先日クヌギの大木を伐った時、切り口から水がポタポタ落ちて来ました。
吸い上げられた水が戻って来た訳です。
きれいな水がコップに貯められるくらい出てきたので、なめてみました。
これがクヌギの味なんだな、そう思いました。
見ているとちょっと悲しい気分になってきましたが、クヌギは伐られて生きる木。
春になれば株元からたくさんのわき芽が出てきて、再生します。
切り株は直径50センチ近くありました。
数えられる年輪は30数個でしたが、直径数センチになるまでに年数がかかるので、
本当の樹齢は分かりません。
この株から新しい芽を伸ばす予定は無いので、当分わき芽欠きは続きます。
人間にとって昔はとっても有用な木だったのですが、今は・・・。
雑木林の主役の価値を、忘れないようにしたいです。
昨夜はSMAP最後の番組ということで、今朝はその話題で持ちきりでした。
番組は20年、結成してからは28年だそうです。
長い間フルスピードで走り続けてきたんだろうなと思います。
切り株のブログを書きながら、(ここからそれぞれが新しい芽を伸ばすんだな、
始まりがあって終わりがある、それは自然なことよ)そう思いました。