今日の午後は、2週間ぶりの眼科予約日でした。
手術をして頂いた病院は家から一番近い病院で、車で5分程度です。
今回は詳しい検査の後、医師から問題ないですねと言われました。
初診が1月26日だったので、今日でピッタリ2カ月、
ばあちゃんの人生が変わった2カ月です。
これはいつもばあちゃんが座っている椅子から、1m70cmの距離にある壁で、
手術前はこの時計もカレンダーも見えず、全面壁に見えたそうです。
最初の手術が終わった時、時計が見えるようになったと喜んだので、
時計の針が見えるようになったのかと思ったら、さにあらず、
時計そのものが見えなかったというのです。
買い物をして帰って来て、ばあちゃんに「手術成功の記念写真を撮ろう。」
そう言って、兄弟桜の間に座ってもらいました。
15:55
逆光なので、太陽が雲に隠れるのを待ちながら何枚か撮りましたが、
きれいな色は出ません。
多分去年のばあちゃんは、この景色も見えなかったはずなので、
今日という記念日の記録として撮る価値があると思っています。
去年一年で認知症の症状が進んできた時、これも自然な事、
そう考えて対応してきました。
ところが、目がはっきり見えるようになったら、頭もスッキリして、
ここ1カ月で認知症が遠ざかっていくのを感じています。
見える世界がボワーッとしていたら、脳もボワーッとしてくる、
それは当然だと、ばあちゃんを見て来て本心からそう言えます。
手術できる医者はいないと言った、5年半も毎月通って来たかかりつけ医に、
伝えたい気持ちもありますが、これまでの経過を考えると無意味だろう、
縁は切ったので、これでおしまい。
次回の眼科予約日は4月23日、それまで3種類の目薬を1日4回は続けますが、
習慣になると、毎日の生活の一部になっていきます。