maria-pon

お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

FINALのハ-フタイム・ショー

2006-07-11 00:53:42 | Sports
サッカーワールドカップドイツ大会。
前夜祭も、ズービン・メータの指揮やアンナ・ネトレプコの歌があったと後から聞いて、しまった!と泣きべそのわたくし。
決勝戦はしっかり前座の皆さん=ラテン系のセクシー歌手、人気グループIl Divo,打楽器の競演など歌や踊りを堪能(しかし、ドイツの観客はお行儀が宜しいので今ひとつ熱狂的な盛り上がりには欠けるかなという印象)しましたが、
なんといってもこの日の白眉はこの人!



美声で酔わせてくれたのは、プラシド・ドミンゴ!

つい先日、メトロポリタン・OPERAの来日公演で、ワーグナーのニーベルングの指輪第二夜「ワルキューレ」のジークフリート役で、まだまだやれる!と思わせつつも、これが日本で全幕もののOPERAを歌う最後になると思います、などとファンには悲しいコメントをよせていた彼。

この日はさすがにサッカースタジアムなのでマイクをお使いになっていらっしゃいましたが(敬語)流石に他を圧倒する歌声とお姿。
日本大会でこれだけのことができるかなぁと、改めて芸術の国ドイツに対する評価を・・・。
しかし、なぜ、OLIMPICやサッカーのWORLD CUPといったBigイベントになると「3大テノール」なのかしら。
パバロッティも今、手術で入院中だといいますし、カレーラスはもともとあまり声量のあるほうではないので、今も呼ばれるのはドミンゴ、と淘汰されてきているのは寂しいですが、やはり存在に華があります!

ドイツなんて国内に素晴らしいOPERA歌手がいるんだからドイツ人を使えばいいのに(ワルトラウト・マイヤーとかデボラ・ポラスキとか・・・あ、ポラスキはアメリカ人でした!失礼)と思いつつも、ドミンゴは素顔もサッカーファンだし、適役よね。。と暫し、素直に良いものを見せて(聞かせて)くれたドイツの大会委員会に感謝をしつつ。
ウットリと酔っておりました



ITALIA優勝!

2006-07-10 06:45:24 | Sports
フランス対イタリア、卓越したディフェンスと攻守のバランスの良さで勝ち上がってきたヨーロッパの両雄がドイツ時間9日日曜日夜8時から対戦。
1-1で延長戦30分を戦うも決着がつかず、PK戦に。
イタリアは5人が決めて、フランスは一人トレセゲがはずして勝利の女神はAZZURRIに微笑むことに・・・。




WIMBLEDON SEMI FINAL

2006-07-07 01:34:40 | Sports
サッカーも目が離せませんが、テニスも今、WIMBLEDONが佳境に!

たった今、女子シングルス準決勝で、マリア・シャラポワ対アメリ・モレスモの2時間13分に及ぶ熱戦をTV観戦。安定したストロークと試合運びで地力の高さを感じさせるモレスモと、攻撃的なスーパーショットを随所で見せてそのモレスモを脅かすシャラポワ。
モレスモは先の全豪オープンを制しましたが、それまでは大きな大会のタイトルなし。実力はあっても試合での闘争心が少なく後一歩のところで勝ちを譲ってしまう・・・というシルバーコレクター。
今回も第一セットを制しながらも第二セットでつけこまれ、嫌な展開になっていたところでトイレットブレイク。気持ちを立て直して第三セットを制しました。
お父さんにお会いしてみたい と思わせる,女子なのに「ハンサム」な選手です。

対するシャラポワ。188cm19歳。ベビーフェイスでモデル体型。
フォー!と一打ごとに叫ぶ攻撃的なプレイスタイルで華があります。
安定感は今ひとつですが、波に乗ると相手を飲み込むような勢いが身上。
観ていて面白い試合でした。

FINALはキム・クライシュテルスを下した試合巧者エナン・アルデンヌ。
モレスモとの試合は玄人好みのいいゲームになることでしょう!



SEMI FINAL ITALIA戦②

2006-07-06 00:23:43 | Sports
朝からレベルの高いドラマチックな試合を見られて幸せ~













喜ぶイタリア選手。



・・・呆然のドイツサポーター。
しかし。ドイツも立派な試合運びでした。ゴール前まで来たときの得点の期待感はイタリアを上回っていたかも。しかも若手選手の活躍が目立つ!
次のワールドカップでもドイツチームは一次リーグは楽勝、決勝トーナメントの台風の目となること請け合い、と思わせる内容でした!

さて、今夜、というか早朝は息を吹き返したジネディーヌ・ジダン率いる今一番攻守のバランスのとれているフランスと、テクニックと根性で決定力のなさを補うポルトガルの試合!
あ、見所はクリスティアーノ・ロナウドの美貌、もとい若さとアイデア溢れるプレイと、今回で最後のワールドカップとなるであろうジダンの円熟の技好試合の続いた決勝トーナメントもあと3試合(なんだか淋しい・・・


SEMI FINAL Italia戦!

2006-07-05 23:36:07 | Sports
お着物ブログとしてのアイデンティティを取り戻しつつあるかに見えたmaria-pon.

いや~今朝の試合!見ましたか?
中田が引退してもテポドンが飛んできてもワールドカップは最高潮!ドイツで繰り広げられる熱戦はついに準決勝に!(あ、また・・・お着物よ、しばし さようなら~)


注目の開催国ドイツ対スター選手の多いイタリア。
満員のドルトムントで日本時間朝の4時に開始した試合は双方の猛攻と互いの高度なディフェンスであっという間に延長戦に・・・

運動量がほとんど落ちず、早い攻守の入れ替わりにシュートを防ぐディフェンダーの読みの鮮やかさ、キーパーのス-パーセーブで延長戦もまたあっという間に15分の前半が過ぎ、後半15分も残りわずか、これはPK戦か!と皆が思った瞬間 イタリアの至宝、この日大活躍のMFピルロからの技ありのパスを走りこんできたDFのグロッソが決め、残り1分であせるドイツからのカウンターでデルピエロが2点目を決めたところで試合終了。

               
身長差15cm?を物ともせず的確なDFでドイツの高さのある攻撃封じたキャプテン カンナバーロも素晴らしかったし、

足がつるまで走りこんで献身的な守備をみせたガットゥーゾも素晴らしかったが(なぜかこの後すぐ戦線復帰していたし!) ヒールパスやノールックパスにどんどん反応してつながるパスが鮮やかで、攻め込んで相手に守りきられ、カウンターアタックを受けてもすぐに自陣で厚い守りの体制に入ることの出来る運動量と的確なポジショニングは本当にお見事!!