酷い日に、母から電話が。

「お前、風邪どうや?」という心配の電話が。

私は息苦しい中、必死に

「ガサ、ガサガサ!(声、出んの)」と伝えた。

母は、みなさんのご想像通り、

「あんだって?」と返してきた。

私も負けるもんかと、息苦しいのを我慢して、

「ガサ、ガサガサ!ガサ、ガサガサ!(声、出んの!声、出んから!)」

と2回繰り返した。

「あんだって?」が返ってきた。

そしてさらに、母は、

「わし、何か買って来てやろか?何が欲しいか言え!」

と言ってきた。

私は、息が苦しいが、

「ガサガーサ、ガサガサ、ガサガ。(大丈夫、自分で、行くよ)」

と必死に喉から音を絞り出したが、

「あんだって?」と返された。

途方に暮れて、暮れ過ぎてブチっと電話を切ってしまおうとした瞬間、

「とりあえず、今からジジィが、カーテン持っていくからな。

買ったはいいけど、なぁんか、重たい感じで、

息苦しいから、お前にやる!」

と言って、ブチっと切られた。

 

なんだかんだいったって、

心配してかけて来てくれた、年老いた母からの電話。

本当は、伝えなくちゃいけない言葉があるのだけれど、

なかなか言えない、素直じゃない私。

不甲斐なさを痛感する・・・。

 せめて、心の中で言ってみる、

伝われという願いを込めて。

 

お母さん、ねぇ、お母さ~ん、

今、要らない物ランキング ナンバー1は、息苦しいカーテンだ!

ついでに、

風邪の差し入れに、カーテンか!

うわ、風邪にはやっぱりカーテンよね・・・って言うか!

 

カーテンを持って来た、ジジィ(父)とおたま

おたま「じーちゃん じーちゃん」

 

おたま「じーちゃん あいたかったぞ」

 

おたま「じーちゃん だいすきだぞ」

 

おたま「じーちゃん じーちゃん じーちゃん」

おたまは、じーちゃんが大好き。

赤ちゃんの頃から、ずっとじーちゃんが大好きなのだ。

 

おたま「ぼくは じーちゃんと ずっと いるぞ」

じーちゃんは言う

「お前は、わしの家では暮らせんのだ。

だって、じーちゃんは、お前を最期までは見てやれんから。

ここで、姉ちゃん達と一緒がいいんだ。」

 

本当は、里子に出す予定だった、おたま。

当時、さぁ、お見合い決まったぞという時に、体調を崩した、おたま。

「頼む!この子だけはお前んとこで暮らさせてやってくれ」と泣きついた父。

ドラマチックな男たちの、愛の物語は、まだ続くのであります。