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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

東京バレエ団「オネーギン」初演 初日 ①

2010-05-15 02:18:38 | BALLET
東京バレエ団による「オネーギン」
初演の初日に行ってまいりました。

ユルゲン・ローゼの装置・衣装、ジョン・クランコの振付によるシュツットガルト・バレエ団の宝物のようなバレエ
あのマニュエル・ルグリが自身のキャリアの最後に踊りたいと熱望したバレエ

東京バレエ団にとって、この作品をレパートリーに入れることは悲願だったと聞きました。
超絶技巧の難易度の高いリフトが多く組み込まれたパ・ド・ドゥ、深い内面的洞察を要する演技など、主役に求められる要素のクォリティの高さに対し、3パターンのCASTINGで挑む3日間の上演。
今回、シュツットガルト側からは衣装・装置の貸出とともに、リード・アンダーソン氏によるオーディションとそれぞれの役のバランスを鑑みつつ熟考されたキャスティングがなされ、”本家”の協力体制もバッチリ!

主要キャストは3日間完全日替わり体制ですが、この初日CASTが断然わたくし好み!です。
なぜか高岸さんは斎藤さんか上野さんと、吉岡さんは木村さんと組まれることが多かったのですが、このお二人が主役を務められたらどんなに華やかな舞台になるだろう・・・と今まで良く思っていたのです。
今回アンダーソン氏の意向でそれが図らずも実現して満足

東京バレエ団創立45周年記念公演ファイナル
東京バレエ団初演
「オネーギン」(全3幕)

ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく


振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:リード・アンダーソン、ジェーン・ボーン
コピーライト:ディータ・グラーフェ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト


◆主な配役◆

オネーギン:高岸直樹

レンスキー:長瀬直義

ラーリナ夫人:矢島まい

タチヤーナ:吉岡美佳

オリガ:小出領子

乳母:坂井直子

グレーミン公爵:柄本武尊

親類、田舎の人々、サンクトペテルブルクの貴族たち:
チャイコフスキー記念東京バレエ団


指揮: ジェームズ・タグル
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (chelsea)
2010-05-21 06:09:31
mariaさんこんにちは。
頻繁に拝見できず申し訳ありません。

オネーギン同じ日に観に行った様ですね。
感想はだいぶ違う様ですが、
お互い楽しんだ事には違いないみたいですね。^^;
想像以上の仕上がりに大満足でした。

(申し訳ないのですが、いろいろと不都合がありまして、
今後は版権・肖像権の侵害に当たらないと思う記事にだけ反応させていただく事になると思います。すみません・・・;;;


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Unknown (maria)
2010-05-24 19:03:12
chelseaさん、こんにちは{スマイル}
お返事遅くなりました。

オネーギン、良かったですよね。
やはり名作だわ・・・と。
シュツットガルトと比べると確かにまだまだ、とか、無理?とか思える部分もありますが、この役をこのダンサーが・・・{止まるひよこ}というところで、かなり楽しめました。
東バをあまり御存じない方がご覧になると、また全く違った感想になるのかもしれませんね{りんごちゃんNG}

版権・・・ですか。
うーん、実はこのブログ、今やすっかりバレエブログの様相を呈してきていますので、実際、気軽な啓蒙活動?としてバレエをあまりごらんにならない方にも楽しく見ていただくきっかけになるような記事を・・・ということで始めたものの、今はかなりオフィシャルな・・・、バレエ専門に書いていらっしゃる通な方もご覧になるものとしてのブログ、という捉え方をする必要もあるのかもしれないな・・・と自分の立ち位置について、考えることもあるわたくしです。

chelseaさんがこちらにいらっしゃることについて、何か不都合なことが生じてご迷惑をおかけしたのでないことを祈りますが、いずれにしましても、ご訪問・コメントは義務でもなんでもない、自由なことですので御自身にとってのお考えやご都合を優先してなさっていただければ、と思います。

わたくし自身はもちろん、chelseaさんの通で心のこもったコメントは大好きですのでお書きいただけるのであればいつどの記事にどの内容のコメントをつけていただいても大歓迎です{キラブルー}


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