MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

ユリ根

2016-12-19 10:03:23 | 自然

落ち葉を集めたクヌギの土手に、毎年大きなヤマユリが咲いています。

数本の太い茎が枯れて残っていて、ばあちゃんが今年は掘ると言っていました。

このままにして置くと、茎が平らになって絶えてしまうと言うのです。

掘ると言っても他の植物の根がからんでいるので、簡単ではありません。

のこぎりで根を切ったりしながら、やっと掘れました。

土はかなりの粘土質だったので、これだけ生長するには何年かかったことでしょう。

ユリ根を栽培して収穫するまでには、6年かかるという情報を見ました。

多分このユリ根は、確実にもっと年数がかかっていると思います。

厳しい環境でも毎年きれいな花を咲かせ、株を大きくし、最後は貴重品の食用になる。

人間にとって都合のいい花ですが、人間の為にそうしている訳ではありません。

ユリ根はでんぷん質なので、掘ってから少し置いた方が美味しくなるようです。

コメント (2)
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