マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・聖書通読会・・・『あなたがたは最も聖なる信仰をよりどころとして生活しなさい。』

2022-07-22 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月22日。金曜日。晴れたり曇ったり。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  

       新型コロナウイルスの流行が「第7波」に入りました。
 
     昨日・21日、新型コロナウイルス全国の感染者が18万6209人となり、
       過去最多となりました。18万人を上回るのも初めて。 


       国立感染症研究所長。
       『感染リスクを伴う接触機会を可能な限り減らすこと。
         一人一人が、
        それぞれが感染しない、感染させない方法に
         取り組むことが必要です。』
                    と強調しました。


     今日は、『聖書100週間・聖書通読会』は、今期最終クラスです。
     幸いに、
     私たちは、『オンラインクラス』のため、クラスが続行されます。
         有難いことです。感謝でいっぱいです。


     今日、私は、
     今期最終クラスにあたり、考えます。

        人の成長は、生まれてから死ぬまで続きます。
      その成長の質は、人生の段階によって変わってきますよね。

        若い時は、外に向かう『情熱』が似合います。
      年を重ねるごとに、内へと向かう『瞑想』が似合います。
        内面の成長。深化です。精神の成長です。

       
      今日も、私たち仲間は、
      特に現在の厳しい『試練の時代』の直面している時代に、
      心に語りかける、精神について、信仰について、深めてまいりましょう。
                    感謝します。 頑張ります。


そして。


  今日の通読範囲は、『ユダの手紙 ペトロの手紙Ⅱ』です。
  

       『ユダの手紙』の著者
         『聖ユダ』
    
    『聖ユダ・タダイ』  ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品 

   ユダは、
   イエスが、これぞと思う人々を呼び寄せ、
   直接選ばれ、任命された十二人の弟子(マルコ3章13~19節)、
        福音をもたらし宣べ伝える権威を委ねられて派遣された、十二人の弟子ではない。
   十二人の一人、イエスを裏切ったイスカリオテのユダとは別人である。 
   イエスの昇天後に、他の使徒たちと共に、聖霊降臨において聖霊を受けた。


   生まれは、イエスの出身地と同じ地方であるガリラヤのパネアスまれ。
   母は、  イエスに従った婦人の一人で、聖母マリアの従姉妹のマリア。
   父は、  キリストの復活をおそれずに述べ伝えたために殺害されたクレオパ。
   兄弟の一人は、初期からイエスに従った弟子の(小)ヤコブ。


   ユダは、
   ユダヤ、サマリア、イドマヤ、シリア、メソポタミアからリビア
       で、勇敢で困難に屈することなく宣教し、殉教。死去。

    困難の中で祈る人のために取り次ぐ聖人として知られています。

        以上。タダイと呼ばれるユダは、
          西方ではイエスを裏切って自殺したイスカリオテのユダとの混同を避けるために、
          意図的に軽視されてきたようで、「忘れられた聖人」とさえ呼ばれました。
          新約聖書ではタダイと呼ばれるユダに関する記述は少ないため、
             以上の情報は、ほとんど伝承によるものである。

       
 『ユダの手紙』は、
  西暦62~66年頃。 書かれたと思われます。
  ヤコブの手紙と同様に、ユダヤ教からの改宗者に送られた手紙です。
  ユダは、ユダヤ人の文化や風習や習慣に詳しいようで、
      ※警告※が激しい口調で書かれています。

    教会が真の信仰に生き、グノーシス派に対して戦うようにと
      手紙の形による※勧告※が書かれています。

   キリストを否み、誤った教えを伝える者たちに惑わせられないように。
   ※旧約時代、神に対して謀反を起こした天使たちや、ソドムの堕落した住民や、
    荒れ野で反逆した人々が、神から厳しい罰を受けたのです。
   ※今の時代も、偽宣教師たちにも、神から厳しい罰が下る。
              と、警告しました。
   そして、
   最後に人々を励ますのです。
   あなたがたは最も聖なる信仰をよりどころとして生活しなさい。』 と。
              


     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2000年ほど前に書かれた『ユダの手紙』と『ペトロの手紙』を、
        嬉しく有難く読みましょう。
     正しく読み取ることができるように、励ましあいましょう。
                      感謝!感謝!



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
本当に大事なものは何か? 
こんな非常事態においてこそ、見えないものが見えてきますね。 お元気で!

叙階25周年記念 そして 『必要なことはただ一つだけである。 マリアは良い方を選んだ。』

2022-07-17 09:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月17日。日曜日。晴れ。

今日は、
日曜日、主日。


   私の所属教会・・・   『ルルドの泉』
  
      何十年来、信者夫婦のお二人で守られ、世話がなされ・・・
          季節の美しい花々が咲き続けます。

          私たちの教会の『ルルドの泉』です。
  
  そして、

     私たちの主任司祭様は、今年で、『叙階25周年』です。

            司祭様は、25周年の記念に、
         霊的御本:『徳の学び』を出版なさいました。   


           自分の教会の中で、
           信徒の模範であられる信徒の先輩、
           そして
           信徒の霊的指導者であられる神父様、
           と、ご一緒させていただくことは、
           何よりも『徳』を学ばせていただくことになります。
               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
           沢山の学びを重ねながら・・・
           有意義な信仰生活を送りたいと、
           今日も感謝の気持ちでいっぱいです。
                   感謝!感謝!


