今、私と父さんは激しいバトル中だ。
年末から一気に認知機能が落ちた父、
運転免許の更新時期が迫り、
ついでに、父の愛車の車検も迫って来た。
この機に
「車は手放して、更新はせず、運転はもう止めて欲しい」と訴える私に反し、
父さんは毎日、朝から大荒れで、そのくせ、
「はよ、運転免許の更新に行かなあかん」と言い続ける父。
昨夜は、私が実家を出た後、父は酒を呑み過ぎてぶっ倒れたようで、
なんと、ボケボケかずこが救急車を呼ぶ事態となった。
私は慌てて実家へ戻り、救急隊員さんへ謝罪してきたが、
きっとそれも、今朝になればすっかり忘れて、
「そろそろ、免許の更新せなあかん」と念仏を唱えるのだろう。
おはようございます。
私は、119番に電話できた、かずこさんに驚いている。
今朝、改めて、かずこさんを褒めてやろう。
そんなこんなで、ブログも放置しておりました。
申し訳ありません。
そして、
放置には、もう一つ、『マアコのTNR』が行われていたからでもあります。
なんでいつも、なにかと重なるのだろうか?
捕獲機に入らない野良猫。
それをトラップシャイと呼ぶらしいが、マアコもトラップシャイだった。
その上、マアコは、以前自分の捕獲を試みたボランティアのSさんを
今だにしっかりと覚えている。
恐らく、声を覚えている。
一度、弊社に様子を見に来たSさんを遠くから確認して、
すっ飛んで逃げて行ったから、間違いない。
マアコは、凄まじく警戒心が強くて、恐ろしく頭の良い野良猫だ。
そんな猫との知恵比べ、私が勝てるわけなど無いのだが、
私だって、ベテラン猫飼いだ!
猫の習性なら、少しは知ってる!!
と、考えに考え、この方法に辿り着いた。
『メッシュパネルを、段階を踏んで組み立てながら、
その中で、ご飯を食べてもらう作戦』
作戦名が長い!
マアコが、箱状の中でご飯を食べられるようになったのは、
作戦を始めて、約半年が掛かった。
徐々に組み当てられていくケージの中に入る度、
私はマアコに、
「いずれ、お前をこの中に閉じ込めるんだよ。
一度だけ、本当に一度だけ、マアコに痛い思いをさせるんだからね。」
と必ず伝えた。
そうだ。
私は頭の良い野良猫に勝てる訳がない。
だから、作戦の企みを初めから、マアコにバラしていた。
そして、こう付け加えた。
「マアコ、本当に嫌だったら、逃げなさい。デッカを連れて逃げろ!」
こんなことを言ったからって、猫に伝わる訳ないと
私は思わなかった。
マアコは、私との約束をこれまで何度となく守った猫だ。
夏の子猫の保護も、マアコが約束を守ったから出来たことだし、
秋の子猫の保護も、マアコは見事に果たした。
だから私も、マアコとの約束は、必ず守る。
そう決めたのだ。
「マアコ、私はお前を騙したりしない。約束だ。」
続く
長くなるので・・・