うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

バレバレの仮病です。

2015年09月20日 | 日記

今日は、2ヶ月に1度の

マンション敷地内の定例清掃の日です。

張り切って、行かねば行かねばと思っておりましたが、

我が家のおじさんが、

「今日は僕、休日なので、お掃除は僕がいきますよ。」

と言ってくれました。

私は、

「わるいわぁ。私、やる気満々だから行きますよ。」

と言って、軍手を手にした瞬間、

「う・・・うぅぅぅ・・・くる・・し・い・・・」

と倒れてしまったので、

おじさんが、出掛けていきました。

薄れてゆく意識の中、

おじさんに軍手を渡す事だけは忘れないのでした。

おはようございます。

 

だって、しょうがないじゃない。

倒れたのだから!

こんな感じで

 

足なんて、ピーンってなっちゃって、

 

おたま「おばちゃん さいてー」

あぁ、どーとでも言うがいい!

 

[コメント御礼コーナー]

かーちゃんさん、ありがとうございます。  うんこは、ぽってり期を瞬時に乗り越えて、どっぷりになってしまいました。悪いのは・・・私ですか?(聞くな!私のせいだろ!)


うめの闘病 1週間(3)

2015年09月20日 | うめの闘病

9月14日(月)

病院にて輸液。

再度ステロイドの使用について問うが、

院長「いや、もう少し、うめさん自力で」という事で使用せず。

「食べたい物をあげていい、カリナールは確実に摂らせてね。」と聞いて、

帰るなり、うめさんにモンプチを差し出す。

病院の待合室で横に座っている、

パグ犬とお父さん(人間)が、そっくり過ぎて、どっちもブヒブヒ鼻が鳴ってるし、

笑いを堪えるのに必死だった。ほんとに大変だった。死にそうだった。

 

9月16日(水)

病院にて輸液。

「ん~、おかっぱさん、強制給餌やってみて!」という院長。

これ以上痩せると、貧血が進み体が辛くなるという事で、

ヒルズのa/d缶(1週間分)と針無し注射器を、もらう。

先月保護してた子猫の時に、大小様々な注射器を5本もらって、またもらって、

今、家に警察が入ったら、やばい!

 

9月18日(金)

病院にて輸液。

うめの口臭が酷い。腎不全による、口内炎だろうという事で、

やはり、ステロイドと消炎剤の投薬をする事に。

ステロイドとカリナールを一緒に投薬して良いのかどうかについて、

「ずっと皆に2時間あけてからって言ってたけど、もしかして一緒でもいいかも。」

と突然、製薬会社に問い合わせ始める、院長。

結果、一緒に投薬して問題無いとの事。

帰ってからの我が家は、「院長がゆる過ぎる」とうテーマで盛り上がる。

が、それくらいが動物にとっては丁度いいのかも、という結論でまとまった。

 

9月19日(土)

病院にて輸液。

「うめさんは・・・13歳だっけ?」と院長が、またぼけるので、

17歳ですとピシャリと言ったら、院長が、

「もうね、歳なんて誰がどれやら、ゴチャゴチャなんだぁ~」

と、ついに口を割った。正直な人だと、感心した。

 

この1週間の、うめ

〇排尿 1日に2~3回

〇排便 3日に1回(便軟化剤使用)

〇体重 3.6kg → 3.5kg → 3.45kg

〇食事 強制給餌にて、1日でa/d缶半分+自力で、おやつウェットを少々。

・強制給餌は2回/1日におさめる。(ストレスは最小限にしたい)

・おやつは、少量をこまめに。
(その都度、様々な薬を混ぜて食べてもらう) 

強制給餌の前か後に、おやつを自力で食べてもらうと、気分もいいし活力も湧き、

食事を楽しめるのではと思う。

〇ステロイド投薬にて

・しゃきっとする(元気になる)。

・口内の痛みが軽減したように感じる。

・自力で食べられる量の変化はないが、食べる意欲は出てきた。

・尿の量と回数が増える。

 

ついに、強制給餌が始まるのかと、少し落ち込む。

何が落ち込むかって、強制給餌に苦手意識があるから。

しかし、そんな事は言っていられないので

おたまで練習してみる。

 

注射器は、たくさんあるので、前もって何本も用意する。

(詰める前に、人肌に温めておくと良い)

 

 

まず、嗅がせる。

 

 

積極的に、舐めまくる。

うん、練習にならん!

うめは最初は、食欲無し、口内炎の痛みがあり、案の定かなり嫌がったが、

ステロイドを投薬したことで、痛みが軽くなり食欲が出てきたので、

抵抗の度合いが減って、少しずつ食べてくれるようになった。

 

押え込まないよう、首を上から少しだけ持つと、

かろうじて、「許す!」心境になるようだ。

一瞬で少量をピュッと入れたら、注射器はすぐ引き、少し待つ。

この繰り返しを、なるべく短時間(10分以内)で終わらせる。

 

それでも、うめは用意をしているだけで逃げようとする。

やはり、嫌なのだろう。

逃げるうめを見ていると、私の心は揺れる。

なぜ、嫌な思いをさせてまで、

無理やり、食べ物を口に放り込んでいるのだろう。

 

昔、私はお嫁さんだった。行った嫁ぎ先には、大きなオス犬がいた。

チロという名で、何人もの人間に咬み付いた、勝気な犬だった。

毎日散歩して、毛を梳いて、ご飯をやって、おやつをしこたまやって、

半年でようやく仲良しになった。

その5年後、チロは重い病に掛かり、

病院で安楽死をすすめられ、チロは注射を打たれて安楽死した。

誇り高い和犬のチロは、予防接種で怯えるような犬ではなかった。

だけど、生涯最後の注射だけは嫌がった。

もう起き上がる事ができない状態のはずが、嫌がって暴れた。

私は戸惑いながら、そのチロを抱きしめて、抑え込んだ。

その時、生きようとするチロを、私は殺してしまったと悟った。

そして、たとえ余命いくばく無くとも、それを見守る事が辛くとも、

その命の灯火の限りを、他の誰にも決める権利など無いという事を知った。

 

命ある限り、純粋にただ生きようとするうめに、

私は、どう手助けをしたらいいのか、考えさせられる。

輸液治療は、緩和ケアであると同時に、延命治療でもある。

強制給餌は、餓死を避けるためのケアであると同時に、腎臓への負担を増やす。

(口内炎などが出始める原因にもなる。)

でも、今のうめは、食べたいという欲求がある。

ならば、今私の出来る事は、

もっと、上手に強制給餌ができるようになる事だと信じる。

待ってろよ、うめ。

美味しいと思えるように、食べさせてやるからな!