うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

歩き続けると決めた日

2021年03月11日 | 日記

私は、なんでもかんでも、

すぐに忘れてしまうけれど、

10年前のことは、覚えている。

 

おはようございます。

クモ膜下出血から生還したのは、いつだったろう?

12年前になるのか?

それは、おぼろげにしか覚えていないが、

生還して以来、私は苦しんでいた。

「せっかく助かったんだから」とか、

「意味があって助かったんだから」とか、

色んな人に励ましてもらった。

 

でも私は、それがとても苦しかった。

苦しくて、死にたくなっていた。

どうして、あれほど苦しかったのかは、分からない。

それは忘れちゃったけど、

でも10年前のことは、覚えている。

 

テレビに映る衝撃に、まるで頭をぶん殴られたようだった。

「どうして?お願い・・・お願い。」

と、ひたすら願っていた。

気付いたら、

死にたいなんて、思わなくなっていた。

 

犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

あや「おばちゃん、あれやって~」

 

これな。

 

最高点やね。


検索結果 「メデゥーサ」

2021年03月09日 | 日記

我が家の猫達は、

それぞれ、給餌の内容が、少し違う。

 

おはようございます。

うんこさんには、背の高い器に、シニア用のご飯を入れるし、

あやはドライにちょっとだけ嗜好性の高いウェットを乗せる。

 

おたまは、あやと同じ内容だが、

どこで食べるかは、毎回おたまの気分で決まる。

「おら、あっちで食べる~」とあっちへ行けば、

私は、あっちへ器を持って追い掛ける。

 

実は、たれ蔵も、そういう傾向があるから、

私は、おたまを追い掛けあっちへ、

たれ蔵を追い掛けそっちへ、皿を持って行く。

 

こうして部屋をひと回りして台所へ戻ると、

「えっと・・・なんだっけ?」となる。

 

そこへ、のん太が「のんのはぁ?のんのぉ」と主張してくるから、

我に返って、

のん太専用の小粒のウェットをドライに乗せて出すのだが

じーっと皿の中身を睨んで、食べない。

のん太は、乗せるだけではダメで、混ぜてやらないと食べないのだった。

 

こういうことは、昔からあった。

数匹の猫と暮らすと、どうしてもこうなる訳で、

これを面倒だとは思わないが、ここ最近、

給餌を間違えちゃう頻度が高まってきた。

 

会話の内容も、

「ほら、あれ。なんだっけ、あれよ、ほれ、あれ」が増えてきた。

なんでも、「あれ」でどうにかしようとするが、

聞いてる相手も、だいたい同世代が多いから、

「うん、あれでしょ?分かるよ、あれだよ、うん。」

と、「あれ」で互いの理解を深めようとしてくる。

「あれ」の解決は、いつ、やってくるのだろうか・・・

 

おかっぱ「あやってさ、あれみたいだよね?メビウスだっけ?」

おじさん「あれでしょう?眼を見ると石にする神話の人ね。」

おかっぱ「そう、ヘルペスだっけ?ウェルネスだっけ?」

のん太、あやの眼を見るなよ、石にされちゃうぞ。

 

あっ、あれと眼が合っちゃった。

ほら、髪があれになってる、あれは神?悪魔?

あれに見つめられたら、あれになるって言うじゃない?

 

あや「あたしは、あやよ!」

ちがうー!

あれは何かが、知りたいんだー!!


調子こきまろ、参上の時期

2021年03月07日 | おたまの事

この季節、

外へ出ると、あちこちで梅の花が咲いている。

 

おはようございます。

それを見上げて、気分があがるのは、私ばかりではない。

我が家に『調子こきまろ』がやってきた!

こやつだ。

 

調子こきまろ(元の名をおたまという)

 

なんとなく春っぽくなると、

普段おとなしい、おたまは、ちょっと勇ましくなる。

あやの尻を追い掛けるにとどまらず、

調子こいて、うんこさんにまで、マウントしようとする。

多頭飼いだからという点もあるだろうが、

去勢を済ませたオス猫でも、オス行動は消えない場合がある。

 

おたまは、スプレー行為はないが、

たまに、「おれは男だー」って叫びたくなるんだろうか。

 

しかし、メス猫たちは、たまったもんじゃない。

「知らんがな、知らんがな」って怒りまくる訳で、

私としたら、即刻止めるしかないのだが、

ばつの悪い顔をするこきまろを見ると、すまない気持ちになる。

 

たれ蔵は、どうだい?