そして。

今日は7月17日。年間第十六主日。

『今日の入祭唱』

 『見よ、神はわたしを助けてくださる。主はわたしの魂を支えてくださる。
主よ、わたしは自ら進んでいけにえを捧げ、恵み深いあなたの御名に感謝します。』
         詩編 54章6&8節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『立派な善い心で神の御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人は幸い。』
         ルカによる福音書 8章15節       アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスはある村にお入りになった。
    すると、
    マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。
      彼女にはマリアという姉妹がいた。
   
     
     『マルタとマリアの家のキリスト』
               ヨハネス フェルメール 作品

       マリアは主の足もとに座って、
        その話に聞き入っていた。

     マルタは、
    いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、
     
     『マルタとマリアの家のイエス』
            アレッサンドロ・アッローリ作品

     そばに近寄って言った。
  「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、
       何ともお思いになりませんか。
      手伝ってくれるようにおっしゃってください。」

   主はお答えになった。
    「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、
       心を乱している。
 
     しかし、必要なことはただ一つだけである。

        マリアは良い方を選んだ。
       それを取り上げてはならない。」』
        ルカによる福音書 10章38-42節


    今日のイエス様は、
    給仕するマルタと、イエスの話を聞くマリア、
    二人の違いを、マルタに話されました。


    マルタとマリアの姉妹は、
    イエス様の来宅を、喜びました。
    マルタは、その喜びを、一生懸命のおもてなし、で表しました。
    一方、
    マリアは、その喜びを、イエス様の足元に座って話を聴く、ことで表しました。

    イエス様は、
    その二人の喜びの姿を、どちらも嬉しく、喜んで受け入れておられたことでしょう。
    ところが、マルタは、”マリアは働きもせず・・・私を手伝うべきでしょ!” 
      との気持ちがわき、その気持ちをイエス様に訴えました。

  その時、

    イエス様は、
    マルタの、イエスを救い主と認め『主よ!』と呼び掛ける、
                 マルタの深い信仰をご存じでした。
    そこで、
    マルタにこそ、大切なことを知ってほしいと、『忠告』をなさったのです。
      必要なことはただ一つだけである。
      マリアは、必要なこと、良い方を選んだ。
       それを取り上げてはならない。』と。


        おもてなしも、忙しく働く人の手伝いも、
           とても大切です。
        それでも、
        必要なことと云えば、最も大切なことは、
         『神の御言葉』を聞くことです。
        そして、『御言葉』をお人に伝えることなのです。


    イエス様が公生活を送っていた頃、
      婦人たちは、弟子たちの世話をしていました。
    その後、
    イエス様は、復活した時、
      イエスに香油を塗るために墓に来た婦人たちに、
      『私の復活を弟子たちに知らせてください』ルカ24-9
      又、マグダラのマリアに、
      『私の昇天を弟子たちに知らせてください』ヨハネ20-17
    イエス様は、『福音の知らせ』を婦人たちに任せたのです。



   私たちも、
   男女の差は何もないと分かっている現代に生きている今。
   ※『おもてなし』は、男女共に、とても大切な仕事です。
    それでも、
    その前に、
    『おもてなしの心』、『隣人愛』、
      をしっかりと、『神の御言葉』から学びたいものです。
   ※『必要なただ一つのこと』=『神の御言葉を聞くこと』
      その大切さを、男女共に、お人に伝えたいですね。
          祈りましょう。



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
せっかくの三連休ですが、コロナ感染者の拡大が続くこの頃です。
十分に感染予防策を図りながら、残り二日間が素敵な日々でありますように。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『預言者たちが告げた「救い」は、イエス・キリストにおいて実現した。』

2022-07-15 02:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月15日。金曜日。曇り。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  

      想定外のことが、突然に起こります。
      最近は、想定外のことが日常茶飯事的に起こり、
      想定外とは言い難いのかもしれません。


   コロナウイルス感染状況が爆発的増加、「第7波」に入ったとの認識。
   「感染者数が第6波のピークを超えることは覚悟しておいた方がいい」
      新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長 
           警戒感をあらわにされました。


     幸いにして、
     今日の『聖書100週間・聖書通読会』はオンラインクラスです。
      自宅に居ながら、マスクなしで、皆様の笑顔を見ながら、
           クラスが続行されます。
         有難いことです。感謝でいっぱいです。


そして。

     今日の通読範囲は、『ペトロの手紙Ⅰ』です。
      
       『ペトロの手紙Ⅰ』の著者
         『聖ペトロ』
    
     『聖ペトロのイコン』  聖カタリナ修道院所蔵

聖ペトロはどんなお方でしょう?
検証してまいりましょう。

  西暦1年。ゲネサレト湖畔のベトサイダの漁師ヨナとヨハンナの子としてまれる。
       
       漁師として魚を捕っているときに、イエスに声をかけられ、
         召し出しを受けました。
       イエスに特に重んじられたグループ
         <ペトロ。ヤコブ。ヨハネ。> の一人でした。
       イエスの昇天と聖霊降臨後、初代教会の指導者として、
          宣教に尽力します。

  34年。33歳。 教皇就任。
          初代ローマ教皇となり、ローマ教会で大監督として、その基となる。
  33年間の就任後。
  67年。66歳。 教皇離任。
  67年。66歳。 ローマ皇帝・ネロの迫害で、
          『逆さ十字架』につけられ、殉教。死去。


     聖ペトロの殉教地は、ローマ・アヴァティヌカスの丘(バチカン総本山)
     聖ペトロの埋葬地は、
         バチカン・サン・ピエトロ大聖堂
        
        大聖堂の入り口ドアに
             『逆さ十字架』のペトロ像を見つけることが出来ます。

        聖パウロと並んで『首座使徒』の一人と捉えられます。
        
        『聖ペトロと聖パウロ』 エル・グレコ作品

           イエスの弟子たちはパウロの回心を信じられず、
              パウロは苦しい立場に置かれました。
              そんなパウロに力を貸したのがペトロです。
              ペテロとパウロは、アンティオキアで共に宣教して、
              そこに初めて教会を建てたのです。


   イエス様の生前。
   イエス様は弟子の一人に裏切られ、逮捕されます。
   そんな時、
   聖ペトロは、
   捕らえられ、縛られ、大祭司カイアファ邸へ連れていかれるイエス様に、
      弟子ヨハネと共に従って行き、
       門番の女の案内で、
    イエスの後について、大祭司の屋敷の中庭に入りました。

      門番の女中はペトロに言った。
      「あなたもあの弟子の一人ではありませんか。」
      
       『ペトロの否認』

         ペトロは「違う」と言った。

      ペトロは僕や下役たちと一緒に立って、
       寒かったので火にあたっていた。』

      ペトロは、裁判の様子を見守っていたのでしょう。

      すると、
      『人々が、「お前もあの男の弟子の一人ではないのか」と言い、
       又、大祭司の僕の一人が、
       「園で、あの男と一緒にいるのを、わたしに見られたのではないか。」と言った。

