6月18日、金曜日のソワレの「リーズの結婚」で幕を開けた、英国Royal Ballet,2010日本公演。
わたくしは翌日、19日のソワレで観ました。
コミカルで楽しい田園調の作品なので、小柄で可愛らしいカップルで観るのが良いかしら・・と思ったのですが、
今回、「ロミオとジュリエット」は都さんに集中することにしたため、バレフェスでその力量を知らしめた(ルグリ先生も注目していました)今が旬のマリアネラ・ヌニェスとそのパートナー, ティアゴ・ソアレスを観るチャンスはこの演目しかなく・・・。
マリアネラはともかく、ラテン系こわもてイケ面系のソアレスはこの作品にはそぐわないのでは・・との一抹の不安もありましたが、いえいえ、結果としては大満足。
マリアネラは表情豊かでとてもおきゃんな可愛らしさがあり、ソアレスも彼がこんな表情を見せるなんて!と驚きの役者ぶり。恋人どおしの甘い雰囲気もバッチリなうえに、細かい脚技や何気に散りばめられた難易度の高い動きも、それとは感じさせずに物語の流れを遮ることなくサラリとこなす2人に、今更のように感心・・
脇が充実しているのもROYALの伝統。
まずはCAST紹介から・・・。
英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
2010年6月19日(土)18:00
「リーズの結婚」(La Fille mal gardee) 全2幕
音楽: フェルディナン・エロール
編曲: ジョン・ランチベリー
振付: フレデリック・アシュトン
台本: ジョン・ド―べルヴァル
美術: オズバート・ランカスター
照明: ジョン・B・リード
振付指導: アレクサンダー・グランド
振付指導補佐: クリストファー・カー、グラント・コイル
バレエ・ミストレス: ウルスラ・ハジェリ
バレエ・マスター: ギャリー・エイヴィス
プリンシパル・コーチ: アレクサンドル・アガジャノフ、レスリー・コレア
シモーヌ(裕福な農家の未亡人): アラステア・マリオット
リーズ(その娘): マリアネラ・ヌニェス
コーラス(若い農夫、リーズの恋人): ティアゴ・ソアレス
トーマス(金持ちのぶどう園主): クリストファー・サウンダース
アラン(その息子): ジョナサン・ハウエルズ
おんどり: ポール・ケイ
めんどり: ベサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人: タラ=ブリギット・バフナニ、フランチェスカ・フィルピ、ナタリー・ハリソン、
ローラ・マッカロク、クリスティアン・マクナリー、ピエトラ・メロ=ピットマン、
サマンサ・レイン、ララ・ターク
村の公証人: ギャリー・エイヴィス
公証人の書記: ポール・ケイ
その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:ダニエル・キャップス
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 18:00-19:10
休憩 25分
【第2幕】 19:35-20:20
わたくしは翌日、19日のソワレで観ました。
コミカルで楽しい田園調の作品なので、小柄で可愛らしいカップルで観るのが良いかしら・・と思ったのですが、
今回、「ロミオとジュリエット」は都さんに集中することにしたため、バレフェスでその力量を知らしめた(ルグリ先生も注目していました)今が旬のマリアネラ・ヌニェスとそのパートナー, ティアゴ・ソアレスを観るチャンスはこの演目しかなく・・・。
マリアネラはともかく、ラテン系こわもてイケ面系のソアレスはこの作品にはそぐわないのでは・・との一抹の不安もありましたが、いえいえ、結果としては大満足。
マリアネラは表情豊かでとてもおきゃんな可愛らしさがあり、ソアレスも彼がこんな表情を見せるなんて!と驚きの役者ぶり。恋人どおしの甘い雰囲気もバッチリなうえに、細かい脚技や何気に散りばめられた難易度の高い動きも、それとは感じさせずに物語の流れを遮ることなくサラリとこなす2人に、今更のように感心・・
脇が充実しているのもROYALの伝統。
まずはCAST紹介から・・・。
英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
2010年6月19日(土)18:00
「リーズの結婚」(La Fille mal gardee) 全2幕
音楽: フェルディナン・エロール
編曲: ジョン・ランチベリー
振付: フレデリック・アシュトン
台本: ジョン・ド―べルヴァル
美術: オズバート・ランカスター
照明: ジョン・B・リード
振付指導: アレクサンダー・グランド
振付指導補佐: クリストファー・カー、グラント・コイル
バレエ・ミストレス: ウルスラ・ハジェリ
バレエ・マスター: ギャリー・エイヴィス
プリンシパル・コーチ: アレクサンドル・アガジャノフ、レスリー・コレア
シモーヌ(裕福な農家の未亡人): アラステア・マリオット
リーズ(その娘): マリアネラ・ヌニェス
コーラス(若い農夫、リーズの恋人): ティアゴ・ソアレス
トーマス(金持ちのぶどう園主): クリストファー・サウンダース
アラン(その息子): ジョナサン・ハウエルズ
おんどり: ポール・ケイ
めんどり: ベサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人: タラ=ブリギット・バフナニ、フランチェスカ・フィルピ、ナタリー・ハリソン、
ローラ・マッカロク、クリスティアン・マクナリー、ピエトラ・メロ=ピットマン、
サマンサ・レイン、ララ・ターク
村の公証人: ギャリー・エイヴィス
公証人の書記: ポール・ケイ
その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:ダニエル・キャップス
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 18:00-19:10
休憩 25分
【第2幕】 19:35-20:20
私は20日に見に行ってきました。
実は「リーズの結婚」を見るのは初めてだったのですが、
とってもほのぼのしたストーリーの中に難しいステップが
織り交ぜられていて、とても見ごたえがありました。
やりすぎない上品な笑いも二重丸でした。
「うたかたの恋」は都合がつかず、パスしてしまったので、
mariaさんのレポをお待ちしています。
「ロミジュリ」はコジョカル&コボー、吉田&マックレーの
2連戦です。
リーズ、作品そのものがイギリスの善なるもの、田園風景、動物たち、ユーモア、人間に対する温かい目線・・・に溢れていて本当に心地よい気分で劇場をあとにすることが出来る、素敵な全幕でしたね{うさぎ}
うたかた・・は、また記事で詳しく書きますが、アシュトンvsマクミラン、という感じで、真逆!
豪華な舞台にドラマチックな演出、激しい愛憎、共感できる人物がひとりも出てこない重いものを残すストレートプレイ的なバレエ。
いやいや、2作品ともロイヤルらしいチョイスで、堪能しました{キラピンク}
ロミジュリ、他のキャストも観たかったのですが、今回はお別れ企画で吉田さんに集中することに・・・
あずきくりーむさんのご感想も教えていただきたいです。
また、いらしてくださいね{ハート}