うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

大物?!

2025年02月24日 | でっかのこと

猫の日も、修行は続く。

 

おはようございます。

野良だった猫は、飼い猫として暮らしていけるよう、

日々不慣れなことを乗り越えなければならない。

でっかは、緩い便を出したことで、動物病院へ行く!

という修行を積んだ。

それが、皮肉にも猫の日だった。

でっかは去勢時に、

ワクチン・ノミダニ駆虫薬・ウィルス検査を済ませているが、

リターンする予定だったから、検便はしていなかった。

「良い機会だ。でっかは病院で大人しく出来るか確かめられる。」

結果は、出来た。いや上出来だった。

そして検便も今の所は異常無し。

でっかを保定していた看護師さんも、

「この子大人しい。保護されて良かったよね。」

と微笑んでくれた。

 

ひとつひとつクリアするごとに、安堵だ。

私にとって5ヶ月の野良猫は、とっくに脅威だ。

成猫くらい、怖い。

そして、大人しいからといって猫への過信は禁物だ。

やる時はやるんだ。

私には早々にベタ馴れしたが、我が家のおじさんはどうた?

ウーシャー言うのかも知れない。

「だから、おじさん抱っこしてみて〜」

と、鬼の修行を強いてみた。

結果は…

でっか「この人、誰だっけ?」

 

でっか「ちょっと怖いけど、僕頑張るぉ」

偉い〜!泣けるくらい、偉い!!

ウーもシャーもなく、大人しく抱かれている。

でっかは、充分、人間とは暮らせる子だ。

 

でもでもでもでもぉ〜

対猫は、さすがにこうはいかない。

私が最も嫌いな修行だ。

可愛い子猫ちゃんと、愛する我が愛猫らが、

牙を剥き出してウーシャーする、対面。

私はこれを『ウーシャー祭り』と呼んでいる。

とはいえ、保護した生後3ヶ月までくらいなら、

そろそろバリケード越しに対面をさせる。

保護猫が幼い方が、ウーシャー祭りの期間が短くて済むからだ。

そして、おチビちゃんのやんのかポーズやウーシャーは怖くないから、

私の精神衛生が保てる。

生後1ヶ月程度のおーちゃんなんて、スケバンみたいだったけど、

ウーシャーも、まるでプーチャーに聞こえて、ギリ笑っていられた。

しかし、でっかは、でかい。

ちょっと小さめの成猫くらいある。

よし、決めた!

「まだあと1週間は、対面せんとこう、そうしよう!」

 

ところが昨日、

のん太が立ち上がった。

「かかぁが、ちょんな弱気なら、のんがやるら!

かかぁ、扉を開けるんら!!」

と、扉越しに鳴くもんだから、私はドキドキしながら開けた。

※これまで完全隔離だっかので、この時が、初顔合わせ

シャッターチャンスは逃したが、

のんとでっかは鼻キッスを交わし

 

でっかはコロンと転がってみせた。

でっかからも、のんからも、ウーシャーは出ないままだった。

のん太との対面は、あっさり静かにクリアした。

因みに、その後あやからのシャー、おたまからのシャーは聞けましたが、

でっかからはウーシャーは出ないままだ。

どうやら、でっかは人間にも猫にも友好的な猫のようだ。

でっか、君って凄いね。

でっか「母ちゃんに色んな事を教えてもらったんだぉ」

そうか。さすがマアコだな。