      そのたびに、
       『ペトロは、打ち消して、「違う」と言った。』
      3回目の否定後、
       『するとすぐ、鶏が泣いた。』
        以上。ヨハネによる福音書 18章12-27節

     鶏が鳴いた時、
     『主は振り向いてペトロを見つめられた。』
      そして、
     『ぺトロは外に出て、激しく泣いた。』
        ルカによる福音書 22章61-62節

   その以前、
   『最後の晩餐』の席で、
    ※『主よ、あなたのためなら命を捨てます。』ヨハネによる福音書13章37節
       と誓ったペトロです。
          その誓いを果たせず、3回もイエスを否んだペトロは、
                激しく泣いたのでしょう。

    ※『わたしはあなたのために、信仰が亡くならないように祈った。
      だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。』
       と、ペトロの否認をご存じだったイエス様は
       前もって、『最後の晩餐』でおっしゃっていたのです。

   その後、
    
ペトロの素直さ、実直さ、優しさ、そして 弱さ、
       を御存じだったイエス様は、
       復活後に現れ、
       ペトロに、
三回、繰り返して、
     『わたしの子羊を飼いなさい』
と言われたのです。
       ヨハネによる福音書 21章15-19節

   それから、
    ペテロは、心からの回心をし、
    その生涯、『イエスの子羊』を飼いました。司牧に捧げました。


       
  ペテロの手紙は、
  イエスの思いに忠実に、『イエスの子羊』を司牧し続けた33年間の間の、
   ローマネロ皇帝の迫害が始まる直前の、
   ローマネロ皇帝によってペトロが『逆さ十字架』で殉教する2年前の、
      紀元前64年に書かれました。

  パウロの宣教によって始まった小アジア(現在のトルコ)の諸教会に送られました。
   当時の小アジアの信徒たちは、異教徒たちの間で、
   彼らとは異なる生活をしていたので、違う目で見られ、嫌われていました。
      そんな小アジアの信徒たちを💕励ますための手紙💕です。


   💕『預言者たちが告げた「救い」は、イエス・キリストにおいて実現した。
     イエス・キリストの復活において、
        わたしたちに「生きる希望」が与えられている。』 1章3-12節

   💕『キリスト者は、「聖なる民」となるために選ばれたのです。
     だから、いつも心を引き締め、身を慎んで、
        イエス・キリストが現れる時に与えられる恵み(永遠の命)を、
          ひたすら待ち望みなさい。』1章13-25節

   💕『不当な苦しみを恐れず、「イエス・キリストの模範」に従いなさい。
      家庭生活時おいて、妻と夫は互いに尊敬しあいなさい。』2章18節-3章17節

   💕『いつも平和を求め、悪に悪を返さず、
      義のために苦しみを受けるなら幸いです。』3章8-17節

   💕『神の力強い御手の下で自分の身を低くしなさい。
      思い煩いは、なにもかも神にお任せしなさい。』5章1-11節


      💕等々💕
    『あなたがたは、父なる神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、
        ”霊”によって聖なるものとされたのです。』
          と、ペトロは人々を励ましました。


     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2000年ほど前に書かれた『ペトロの手紙』を、嬉しく有難く読みました。
        正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
                      感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
バチカン大聖堂、又 第266代フランシスコ・現ローマ教皇様は、世界的に有名ですね。
そのバチカン大聖堂を埋葬地とし、又 第1代ローマ教皇になった、
ペトロの一生を垣間見る今日の私のブログにお付き合いくださり、有難うございました。感謝申し上げます。
明日からは『海の日』までの三連休です。夏をお楽しみください。 お元気で!

祈りの夏・・・『四万六千日・ほおずき市』 そして 『裁きの日には、ティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。』

2022-07-12 13:19:57 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月12日。火曜日。大雨。


一昨日・10日・日曜日は
カトリック教会では『主日』、
浅草寺では『四万六千日・ほおずき市』、
各地で、祈りの一日でした。


        私の自作・・・   『ほおずき』
  
  
       今年も例年とおり、
       7月9日~7月10日の2日間、
       浅草寺で、『四万六千日・ほおずき市』が開催されました。


       7月10日に浅草寺の観音さまにお参りすることは、
       『46,000日(約126年)参拝』したのと同じご利益があるとされ、
       『四万六千日(しまんろくせんにち)の功徳日』と呼ばれています。

          この日にあわせて開催される「ほおずき市」は、
            浅草の夏を代表する風物詩の1つです。


平安時代頃より、毎月18日に行われてきた浅草観音の縁日。
それに加え、
室町時代末期頃から、「参拝すると〇日分の功徳が得られる」という
    特別な日・『功徳日』が設けられました。
江戸時代には、この『四万六千日』の参拝が定着しました。
その後、
浅草寺では、月に1度(年に12回)の功徳日を設けており、
      なかでも7月10日の参拝で、
『46,000日分』の『最大のご利益』がある『功徳日』なのです。


         どのような形であれ、
         こういう具合に『祈る型』を示してくださるのは、
         すばらしいことです。と私は思います。
         
         人が、邪念なく、仏や神だけを見つめて、
         死んだら極楽にいけると信じ、安心して、一心不乱に祈る姿は、
         仏様や神様と通じる点があり、本当に美しい。と私は思います。

         私は、『功徳日』を知って、浅草寺がより好きになりました。
         7月10日の参拝をあこがれながら、私はいつも普通日の参拝ばかりです。
         ご一緒する人の喜ぶお顔を拝見するのが、私は嬉しいのです。

         
     浅草ほおずき市・・・ 『ほおずき』
     

     ほおずきの『花言葉』は、自然美。心の平安。偽り。
 
    「自然美」や「心の平安」は、ほおずきの美しい姿から想像できます。
    「偽り」は、 どおして『偽り』? 疑問ですよね。

     ほおずきの実が大きく見えるのに対し、
     中身は空洞で、種も思っている以上に小さい、
     そんなことが『偽り』の由来だそうです。 納得ですね。
 

     今日は、神戸では、大雨注意報と雷注意報が出ました。
     大雨が降っています。
     外出は、あきらめるというより、やめるのが無難です。
     そんな今日は、
     My『ほおずき』を眺めながら・・・
     世界の日本の平和を願って、祈りの一日にいたしましょう。


