ランチに行って来た

戻って来て一週間くらい過ぎるのかしら。
すっかり、毎日の雑務に追われ、書類の山を整理してるうちに、時が過ぎて行きましたです。
日本は、全部、自動引き落としなのよね。
そのための専用口座を用意しておけば、必要な分だけ入れれる時に入金しておけば良いから、ATMを良く利用するのよね。

こちらは、銀行口座を持っているだけで、毎月＄５くらいの口座維持費を取られるし、それを取られないようにする為には、残高を結構入れなくちゃいけないし～　ってなわけで、１人でいくつもの口座を持つことは、あまりありません。

んで支払いは、自動引き落としもあるのだけど、それは大抵クレジットカードを使い、月に一度利息のかからない間に支払い。
あとは、請求書が来たら、ネットバンクから支払い。
障碍児関係のあれこれも、ほとんどがEメールで来るから、結構、PCの前に居ることが多いんですよねぇ。

はぁ～

今日は、久々に専属ヒーラーのテッサとランチへ行って来ました。
久々に会うと、話すことが山ほどあって、涙アリの笑いアリの、楽しいときを過ごして来ました。
彼女は、去年の暮れに突然脳溢血で倒れ、言葉も話せず、歩けず、一時は、一生車椅子の上か？？　と思ったのですが、今では、根性要れたリハビリの成果があって、車を運転したり、ゆっくりだけど杖無しで歩いたりできるようになりました。

彼女は、リハビリで肉体をセラピストさんにおまかせして、自分は瞑想をして脳を活性化させたと。
彼女の哲学「現実は、自分で作る！」を、自分の体で実践したと、笑って話していましたが、絶望から這い上がるのは、容易ではなかったろうに。

身体をコントロールしてるのは脳です。
目隠しをされた人が「これは、焼けた鉄の棒です」と言われ、冷やした鉄の棒を腕につけられたら、火傷をしたように水ぶくれができるそうな。
切断された手や足がかゆくなる事があるそうな。
ファイヤーウォーク（４５度程度に焼いた石の上を素足で歩く）で、火傷をしないそうな。

これらは、私たちの脳が、私たちの身体に行っていることです。
特別な誰かじゃなくて、どこにでも居る、ごく普通の人達に起こっている奇跡。





１０年くらい前に、川島隆太先生（東北大学教授で脳トレ監修の先生）が、メルボルンに来て、脳についての講演会をしたのだけど、９０歳を超えたアルツハイマー病のおじいさん。
無表情で、言葉も無く、トイレも行けず、おむつをしていたのですが、９ヶ月だったかな？学習療法をした結果、笑いながら冗談が言えるようになり、自力でトイレにも行けるようになったのだというドキュメンタリーの映像を見せてもらいました。

川島先生は「脳の発達に年齢は関係ない。誰でも、いつでも、トレーニング次第で脳は活性化できる」と言っていました。

このままじゃいられない！という強い願いが、自分を動かし、自分を取り戻したと、テッサは言っていました。
「死ぬ時は、自分で死にたい。ボケて自分を無くして死にたく無い」

そうだね。

いつも自分で居たい。

誰が、何が、だから、どうした、じゃなくて、いつも自分で居たい。

こけても、結果まずくても、どうでも良い。
納得するまで、自分を生きたい。

きっと、みんな、そう願っていると思うんだよねぇ。