風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

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もう8月ねぇ

2013-08-02 14:25:52 | あれこれ、どれそれ
今日は、おかーちゃんの誕生日です。
パーティーらしいパーティーって、何もしないんだけど(本人のご希望)、どっか連れて行っても良いかなぁ~

自分の年も、びっくりする数字になっているけど、母の年もびっくり数字になってましたわ。
いつか。。。いつか。。。って、後のばしにしていたら、後の祭りですね。
正気なうちに、まだ、体が動くうちに、何かできる事を。。。って思うんですけど、思いだけ空回りして体が動きませんわ。
当たり前の事ですけど、親が他界するってのを信じたく無いんでしょうねぇ。

ここ何年か、友人のお母さんが、次々と他界しています。
当たり前の事で、何も珍しい事じゃないんですが、それでも、一生に一度の大きな出来事に変わりなく。
誰もが、立ち直るまでに長い時間を費やしています。
1年過ぎても、2年過ぎても、癒える事はありません。
誰もが抱えている事です。

出産と同じですね。
「誰もが産んでいるから、そんな陣痛の痛みくらい我慢しなさい!」という助産婦さん。
機械じゃないんですから。

私たちは機械じゃない。
法律が、モラルが、常識が、普通の人が。。。と、ルールに縛られた中で、体は息をして排泄してるけれども、心はそんなちっぽけな枠を飛び越えて、過去へ未来へと自由に飛び回る。
機械のように、デジタルに動く事はできない。

誰もが体験してる、親は先に死ぬ、当然なのだからいつまでも悲しむ必要は無い。

そんな機械みたいに、割り切れる人の人生って、味気ないだろうな。
そして不満だらけなんだろうな。
割り切れる人の方が少ないから。

「割り切れない思いを知ること」こそが、私たちが何度も何度も輪廻している理由の一つなんだけど、いつ、この世に存在するすべての波長を知ろうとするんだろう。
解らないものを切り捨てるんじゃ無くて、知ろうとする気持ちが、私たちを豊かにして行く。
生きている間は、脳で理解できる事しかわかりませんから、わからない事の方が多いんですよ。
だけど、どっかで納得したりするんじゃなくて、納得しても常に自分の答えに懐疑的でありつづけること。
自分が納得した答えのその先はなんだろう?と、常に前に進む事。
その姿勢こそが、私たちを豊かにして行くんですよねぇ。

まぁ、親の死は、いくら豊かになっても避けられませんが><
はぁ~ 逃げられませんなぁ><

武士も、寂しくなるだろうな。
1日でも長生きして、正気の頭で長生きして、あの子の居場所と部屋を用意しておかなくちゃ。
いつでも戻る場所があるって知ってると、なんか、心強いよね。
家の親たちが、私のために、実家の家と私の部屋を守ってくれてるように、私も守れたらいいな。
コメント (5)
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