       『ウクライナとロシアの為の祈り』

   『父なる神様、
   世界に、そしてとくに今、
   ウクライナとロシアにあなたが望まれるまことの平和をお与えください。』
            『カトリック教会の祈り』より


そして。
今日は7月12日。年間第十五火曜日。

『今日の入祭唱』

   『わたしたちの神は来られる。
 神は御自分の民を裁くために、上から天に呼びかけ、又、地に呼びかけられる。』
      詩編 50章3-4節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。』
       典礼聖歌 261番③        アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

  『そのとき、
   イエスは、数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、
                  叱り始められた。

    「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。
       お前たちのところで行われた奇跡が、
       ティルスやシドンで行われていれば、
     これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰をかぶって、
        悔い改めたにちがいない。

        しかし、言っておく。
     裁きの日には
    
     『最後の審判』   ミケランジェロ作品

  ティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。

      また、
        カファルナウム、お前は、
      天にまで上げられるとでも思っているのか。
        陰府にまで落とされるのだ。

  
        お前のところでなされた奇跡が、
         ソドムで行われていれば、
      あの町は今日まで無事だったにちがいない。

        しかし、言っておく。
      裁きの日には
   ソドムの地の方が、お前よりまだ軽い罰で済むのである。」』
          マタイによる福音書 11章20-24節


  今日のイエス様は、
  イエス様が奇跡が行われても、悔い改めようとしなかった、
  コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの町を、
  『その者たちをの受ける裁きは厳しい。』
             と、叱責されました。
  更に、
  イエス様は、ガリラヤ地方のこれらの町々を、
  異邦人の地であるティルスやシドンと対比し、
  『これらの町で奇跡が行われていれば、すぐに悔い改めただろう。』
             と、述べました。


  イエス様は、
  公生活の初めは、
  特に、ユダヤ人の町のコラジン、ベトサイダ、カファルナウムで、
  話をし、たくさんの奇跡としるしをなさいました。
  ご自身の愛と慈悲を示して、人々がそれに応えることを期待なさいました。
 
      人々の無関心は、イエス様を非常に悲しませました。
      イエス様は、ご自分を拒否し、回心しなかった町のために嘆き、
      彼らすべての心に愛のメッセージが届かなかったことを
              悲しまれたのです。
      それでも、
      神様は、何事も強制もしませんし、
      無理やり感謝の言葉を求めたりしません。


  私たちは、
  どうでしょう?
  ※コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの人々と同じように、
       イエス様に無関心ではないでしょうか?
  あるいは、
  ※イエス様の愛を受け入れ、救いを知ったあとでも、
   コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの人々と同じように、
       イエス様を日々忘れていないでしょうか?
  いつも、
  我が身を反省し、神様から頂いた沢山の恵みを思い出し、
  神様にお喜びいただきたいものです。
      祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新型コロナウイルスのオミクロン株の「BA・5」により、
一時は減少傾向が続いていた感染者数が、増加に転じたそうです。
予防策はこれまでと同じだそうです。皆様のご自愛の日々をお祈り申し上げます。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『行いを伴わない信仰は死んだものです。』 そして 『最後まで耐え忍ぶ者は救われる。』

2022-07-08 05:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月8日。金曜日。快晴。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  
  
今朝、5時過ぎ。
ジョグ途中で、
Myラン師匠に出会いました。
「やぁ!ひさしぶり!」
 
「神戸マラソン一緒に走ろうね!
僕は、10月に四万十100㎞ウルトラマラソン。
その前にフルマラソン一本走るよ。」
「はい。私も頑張ります。」
師匠の『言葉』に元気をもらいました。

 
    今日、神戸では少し過ごしやすく、『夏日』止まりのようです。
                   ありがたいことです。

    今日の聖書通読会の仲間は、
    私のように『走る』人はいません。
    長年『絵』を描く人が三人。墨絵を長く続ける仲間もいます。
    『ピアノ』を教えながら、教会のオルガニストを長年続ける仲間もいます。
    『茶道』の先生もいます。

      日々・・・それぞれのすばらしい『得意技』を極めながら、
      金曜日・・・『聖書通読』のために集まるのです。

       
    今日も、素敵な仲間と、『聖書100週間・聖書通読会』です。
                  感謝でいっぱいです。


そして。

     今日の通読範囲は、『ヤコブの手紙』です。
      
   
       『ヤコブの手紙』の著者
         『聖ヤコブ』
      
      『イエスの兄弟・従兄・ヤコブ』

   イエス昇天後に、
   エルサレムで活動した弟子たちの教団である
   『エルサレム教会』の初代教会長を、
   紀元38年~石打ちの刑で殉教する紀元62年まで
        24年間勤めた。

 
       『ヤコブの手紙』は、
   15冊の本を書いて、『キリスト教の神髄』を教えた聖パウロ。
   と並行して、
   イエスの『山上の説教』マタイによる福音書五~七章 『キリスト教の精神』を具体化した
          『教訓書』※ です。


   ※『試練に出会うときは、あくまで忍耐しなさい。』1章2-4節
      そうすれば、完全で申し分なく、
      何一つ欠けたところのない人になります。

   ※『怒るのに遅いようにしなさい。』 1章19-20節
      人の怒りは神の義を実現しないからです。

   ※『人を分け隔てしてはなりません。』 2章1-10節
      人を分け隔てするなら、あなた方は罪を犯すことになる。
      律法全体を守ったとしても、一つの点で落ち度があるなら、
      すべての点について有罪となるのです。

   ※『行いによって、自分の信仰を見せましょう』 2章18-25節
      信仰がその行いと共に働き、
      信仰が行いによって、完成されるのです。
      行いを伴わない信仰は死んだものです。
      

       ※等々※
    『本当の信仰は、その人の生活全体を変化させるのです。』
       と、ヤコブは人々を励ましました。

      
     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2200年ほど前に書かれた『ヤコブの手紙』を、嬉しく有難く読みましょう。
     又、正しく読み取ることができるように、励ましあいましょう。
                      感謝!感謝!



