うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

長さが恋しい・・・

2021年05月21日 | 日記

なんだ、こりゃーーー!

 

おはようございます。

先日、髪を切りに行ったんですが、

いつもの美容師さんではない、

初めて見る美容師さんに切ってもらったんです。

 

新人ではなく、ベテランのおじさんだった。

本部から応援に来た、偉い人っぽかったのだ。

だって、事あるごとに、

「ぼくは30年以上のキャリアなんだけど」って

すごく偉そうに言っていたから、きっと店長より偉いのだろう。

 

私は、決して、『おじさん』という人種は嫌いではない。

ちょっと偉そうにしている、偉いおじさんは、むしろ好きだ。

権力を持ったおじさんには、媚を売るタイプだ。

 

そんな私をもってしても、

このベテランおじさんには、珍しくイラっとした。

「髪をすいて軽くしようとすると、みんな安易に上辺をすいちゃうけど、

僕だったら、毛量を見てからカットするじゃんね」

とか言われて、咄嗟に、

「だまれ!」と言いたくなる自分に驚いた。

 

ドライヤーを掛けながらも

「30年以上やってきて・・・」と話し掛けてくれるが、

ドライヤーの音で聞こえない訳で、そんな時も

「だまれ!」と叫びそうになる自分に、やはり驚いたんだ。

 

その時、私は生まれて初めて、マスクっていいなって思った。

なんか、マスクに救われたなって。

マスクは、ただひたすら鬱陶しいだけに感じていたのに、

初めて、マスクの良さを知った。

マスクをしていなかったら、おそらく私は、

「だまれ!」って声にせずとも、そういう口になっていたと思うから。

 

やっと解放されて、やれやれと思った数日後、

この長さの私の髪に対し、

あの30年以上のキャリアを誇るおじさんは、

毛量を見て、こうしやがりました。

なんだ、こりゃーーー!

こんなとこ、こんなに短く切られたら、髪を結べねーじゃねーか!!

 

髪を束ねる度、襟足は不自然に乱れている。

この襟足が伸びるまで、

私は、あのおじさんを忘れられないのだろう。

これは、ある種の恋ですか?

恋、なのですか?

 

さて、我が家にも、ある種の恋が頻繁に芽生えている。

なんだろうか、この男子達は!

 

おたま「おら、呆れちゃうだ」

 

おたま「なんだ、こりゃ」

ただでさえ鬱陶しい梅雨時に、

長毛の絡み合いは、見たくないよな。