うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

犬山なのに、猫と狐

2025年01月13日 | 日記

占いで、

今年は遠方へ出かけると運が上がると言っていた。

 

おはようございます。

だから私は、

遠出してきてやったわい!

愛知県犬山市にある、国宝『犬山城』

 

すっかり、占いに翻弄されているが、

皆さん、安心してください。

1月だけだから。

私が、やたら占いが気になっちゃうのは、1月だけなのだ。

 

今回は、犬山城へは登らず、

城下にある、三光稲荷神社へお参りに行って来た。

といっても、神社内の写真は一枚も撮っていない。

忘れちゃっていたんだ。

それくらい、なんというか、お参りなのに楽しかった。

お稲荷さんの境内に、銭洗いもあり、縁結び神社もあり、

重軽さんという、願いが叶うか教えてくれる石もおられる。

私はまず、お稲荷さんにご挨拶をして、

縁結び神社にもご挨拶だけ済ませてから、

入念すぎるほど必死に一万円札をびしょ濡れにし、

真剣に重軽さんにお伺いをしてきた。

 

重軽石、ご存じの人もおられるだろうが、

私の今回の目的は、この重軽石だった。

願いが叶うかをお伺いして石を持ち上げた時、

「叶うで」と言う時は軽く感じ、

「難しいのぉ」と言う時は持てないくらい重く感じる。

さて、私の願いはどうだったのかといえば、

なんと私は、意地でも持ち上げてやった。

だから、どうだったのか、よく分からん!

 

そして、これを購入。

重軽さんにお伺いした願いは、銭とは全く関係ないのだが、

必死の形相で一万円を洗っていた時点で、

私の本望が、銭欲しさにすり替わってしまっていた気がする・・・。

汚らわしい願望だ。

 

その後、城下町通りを散策。

下調べによると、古民家を改造した『珈琲ボタン』という喫茶店に、

看板猫が居るということあったので、行ってみた。

「会えるか会えないかは、その時次第」というだけあって、

私達は残念ながら会えなかった。

「でもさ、美味しいコーヒー飲めたから、良かったよね」

と言いつつ店を出たら、猫が歩いてきた。

看板猫は茶白さんなのだが、

この子は、別のお宅の茶白さんだ。

懐っこいわけでもなく、

だからといって近寄っても逃げる訳っでもなく、

ただ普通に歩いている。

その様が、非常に可愛い。

「ありがとね。」

 

そしてもう一軒、偶然見つけた店で昼食を取った。

観光客の多い本通りから逸れた場所の食堂。

ここ。これ。

もうボロボロだ。犬山のディープな店。

しかも、特別美味しい訳でもなく、

くたびれたお爺さんのきたさんは、愛想がいい訳でもない。

そのくせ、昼間だというのに、

地元のおじさん達で満席になっていた。

皆さん、昼間っから吞んだくれている。

「なんか、この感じ、いいね。」

あからさまな一見さんの私達を特別視する訳でもない。

それが実に居心地よかったのだ。

本当に、オンボロ!

そんな訳で、犬山、また来たいと思える旅となった。