そして。

今日は7月8日。年間第十四金曜日。

『今日の入祭唱』

   『新しい歌を主に向かって歌え。 全地よ、主に向かって歌え。
   国々に主の栄光を語り伝えよ、諸国の民にその驚くべき御業を。』
          詩編 96章1&3節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『真理の霊は、あなたがたに真理を悟らせる。
 わたしが話したことをすべて思い出させてくださる。』
      ヨハネによる福音書6章13-14節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。

     「わたしはあなたがたを遣わす。
    
   それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
   だから、
    蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。

       人々を警戒しなさい。
     あなたがたは地方法院に引き渡され、
      会堂で鞭打たれるからである。

   また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、
     彼らや異邦人に証しをすることになる。

        引き渡されたときは、
     何をどう言おうかと心配してはならない。
     そのときには、言うべきことは教えられる。

      実は、話すのはあなたがたではなく、
   あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。

     兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、
       子は親に反抗して殺すだろう。
   また、
   わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。
   しかし、
       最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

   一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。

         はっきり言っておく。
    あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、
          人の子は来る。」』
         マタイによる福音書 10章16-23節

             
       今日のイエス様は、
     『派遣される宣教者は、憎まれ、迫害される』     
       と、派遣する弟子たちに伝えます。


    弟子たちは、
    イエス様に倣って、イエス様と同じように、
    なるべく多くの人たちに会うために、自ら出かけるのです。
                 イエス様に派遣されたのです。


      洗者ヨハネは、『神の国は近づいた』と言いました。
      弟子たちは、 『神の国は来た』と、
             『良い知らせ・福音』を伝えるのです。


   イエス様は、
   弟子たちを派遣するにあたり、
       弟子たちに、※『言葉』※ を贈りました。

   ※蛇のように賢くなりなさい!
   ※わたしのために総督や王の前に引き出されても、
     それは、彼らや異邦人に証しをすることになる。
     その時は、話すべきことを聖霊が教えてくれる。
       心配せずに、雄々しくあれ! 
   一つの町で迫害されたときは、あきらめずに、
       他の町へ逃げて行きなさい!
   ※結果は神に任せなさい。
       神は必ず共にいる!


   私たちも、
   お人に『イエスの業』:『愛の業』を行うのに、
   恐れることはないのです。
   神の助けを信じて、前に進みましょう。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ感染者が増える。悲しい惨事が国の内外で絶えることがない。英国首相辞任。等々。
それでも、一日に一つの感動を見つけてまいりましょう。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、 信仰を守り抜きました。』 そして『『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』

2022-07-01 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月1日。金曜日。晴れ。酷暑日。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  
  
    全国的猛暑の今日、神戸では酷暑日です。
    酷暑の炎天下、集会所まで出かけることなく、
    冷房の家の中でクラスに参加できる『オンラインクラス』です。

    炎天下で働く多くの方々に
      私たちの恵まれた環境は申し訳ないことだと、 ”ごめんなさい” と。
    80歳の参加者もいる私たちは、”ありがとうございます” と。
          誠に有難いことと、
      『オンラインクラス』に感謝しました。


そして。

  今日の通読範囲は、『テモテへの手紙ⅠとⅡ & テトスへの手紙』です。
   
       今日の範囲は、
       使徒パウロの、生涯に書いた15冊のうち、
       最晩年に書いた、最後の『三つの手紙』です。
    

『三つの手紙』は、
 ※共同体ではなく、個人に宛てた手紙です。
 また、
 ※獄中のパウロが、自分の死後の教会共同体の将来に対して、配慮を示す内容である。
      ※『2点』※において、共通した内容であるのです。


        使徒パウロ
    
    『執筆中のパウロ』ヴァランタン・ド・ブーローニュ作。

  パウロは。
  西暦49年~58年の10年間。 3回の『伝道旅行』を行ったのち、
  西暦58年。エルサレムに戻り、エルサレムで危険人物として、捕縛された。
     それから二年間、カイザリアで獄中生活を送る。
  しかし、
  西暦60年。パウロはローマ市民であったため、
     パウロに刑罰を科すには正式の裁判手続きが必要であり、
     そのため、囚人としてローマに護送され、軟禁されました。


       パウロは、西暦51年~67年の間に、
     15冊の『書簡』や『手紙』を書き残しました。


  西暦67年頃。  ローマで獄中生活を送っていたパウロは、
           殉教してこの世を去る前に、
           死期を悟ったのでしょうか?
        愛する弟子テモテ『遺言』を書き残しました。

   『わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、
          信仰を守り抜きました。
       今や、義の栄冠を受けるばかりです。
     しかし、わたしだけでなく、
     主が来られるのをひたすら待ち望む人には、
       だれにでも授けてくださいます。テモテへの手紙Ⅱ4章6~7節

       と、愛する弟子テモトへ『テモトへの手紙・遺言』
         『神の心』を書き送りました。
       

    パウロは、
    生涯最後の三冊:『テモテへの手紙Ⅰ&Ⅱ と テトスへの手紙』を書き、
    この世を去る前に、
    教会共同体の存続を考え、その運営と組織についての具体的な指導、
         を、二人の愛する弟子に書き送ったのです。


  西暦67年。 ローマで、斬首により殉教、没しました。
     

      パウロは、
      すべての書簡の最後の最後に、
      愛する弟子テトスにも『遺言』を書き残しました。

    「神の救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、
      新たに造り変える洗いを通して実現したのです。
      わたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、
      希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。」
         この「言葉」は真実です。
      あなたがこれらのことを力強く主張するように、
         わたしは望みます。』 テトスへの手紙 3章4-8節
     又、
      『神に呼ばれた人を助け、
       彼らを信心に一致する真理の認識に導きなさい。』
              テトスへの手紙 1章1節

      
     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2000年ほど前に書かれた『パウロの手紙』を、嬉しく有難く読みました。
     又、正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
                      感謝!感謝!



