2014年12月11日(木)14:30公演に行って参りました。
公演期間:12月4日(木)~12月14日(日)
■主演・・・十碧 れいや、麻央 侑希
そして、ヒロインとして出演の妃海風ちゃんの次期TOP娘役就任発表が公演期間中の12月9日にありました。
風ちゃんにとっては祝賀すべきことですが、TOP男役が専科の北翔海莉さん、ということで、星組の2番手紅ゆずるさんが順当に引き継ぐのかと思っていた星組ファンからは悲鳴があがった・・とも言われているので、なかなか組内の動揺はいかなるものか・・・という観もあり。
また、春に単独主演を果たした95期生礼真琴、という後輩からの追い上げを意識しつつの上級生新公主演経験者長身美形スター2人のW主演という背水の陣、さていかがな舞台となるのか・・・。
青池保子作品が原作というのにも心惹かれ、色々な意味で楽しみなバウ公演です。
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1569.jpg)
バウ・ロマン
『アルカサル ~王城~』
青池保子「アルカサル -王城-」(秋田書店「プリンセス・コミックス」刊)
脚本・演出/中村 暁
[解 説]
14世紀の中世スペインを舞台に、実在のカスティリア王ドン・ペドロことペドロ1世の活躍と王国の栄枯盛衰の物語を描いた、青池保子氏による歴史漫画をミュージカル化。カスティリア王国の国王ドン・ペドロとその庶兄エンリケの抗争を通して、権力の持つはかなさ、滅びゆく人間の痛ましさをあぶり出し、宝塚ならではの切なくも美しいドラマをお届けします。
この日、初日以来の宙組観劇も果たし、その芝居の進化、そしてショーの興奮を引きずりつつ、終演後30分で、次のバウへ・・・☆
事前に観劇された友人からのメールには、十碧れいやちゃんのお歌が飛躍的に上達されていた、とありましたのでとても楽しみにしておりました。
結果から申しますと、すごく楽しい公演でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/05.gif)
赤マント黒髪まお(麻央侑希)と青マント金髪ロン毛ポコ(十碧れいや)の並びがゴージャス![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/27.gif)
ポコちゃんのお歌が確かに向上していて、この公演、まおくんが時々ふかす(笑)以外は、一緒に観劇した友人たちからも宝塚のヒトって皆お歌が上手ね~♪と真顔で言われて、琴ちゃん(礼真琴)もレオンくんも(紅くんも)いない星組公演なのに・・・と胸が熱くなりました^^
お話は、母大后白妙なつちゃんと宰相一樹千尋さんだけが頼りのまおくんが、父王まさこさん(十輝いりす)が贔屓にしたポコちゃんら庶子と 結んだり、裏切りにあったりしながら、もと乳母今側室の風ちゃん(妃海風)マリアだけが唯一信じられるヒト…という過酷な状況の中で、自立し、王としての貫禄をつけていく・・・というストーリー。
ポコちゃんは、まさこさんに寵愛され、華やかな活躍をしていたのが父王逝去で立場大逆転。いつかそうなると知っていた彼は状況を巧みに読み、時にまおくんに近づき、時に裏切るが、仲間よりも自分の功名心が大事という非情さを露わにして、今までにないクールなダークヒーロー役。立ち姿やマント裁きの美しさも印象的な堂々たる好演。
・・・なのですが、彼がまおペドロに反旗を翻すために利用した愛なき王妃ブランシュ姫(綺崎愛理)とは全く接点すらもなく・・・
ダブル主演らしい出番の比重でありながら、まおくんの周りには、母大后、天使のように優しくひたむきな愛を捧げる風ちゃん、仮面夫婦とはいえ綺崎愛理ちゃん、浮気相手のホアナ愛水せれ奈ちゃんと目白押しなのに~
ポコちゃんはいつも、弟飛河蘭くんと一緒で、最後も、フランスに逃げようと言って そのままフェードアウト・・・
武道館組は・・・ムチャクチャ存在感のあるまさこさんはあっという間に病死。怪しいユダヤ人財務官しーらん(壱城あずさ)愛理ちゃんブランシュ姫の兄でポコちゃんと結ぶせおっち(瀬央ゆりあ)共々出番は少なめ。
そんな中で、一樹大臣の側近でセリフも多い夏樹れいちゃんはやや目立っていたかしら?
しかし、しーらんとどいちゃん(鶴美舞夕)は 戦闘シーンでシンメで二人きりのダンスなどアルバイト多数こなしていて。
ひろ香祐くんが、いつの間にか、やや黒塗りの貴族の一人として堂々と二の線を張っていたのは確認しました。
実質主演のまおくんが一人拙く、どうみても二番手な役どころのポコちゃんが出番は多くて上手いのに、物語を動かしてはいない…という座りの悪さと、昨日の味方は今日の敵、で カオス過ぎる筋を追うのに疲れて、2幕目ちょっぴりウトウト^^;した瞬間がありましたが(告白)総じて、あの狭いバウホールにこんなに長身のイケメン達がひしめいて豪快にマント翻してくれるのは実に爽快で。
ワクワクしたシーンもいっぱいでした!
