春に近くの苗屋さんに行った時、オオデマリの枝を数本頂いて来ました。
挿し木にして置いたら根付いたので、大斜面の道に植え替えることにしました。
北向きの大斜面は土が粘土質で、石もゴロゴロ入っています。
これまでに、クロモジ、カエデ、ツツジ、花桃、クヌギを植えたのですが、
それらはそれなりに育ってきています。
ところが、一番最初に植えたネグエンドカエデだけは、やっと生きている状態。
5年前の春に植え、枯れてしまったと思ったら新芽が出てきたのでほっとしたのですが、
その後も全然生長せずに、まるで冬眠状態のままでした。
いくらなんでもこれはおかしいと思い、掘り起こしてみました。
スコップをぐいと入れると大きな石にガツン、出てくるのは石ばかり。
まるで粘土で固めた石垣の上に植えたようなものでした。
石のすき間を探して1本やや太い根が伸びているのを見て、申し訳ない気分になり、
家に持ち帰って丁寧に洗ってきました。
石を掘り起こした所にはいい土を運んできて入れ、オオデマリを植えました。
ネグエンドカエデには心機一転してもらおうと、別の場所を探して植えました。
こんな状態でつくかどうかは分かりませんが、今までの頑張りに敬意を表したいです。