そして。

今日は7月1日。年間第十二金曜日。

『今日の入祭唱』

   『主に従う人の救いは主のもとからくる。
  災いが降りかかるとき、砦となってくださる方のもとから。』
       詩編 37章39節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
      休ませてあげよう。』
       マタイによる福音書 11章28節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは通りがかりに、
    マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、
    
    『聖マタイの召命』 ミケランジェロ・カラヴァッジョ 作

     「わたしに従いなさい」と言われた。

      彼は立ち上がってイエスに従った。

  イエスがその家で食事をしておられたときのことである。
      徴税人や罪人も大勢やって来て、
      イエスや弟子たちと同席していた。

     

   ファリサイ派の人々はこれを見て、
   弟子たちに、
   「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」
                       と言った。

   イエスはこれを聞いて言われた。
   「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。

   『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』
     とはどういう意味か、行って学びなさい。

    わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、
       罪人を招くためである。」』
        マタイによる福音書 9章9-13節


    今日のイエス様は、
    『わたしは、罪を赦し救うために、この世に来た』
               と、宣言されました。


    徴税人のマタイは、
    イエス様から呼ばれる資格がないように思っていたでしょうが、
    イエス様から呼ばれ、更に、『使命』が与えられたのです。


       イエス様の招きは、
       誰にも価値があるとお考えになり、
       差別なく、誰をも招かれるのです。


    イエス様は、
    世間から罪人と考えられていた『徴税人』・マタイを召し出し、
    友情の印として、マタイの家で『食事』を共になさるのです。


       人は、人に受け入れられる時、
       『悔い改め』ができるようになるものです。


   ファリサイ派の人々は、
   自分たちの考えに固執し、
   自分は正しい者・罪がない者、一方、徴税人は罪人、と考え、
   悔い改めもなく、赦しを求めることもないのです。


       イエス様は、
       正しい人を招くためではなく、
       罪人を招くためである。』と言われました。
        ※自分の罪を認める人に、イエス様は『赦し』を与えるのです。
        ※自分の罪を認めず、イエスから『赦しと救い』を求めない人には
            イエス様は何もできません。


   私たち・キリスト者も、
   その資格もないのに、キリスト様から呼ばれ、
   イエス様の慈悲によって、『赦し』を受けました。
   私たちが積極的に、互いを許しあうなら、
       『キリストの業』を続ける弟子の一人となれるのです。
   心から神に感謝をささげ・・・
   人を大切にし、特に弱い人に対して『慈悲』が示せるようになりましょう。
             祈りましょう。

   
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日本全国、酷暑が続く今週です。
できるだけ外出を避け、この週末を元気に乗り越えましょう。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『この命ですら決して惜しいとは思いません。』 そして 『イエスのみ心 祭日』・・・『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』

2022-06-24 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月24日。金曜日。晴れ。


今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  

  
   私たちの聖書1000週間・聖書通読会は、
   只今は、思いがけないコロナ禍のために、
   『ズーム教室・オンラインクラス』でのクラス続行中ですが、
   2018年11月16日の『第一回目』から、約3年半が過ぎました。

   残りは、あと『11回のクラス』。
   あと数か月で全聖書通読完了、終了の日を迎えます。
   
      仲間は、互いに支えあって、今まで、約3年間半、
       苦労と努力と喜びを、共にしてまいりました。 
           まことに有難いことです。
           神に感謝! 仲間に感謝!



   『聖書100週間』とは、

    聖書の読むべき箇所:「今週の通読範囲」を、自宅でよく読み、
    週に一回(私たちは金曜日)毎週の集まりに出席するのです。
     
    集まった参加者全員が、順番に、
    まず、
    ①先週読んだところの重要な事柄を、復習として発表します。
       復習は、つながりや要点をつかむためにも、
       また、読んできたところを忘れないためにも大切です。
    次に、
    ②「今週の通読範囲」を、一人一人が読んで感じたことや心に響いたことを、発表します。
       発表は、純粋な感想であって、解釈や説明ではないのです。
       各自の感想が述べられる間、互いに心を開いて、黙って聴くのです。
       発言している人が神の言葉を味わって感じた喜びを、共に味わうのです。


   『聖書100週間』とは、

    全聖書を、およそ100週間で、通読します。
  
   『元始に神天地を創造りたまへり、地は定形なく空しくして黒暗淵の面にあり・・・』創世記一章一節
        『OLD TESTAMENT 旧約全書』 我が家の宝物・大正五年六月廿一日印刷・『旧約聖書』


    旧約聖書に約2年、新約聖書に約1年半かかります。

    全聖書の通読は、
    自分の信仰の土台を固めるための、
    3年間半の長き『黙想期間』のようなものなのです。


                  そして今日、
        私たち仲間は、約三年半の『黙想生活』を終え、
        新約聖書の最終章に入りました。
        充実感と満足感に満たされています。
              感謝!感謝!


そして。

  今日の通読範囲は、『使徒言行録 19章~28章』です。
   
   今日の範囲では、
   使徒パウロの、どんな苦難にもその信仰に揺らぐことのない、
       目覚ましい『宣教活動』が述べられます。

   西暦49年頃。 『パウロの宣教旅行 1』
      アンティオキアの教会からバルナバと共に派遣されたパウロは、
      小アジアのガラテア地方の町々を巡り歩いて宣教しました。
   西暦48~49年頃。パウロはバルナバと共に『使徒会議』に参加した。
   西暦49~52年頃。『パウロの宣教旅行 2』
      再び派遣されて、ギリシャにまで渡って、宣教をしました。
       フィリッピやテサロニケに続いて、
       コリントには二年近く滞在して宣教しました。
   西暦53~58年。『パウロの宣教旅行 3』
      三回目の派遣で、特にエフェソに二年間滞在した。

   西暦58年。エルサレムに上り、エルサレムで危険人物として逮捕され、
         およそ二年間、カイサリアで『獄中生活』を送る。
   西暦60年。囚人として、ローマに護送され、
         およそ二年間、ローマで、番兵をつけられ、『監禁生活』を送る。

   西暦64年か67年。パウロはローマで殉教する。


   ユダヤ教の聖書学者だったパウロは、
   ※旧約聖書の『預言』がイエス・キリストにおいて成就したこと。
   又
   ※旧約聖書に示されているメシアは、神の独り子・ナザレのイエスであること。
        ※『キリスト教の神髄』※
     ユダヤ教の人々にも、ユダヤ教以外の人々(異邦人)にも、
         力強く宣教しました。