 

たれ蔵「ぼくも、男だよ。」

そうね、君もけっこう、オスオスしいよな。

でも、調子こいて、うんこさんにマウントしちゃダメだぞ。

 

たれ蔵「うん、お年寄りは大事にするよ。だから母ちゃんも大事にするね。」

う・・・うん。

なんか、ひっかかるわ~。


若人から、贈られた言葉

2021年03月05日 | 日記

卒業といえば、

どんな歌を思い浮かべますか?

 

おはようございます。

私は、断然、

♪くれ~なずむ~ふふふ~♪っという、

この続きの歌詞が定かではないが、断然、この歌です!

ちなみに、歌詞はおぼろげだが、耳に髪を掛け、

頷きながら歌う癖は、染みついている。

 

そんな私の姪っ子2人が、それぞれ卒業を迎えた。

お姉ちゃんは社会人になる。

妹は、専門学校へ進む。

 

という訳で、2人に卒業祝いを贈った。

中身の額面がしょぼいことを、どうにかこうにか

誤魔化そうとした叔母は、祝儀袋で誤魔化すことを思い付いた。

実に姑息だ。

ねっ、なんか、「すごーい」って、感じになるでしょ?

額面のしょぼさを忘れ去るほど、威圧感あるもんね。

 

実物は、我が姉に「渡しておいて」と預けたので、

後に、社会人になるお姉ちゃんからラインが届いた。

 

『おばさ~ん、卒業祝い、ありがとうごじゃいました!!!!

大事に使わせていただきます(なんかよう分らんスタンプ4つ)』

 

これに対し、私は言葉を贈った。

『卒業、おめでとう。

社会人一年生、気負わず気楽に、頑張ってね。

とはいえ、オレみたいになるんじゃないぞ!』

 

すると、

『イエッサー』

と、歯切れよく返してきた、姪っ子。

 

そこは、

『いえいえ、私も、叔母ちゃんみたいな、

立派な社会人になれるよう精進します』とか、

そういう、おべっちゃらも覚えたまえ!

 

そんな我が家の造形美

のん太「♪の~んのんの・の~ん♪」

芸術的な台形だが、のん太も歌ってんのかい?

 

のん太「♪今日は~、のん太の~♪」

 

のん太「♪寄り~目の~記念日らぞ~♪」

なんという、雑な歌詞なんだい?!


ひとつだけの、お雛様

2021年03月03日 | カズコさんの事

明かりをつけましょ、

ぼんぼりに~

 

おはようございます。

私は、基本、

明かりは消して回るタイプだが、

今日はお雛様の日だ。

私は、自分の雛人形を持ったことが無い。

大人になって、とても小さな雛人形を見ては、

買おうかな~って悩んだこともあるが、

どうせ、小さな雛人形なんて飾ったら、てんやわんやになる。

たれ蔵あたりは、咥えて走るだろうし、

おたまは、どこかへ隠しちゃうだろうし、

のん太は、チロリンチロリンと、1つずつ落としやがるだろう。

 

子供の頃は、家で雛祭りなんてしてもらったことがない。

うちは自営業だったが、決して裕福な家庭ではなかった。

3LDKの狭いマンションに4人家族で暮らしていた。

自分だけの部屋など夢のまた夢だったが、

そのくせ、我が家は、時々、会社の威勢のいい若い衆が大勢来て、

飲めや歌えのどんちゃん騒ぎのお祭り状態だった。

幼い私は、その光景がとても怖かった。

 

休日も、あってないようなものだった。

父さんはトラブルが起これば、夜中だって飛び起きて会社へ行ったし、

母さんは、いつも会社の経理と家計のやりくりで、イライラしていた。

夫婦で、酒を飲んでは喧嘩ばかりしていて、

母さんは時々、食卓で泣きながら酔いつぶれていた。

 

だけど、一度だけ、どういう訳か、一度だけ、

雛祭りというほどのものではないが、

3月3日の夕飯に、

母さんがおにぎりだったか、サンドウィッチだったかを形どって、

お雛様とお内裏様を作ってくれたことがある。

どんなお雛様で、どんな味だったかは覚えていないが、

とても嬉しかったことは、今も覚えている。

 

大変な暮らしの中、

母さんが作ってくれたお雛様が、私のお雛様だった。

そうだった。

お雛様は、一つあれば、いい。

大切なものだからね。

 

そんな我が家の2匹のお雛様は

何を見つめ合ってるの?

 

逸らした・・・

 

また見つめ合ってる

 

また、逸らした

 

あんた達、何をしているんだい?

うんこ・あや「わかんな~い」

そっか、そっか。

まあ、のんびり暮らしくれたまえ。