時々、
いや、私は頻繁に、神頼みをする。
おはようございます。
何かある度に、「神様~」と天を仰ぐ。
時には、「オーカイガッ!」とも言うし、
ご先祖様に救いを求める時もある。
だからといって、本気じゃない。
本気で、神や先祖に助けてもらおうと思っていないし、
神様がいるかどうかも、分からない。
いたとしても、
トイレに駆け込んで、ふーっと安堵したのもつかの間、
「紙が・・・かかか紙がないっ!」と気付き、
「神様ー!」と叫んでいる、愚かな人間を救ってくれるほど、
神様は、暇じゃないと思うの。
私にとって、
神を呼ぶ行為は、ある種の気合いのひと声なのだ。
神様ーっと叫んだ後は、心の中で、
「とりあえず、自分で頑張ります」と決意をする。
頑張るといったって、
トイレットペーパーが切れたトイレでの決意は、ひとつだけだ。
「拭かぬ」
それだけだ。
しかし、
我が家には、時々、
「あれ?これ神なんじゃね?」と思しき光景が見られる。
それは、入浴中に起こる。
白目のたれ蔵を、撫ぜている時
ハッと天を仰ぐと
うわっ!
の・・・のんちゃん?
のん太も撫ぜてあげるから、降りておいでよ。
あれ?
知らん顔なのね?
再び、たれ蔵を撫ぜていると
すっごく見ている。
何を思ってそこにいるのかは、神のみぞ知る・・・