   多くの町を巡り歩きながら福音を延べ伝えたパウロは、
   迫害のために宣教した町に長くとどまることができなかったので、
   ※宣教した町の信徒たちに『手紙』を送って、
         彼らを支えました。

   獄中生活で4年間以上の長き年月を、孤独のうちに送っていたパウロは、
   沈黙の中で、『キリストの神秘』を一層深く悟り、
   ※イエス・キリストこそ全世界を支配し治める王であることをますます深く確信し、
       それを信徒たちへ手紙で書き送くりました。


       パウロは『別れの挨拶』で述べました。
      『私は、自分の決められた道を走りとおし、
       また、主イエスからいただいた、
       神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、
       この命ですら決して惜しいとは思いません。』
          使徒言行録 20章2節

    
    獄中生活の中で沢山の手紙を書いたパウロは、
    それから2000年ほどたった現在も、
    ※パウロの手紙を読む私たちに『キリスト教の神髄』を、
        教え続けてくれているのです。

      
     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     全聖書を通して語られる『神の言葉』を、
     正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
         感謝!感謝!



そして。

今日は6月24日。年間第十二金曜日。

    『イエスのみ心 祭日』
     
  
  この祭日の目的は、
  “イエスのみ心” に表される神の愛を思い起こすと共に、
  イエスの無限の愛のしるしである “み心” をたたえることです。

『今日の集会祈願』

  『聖なる父よ、あなたは、人類の罪のために刺し貫かれた御子のみ心のうちに、
      限りないいつくしみの泉を開いてくださいました。
 私たちが、心からの奉献によってキリストの愛にこたえることができますように。』


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『わたしは良い羊飼いである。
   わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。』
       ヨハネによる福音書 10章14節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスはファリサイ派の人々や律法学者たちに
     
        次のたとえを話された。

    「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、
       その一匹を見失ったとすれば、
        九十九匹を野原に残して、
    見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。

       そして、見つけたら、
     喜んでその羊を担いで、家に帰り、
     
     友達や近所の人々を呼び集めて、
   『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』
                   と言うであろう。

   言っておくが、
   このように、悔い改める一人の罪人については、
   悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも
       大きな喜びが天にある。」 』
        ルカによる福音書 15章3-7節


    今日のイエス様は、
    ファリサイ派の人々や律法学者たちに、
    『見失った羊を探す羊飼いのたとえ』
          を話されました。


    イエス様は、
     『見失った羊を探す羊飼いのたとえ』で、
     神が善い人(99匹の羊)より悪い人(一匹の羊)を愛しておられる、
        と、言われるのではないのです。


      神様は、『迷った羊』をお見捨てにはならない、御方です。
       神様は、人間の『悔い改め』を望んでおられるのです。

       人間にとって、『改心』はとても難しいことなので、
           神様は私たちを探し出して、
        私たちの『改心』を助けてくださるのです。


     人間は、すべての人が、弱く、もろい者なのです。
       ※『たとえ話』※が語ることは、
     ※私たち、人間の一人一人、全員が、『失われた羊』なのです。
     ※神様が、すべての人・『失われた羊』を探しておられるのです。


     神様は、
     一人の人間・罪人・『失われた羊』の改心を、待っておられるのです。


         神様にとって、
         たった一人の人の『悔い改め』と『改心』でも、
            神様の『喜び』なのです。


   私たちも、
   自分の弱さを認めて、悔い改めたいですね。
   又、神様は、私たちひとりひとりを探していてくださる、
     愛深い御方であると、信じましょう。
   神様をお喜びさせることができますように。
          祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
何事も、努力の後に、『完成の日』を迎えることは、
達成感と充実感に満ち溢れますよね。 努力のご褒美です。
週末の土曜日、日曜日がすばらしい日々でありますように。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『新しい時代』・・・『聖霊の指導と加護により、勇敢に語った。』 そして 『あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。』

2022-06-17 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月17 日。金曜日。晴れ。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
 
  
     今日は、
     梅雨入り発表後も、雨のない昨日と今日、晴れの2日目です。


     『オンラインクラス』は、
      雨模様の日も在宅のまま参加できるのが、ありがたいのです。
      でも、
      在宅クラスが続くとおしゃれがなおざりになりがちなのは、要注意なのです。


       「雨の日のためのおしゃれ」をわすれないようにしましょうね。
         好きな雨傘、好きなレインコート、を身に着けて、
        外出で気分はルンルン。外出は心身を健康にします。

       
     そんなことを話しながら、オンライン・クラスの開始となりました。
  今日も参加者全員が健康でクラスを開くことができることが、ありがたいことです。
                        感謝!感謝!



   今日の通読範囲は、『使徒言行録 9章~18章』です。
   
   今日の範囲では、

     『聖霊』の指導と加護により、
      使徒たちの目覚ましい勇気と宣教が可能となり、
      『神の救いの計画』が徐々に実現し、広まり、
     聖霊による『新しい時代』に入ったことを告げます。

       
その発端はこうでした。

   イエス様は、
   復活後に四十日にわたって弟子たちに現れて、
   そして、彼らと食事を共にしていた時に命じられたのです。

     『エルサレムを離れず、前に私から聞いた(ルカ24ー49)
      父の約束されたものを待ちなさい。』 と。
          使徒言行録 1章4-5節
  そこで、

   弟子たちは、イエス様の命令に従って、
     一同が一つになって集まり、祈っていました。
     すると、
     突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、
     炎のような舌(聖霊)が分かれ分かれに現れ、
       一人一人の上にとどまったのです。
      『父の約束されたもの・聖霊』の降臨です。
       
        『聖霊降臨』 エル・グレコ作品
     
     すると、一同は聖霊に満たされ、
     ”霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉を話し出した。
           使徒言行録 2章1-5節

  結果・・・

   使徒たちと共同体は、聖霊の暴風のような強い力に動かされて、
     ※どんなに迫害にあっても、
   『主を頼みとして、勇敢に語った』使徒言行録13-46&14-3 のです。
     ※今までの狭い枠を打ち壊し、
   『異邦人に語り、異邦人らも信仰に入った』使徒言行録13-46~48 のです。

     私たち、現代のキリスト者も、
     洗礼の時に、豊かに『聖霊』を受けました。
     怠ることなく、目を覚まして、祈り続けたいものです。


     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     全聖書を通して語られる『神の言葉』を、
     正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
         感謝!感謝!




