赤ちゃんだった頃のたれ蔵は、
なんとも不思議な見た目の猫だった。
「これ、猫?コウモリの子じゃないか?」
だなんて笑っていた。
それがまさか、こんな美しい猫になることも、
我が家にとって、皆のかけがえのない癒しの存在になることも、
そして、今たれ蔵が苦しんでいることなんて、予想していなかった。
たれ蔵を応援して下さる皆様、
誠にありがとうございます。
ご心配頂いていた、たれ蔵の不調の原因がはっきりと分かりました。
ほくろたれ蔵、生体検査の結果が出た。
消化器型リンパ腫
リンパ腫においては、完治ということは望めない。
ただし、抗がん剤が功を奏すれば、一時でも寛解する可能性は大いにある。
けれど、ほくろたれ蔵の場合、獣医の見解としては、
「進行が極めて早い上に、おそらく、かなり悪性度の高いものだと思います。
この状態では、追検査を待たず抗がん剤を投与し始めても、
リスクの方が高い。
現状はステロイドを続けながら、対処療法していくしかないかもしれない。
容態の急変も有り得ます。その覚悟も・・・いるか・・・も。」
ということだ。
ドS先生のくせに、似合わず語尾をゴニョニョ濁した。
それほど、現状は厳しい。
確かに、この1か月で、
たれ蔵は、坂を勢いよく転がり落ちるような速度で衰弱している。
強制給餌で摂取カロリーを維持していても、
下痢が治まっても、嘔吐も全くしていないというのに、
体重の減少を止めることができない。
5キロあった体重が、1か月で2.5キロだ。
「食べた物、どこへ行っちゃってるの?」といった具合だ。
胃腸の不調に対する、セオリー通りの検査項目も、
たれ蔵の症状の速さに追いつかない。
今、強制給餌を止めたら、3日も有れば衰弱死してしまうだろう状況だ。
いや、強制給餌や点滴を続けても、突然死する可能性もある。
坂はなだらかにならないし、がん細胞は好き勝手に暴走し続ける。
当のたれ蔵は・・・・
やっぱり優等生だ。
入院した時も、
「とっても良い子ですよ。
タオルの上にちょこんと座って、いろんな物を
興味深々で見ていたり。
フーもシャーも、まったく言わない子なんですね。」
と褒められた。
嫌な強制給餌も投薬も、逃げて隠れたりしない。
「ぼく、そのご飯、嫌なんだよな~。」
と言いながらも、向き合ってくれている。
そして、そんな嫌な事する母ちゃんにだって、
「母ちゃん、おはよう」
と、いつものように尻尾を振ってくれる。
たれ蔵「ぼく、今日も病院頑張ったよね、母ちゃん。」
通院も、慣れてきたように見えてきた。
キャリーの中で香箱座りをして、看護師さんにご挨拶するもんだから、
看護師さんもメロメロだ。
たれ蔵は、まったく良い子だ。
それなのに、これは一体、何の罰ゲームだ?
どうして、こんな子を苦しめるんだ?
私には、理解不能だ。
ただ、どんどん痩せて弱っていく、たれ蔵を見ていても、
私は今のところ、絶望を感じていない。
たれ蔵、
母ちゃんと一緒に、闘うぞ!
たれ蔵「ぼく、喧嘩は嫌だよ、母ちゃん?」
うんうん、仲良くしような。
仲良く、大人しくしてもらおう。
今後も、コメントへのお返事は出来ないかと思いますが、
たれ蔵の闘病に関しての記事は、時々更新させて頂こうと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。