午後から雨になりそうだという予報を信じて、今日の仕事を決めました。
農園の空いている畑に集めてある、たくさんの剪定した枝や木を、
早く切った物から少しずつ燃やすことにしました。
火事を起こしたら取り返しがつきませんから、一人で慎重に少しずつです。
近くに水道があるので準備は万端ですが、常に恐怖の気持ちをもってやりました。
少しずつでも燃やしていくと、畑がどんどんさっぱりしていき、
草に絡んでいた小さい枝も引っ張り出して、結局全部燃やすことが出来ました。

かごに入れてあったバラの枝や、山椒のとげがいっぱいの木も、
燃やすのが一番安全です。
ほとんど燃やし終わったので、何回も水をかけたら真黒な消し炭になり、
写真を撮ったら、斜面の河津桜が眺めていたみたい。

時間をかけてやったので、1時を過ぎていました。
午後は草刈り機を持って来て、枝に絡んでいた部分の草を刈り、
炭がきれいなので袋に入れ、また畑を耕す時に活用しようと考えました。
今日来たプロパンガスの配達の方が、崩れた裏を見ておっしゃいました。
「怖いですね。自分の地区でも市の修繕の順番を待ってるんですよ。」
土肥(とい)の方だそうですが、同じ気持ちの人に会えて嬉しかったです。
同じ物を見ても、同じ経験をしても、感じ方は人それぞれ。
裏の崖崩れを見ても、すごく怖いと思う人と、たいして怖くない人がいて、
私とばあちゃんは、ちょうど両極端だと思います。
(火を燃やすことも同じで、私は怖がりですから超慎重です。)
プロパンガスの小さい方でも55キロ、大きい方は90キロだそうです。
小柄な人で90キロを肩に載せる人もいるとか!
力ではなく、こつはバランスらしいです。
夕方予報通り雨が降って来て、今日は満足な一日でした。