占いで、
今年は遠方へ出かけると運が上がると言っていた。
おはようございます。
だから私は、
遠出してきてやったわい!
愛知県犬山市にある、国宝『犬山城』
すっかり、占いに翻弄されているが、
皆さん、安心してください。
1月だけだから。
私が、やたら占いが気になっちゃうのは、1月だけなのだ。
今回は、犬山城へは登らず、
城下にある、三光稲荷神社へお参りに行って来た。
といっても、神社内の写真は一枚も撮っていない。
忘れちゃっていたんだ。
それくらい、なんというか、お参りなのに楽しかった。
お稲荷さんの境内に、銭洗いもあり、縁結び神社もあり、
重軽さんという、願いが叶うか教えてくれる石もおられる。
私はまず、お稲荷さんにご挨拶をして、
縁結び神社にもご挨拶だけ済ませてから、
入念すぎるほど必死に一万円札をびしょ濡れにし、
真剣に重軽さんにお伺いをしてきた。
重軽石、ご存じの人もおられるだろうが、
私の今回の目的は、この重軽石だった。
願いが叶うかをお伺いして石を持ち上げた時、
「叶うで」と言う時は軽く感じ、
「難しいのぉ」と言う時は持てないくらい重く感じる。
さて、私の願いはどうだったのかといえば、
なんと私は、意地でも持ち上げてやった。
だから、どうだったのか、よく分からん!
そして、これを購入。
重軽さんにお伺いした願いは、銭とは全く関係ないのだが、
必死の形相で一万円を洗っていた時点で、
私の本望が、銭欲しさにすり替わってしまっていた気がする・・・。
汚らわしい願望だ。
その後、城下町通りを散策。
下調べによると、古民家を改造した『珈琲ボタン』という喫茶店に、
看板猫が居るということあったので、行ってみた。
「会えるか会えないかは、その時次第」というだけあって、
私達は残念ながら会えなかった。
「でもさ、美味しいコーヒー飲めたから、良かったよね」
と言いつつ店を出たら、猫が歩いてきた。
看板猫は茶白さんなのだが、
この子は、別のお宅の茶白さんだ。
懐っこいわけでもなく、
だからといって近寄っても逃げる訳っでもなく、
ただ普通に歩いている。
その様が、非常に可愛い。
「ありがとね。」
そしてもう一軒、偶然見つけた店で昼食を取った。
観光客の多い本通りから逸れた場所の食堂。
ここ。これ。
もうボロボロだ。犬山のディープな店。
しかも、特別美味しい訳でもなく、
くたびれたお爺さんのきたさんは、愛想がいい訳でもない。
そのくせ、昼間だというのに、
地元のおじさん達で満席になっていた。
皆さん、昼間っから吞んだくれている。
「なんか、この感じ、いいね。」
あからさまな一見さんの私達を特別視する訳でもない。
それが実に居心地よかったのだ。
本当に、オンボロ!
そんな訳で、犬山、また来たいと思える旅となった。