風ちゃんは2場面を除いては、比較的地味なお衣装でしたが、表情や仕草が可憐で、そしてやはり歌声は天使![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/256.gif)
フィナーレは男役率いるポコちゃん、娘役率いるまおくんからの まお風 ポコあいりのデュエットダンス
ポコあいりが身長差といい麗しさといい踊りの伸びやかさといい、正統派宝塚のデュエットダンスで、とても良いものを見せて頂きました
あと5公演、もう一度観たいと思いつつ・・・。
それにしましても、次期の星は歌ウマ組として名を馳せるようになるかもしれませんね^^
公演期間:12月4日(木)~12月14日(日)
■主演・・・十碧 れいや、麻央 侑希
そして、ヒロインとして出演の妃海風ちゃんの次期TOP娘役就任発表が公演期間中の12月9日にありました。
風ちゃんにとっては祝賀すべきことですが、TOP男役が専科の北翔海莉さん、ということで、星組の2番手紅ゆずるさんが順当に引き継ぐのかと思っていた星組ファンからは悲鳴があがった・・とも言われているので、なかなか組内の動揺はいかなるものか・・・という観もあり。
また、春に単独主演を果たした95期生礼真琴、という後輩からの追い上げを意識しつつの上級生新公主演経験者長身美形スター2人のW主演という背水の陣、さていかがな舞台となるのか・・・。
青池保子作品が原作というのにも心惹かれ、色々な意味で楽しみなバウ公演です。
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1569.jpg)
バウ・ロマン
『アルカサル ~王城~』
青池保子「アルカサル -王城-」(秋田書店「プリンセス・コミックス」刊)
脚本・演出/中村 暁
[解 説]
14世紀の中世スペインを舞台に、実在のカスティリア王ドン・ペドロことペドロ1世の活躍と王国の栄枯盛衰の物語を描いた、青池保子氏による歴史漫画をミュージカル化。カスティリア王国の国王ドン・ペドロとその庶兄エンリケの抗争を通して、権力の持つはかなさ、滅びゆく人間の痛ましさをあぶり出し、宝塚ならではの切なくも美しいドラマをお届けします。
この日、初日以来の宙組観劇も果たし、その芝居の進化、そしてショーの興奮を引きずりつつ、終演後30分で、次のバウへ・・・☆
事前に観劇された友人からのメールには、十碧れいやちゃんのお歌が飛躍的に上達されていた、とありましたのでとても楽しみにしておりました。
結果から申しますと、すごく楽しい公演でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/05.gif)
赤マント黒髪まお(麻央侑希)と青マント金髪ロン毛ポコ(十碧れいや)の並びがゴージャス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/27.gif)
ポコちゃんのお歌が確かに向上していて、この公演、まおくんが時々ふかす(笑)以外は、一緒に観劇した友人たちからも宝塚のヒトって皆お歌が上手ね~♪と真顔で言われて、琴ちゃん(礼真琴)もレオンくんも(紅くんも)いない星組公演なのに・・・と胸が熱くなりました^^
お話は、母大后白妙なつちゃんと宰相一樹千尋さんだけが頼りのまおくんが、父王まさこさん(十輝いりす)が贔屓にしたポコちゃんら庶子と 結んだり、裏切りにあったりしながら、もと乳母今側室の風ちゃん(妃海風)マリアだけが唯一信じられるヒト…という過酷な状況の中で、自立し、王としての貫禄をつけていく・・・というストーリー。
ポコちゃんは、まさこさんに寵愛され、華やかな活躍をしていたのが父王逝去で立場大逆転。いつかそうなると知っていた彼は状況を巧みに読み、時にまおくんに近づき、時に裏切るが、仲間よりも自分の功名心が大事という非情さを露わにして、今までにないクールなダークヒーロー役。立ち姿やマント裁きの美しさも印象的な堂々たる好演。
・・・なのですが、彼がまおペドロに反旗を翻すために利用した愛なき王妃ブランシュ姫(綺崎愛理)とは全く接点すらもなく・・・
ダブル主演らしい出番の比重でありながら、まおくんの周りには、母大后、天使のように優しくひたむきな愛を捧げる風ちゃん、仮面夫婦とはいえ綺崎愛理ちゃん、浮気相手のホアナ愛水せれ奈ちゃんと目白押しなのに~
ポコちゃんはいつも、弟飛河蘭くんと一緒で、最後も、フランスに逃げようと言って そのままフェードアウト・・・
武道館組は・・・ムチャクチャ存在感のあるまさこさんはあっという間に病死。怪しいユダヤ人財務官しーらん(壱城あずさ)愛理ちゃんブランシュ姫の兄でポコちゃんと結ぶせおっち(瀬央ゆりあ)共々出番は少なめ。
そんな中で、一樹大臣の側近でセリフも多い夏樹れいちゃんはやや目立っていたかしら?
しかし、しーらんとどいちゃん(鶴美舞夕)は 戦闘シーンでシンメで二人きりのダンスなどアルバイト多数こなしていて。
ひろ香祐くんが、いつの間にか、やや黒塗りの貴族の一人として堂々と二の線を張っていたのは確認しました。
実質主演のまおくんが一人拙く、どうみても二番手な役どころのポコちゃんが出番は多くて上手いのに、物語を動かしてはいない…という座りの悪さと、昨日の味方は今日の敵、で カオス過ぎる筋を追うのに疲れて、2幕目ちょっぴりウトウト^^;した瞬間がありましたが(告白)総じて、あの狭いバウホールにこんなに長身のイケメン達がひしめいて豪快にマント翻してくれるのは実に爽快で。
ワクワクしたシーンもいっぱいでした!
風ちゃんは2場面を除いては、比較的地味なお衣装でしたが、表情や仕草が可憐で、そしてやはり歌声は天使
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/256.gif)
フィナーレは男役率いるポコちゃん、娘役率いるまおくんからの まお風 ポコあいりのデュエットダンス
ポコあいりが身長差といい麗しさといい踊りの伸びやかさといい、正統派宝塚のデュエットダンスで、とても良いものを見せて頂きました
あと5公演、もう一度観たいと思いつつ・・・。
それにしましても、次期の星は歌ウマ組として名を馳せるようになるかもしれませんね^^