そして。

今日は6月17日。年間第十一金曜日。

『今日の入祭唱』

  『神よ、いにしえよりわたしの王よ、世界に救いの御業を果たされる方よ、
 どうか、御自分の嗣業の部族として贖われた会衆を、御心に留めてください。』
        詩編 74章12&2節


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。』
       マタイによる福音書 5章3節      アレルヤ、アレルヤ。

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
  

   「あなたがたは地上に富を積んではならない。
   そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、
    また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。

       富は、天に積みなさい。
  そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、
  また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。

  あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。

       体のともし火は目である。
   目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、
      濁っていれば、全身が暗い。

  だから、
  あなたの中にある光が消えれば、その暗さはどれほどであろう。」』
      マタイによる福音書 6章19-23節


  今日のイエス様は、
  『神に仕える者の決意』について、
  『自分の宝はどこにるのか? あなたの目は澄んでいるか?』
       と、自問自答するようにと教えます。


   旧約時代。
   ユダヤの人たちは、
   財産に恵まれている人は、神から祝福されている人である。
                   と、考えました。
   新約時代。
   イエス様は、
   ユダヤ人の人たちの考えに対して、
   『だれも、二人の主人に仕えることはできない。
    一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方をうとんじるか、
       どちらからである。
    あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。 』
       マタイによる福音書 6章24節   とおっしゃいました。


   人は、
   あれも欲しい、これも欲しい、たくさんのものが欲しいのです。
   あまりたくさんほしいものがあると、
   一番大切なものはなんであるか、忘れがちになります。
   一番大切なものは、安全ではなく、盗まれる危険が大きいのです。


    
        『一番価値あるもの』は、
     ※無償で与えられる『神からの恵み』、『信仰』です。
             とイエス様は言われるのです。
       お金で買うことはできない。盗まれることもない。
     又、
     ※私たちがお人に無償で与える『笑顔』、『善意』、『施し』、等々。
       見返りを求めない『心からの善意』は、
       盗まれることのない『宝』を天に積むことになるのです。
       神様は、人々のすべての『善意』を、リストアップしておいででしょう♡♡


  私たちも、
  時々目がくらんで、はっきり見えない時があります。
     欲望、嫉妬、妬み、等々。
  心が正しくないと、生活の意味さえ分からなくなります。
  キリスト様が勧めるものの『価値』を忘れることがないように、
  時々、振り返って、自問自答しながら、反省をいたしましょう。
              祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
一週間の早いこと!もう週末です。この土、日にも何かいいことがありますように。 お元気で!
  

聖書100週間・聖書通読会・・・『炎のような舌が分かれ分かれに現れ、 一人一人の上にとどまった。』 そして 『もし、右の目があなたをつまずかせるなら、 えぐり出して捨ててしまいなさい。』

2022-06-10 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月10日。金曜日。晴れ。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
   
  
     今日は、
     先週のほぼ一年ぶりの、『対面クラス』の後、
     又 『オンラインクラス』です。


     『対面クラス』の日常が、コロナ禍によって破壊されたはずが、
      コロナ禍も約三年間が過ぎると、
     『オンラインクラス』が日常になってきました。


        『日常性』に大きな変化が起こる。
         今までの『日常』が壊れる。
         新しい『日常』ができていく。
         時代は、普遍ではなく、成長していくのです。


     コロナ禍や戦争などによって、簡単に『日常』に変化が生まれます。
     それでも、
     今日も仲間と、『オンラインクラス』をありがたく続けながら、
     新しい『日常』の姿を模索するのです。 ありがたいことです。
      


   今日の通読範囲は、『使徒言行録 1章~8章』です。
   
   使徒言行録は、
   ※イエス様の御昇天後に、生まれたばかりの『教会』に対する
     『聖霊』の指導と加護を述べます。
    使徒言行録が『聖霊の福音書』と称されるゆえんです。

   ※ルカによる福音書と同じ著者・ルカによって書かれました。
   西暦80~90頃に書かれました。
     その頃の『教会』は、ローマまで広まっていました。

   ※ルカによる福音書に続く内容で、
    キリスト者の共同体ができ始めたころのいくつかの出来事を聖書全体と関連づけて、
    『神の救いの計画』が聖霊の導きによって、徐々に実現し、広まり、
       聖霊による『新しい時代』に入ったことを述べます。
        時代は、普遍でなく、成長していくのです。

    
         『聖霊降臨』
      
            エル・グレコ作品

   『一同が一つになって集まっていると、
    突然、激しい風が吹いてくる来るような音が天から聞こえ、
    彼らが座っていた家中に響いた。

     炎のような舌が分かれ分かれに現れ、
      一人一人の上にとどまった。

    すると、
    一同は聖霊に満たされて、霊が語らせるままに、
     ほかの国々の言葉で話し出した。』
        使徒言行録 2章1-2節


      聖霊は、
      共同体一人一人に働きかけ、
      力を与え、共同体を一致させ、成長させます。
      聖霊の暴風のような強い力に動かされて、
      弟子たちと共同体は、今迄の狭い枠を打ち壊し、
      開かれた新しい『神の国の共同体』に、成長していくのです。


   私たちも、
   ※『聖霊の降臨』を願い、
    怠ることなく、目を覚まして、祈り続けたいものです。

      当時の信徒たちは、
      イエスの教えに従って表裏のない一つの心で付き合い、
      財産までも共有して助け合い、神を完全に信頼して生活をしました。

   ※当時の信徒たちの『心』を『模範』として、
    聖霊に力をいただきながら、生活をしていきたいものです。


     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     全聖書を通して語られる『神の言葉』を、
     正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
         感謝!感謝!


そして。

今日は6月10日。年間第十金曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、神にわずかに劣るものとして人を造り、
      なお、栄光と威光を冠としていだかせ、
   神によって造られたものをすべて治めるように、
      その足元に置かれました。』
        詩編 8章6-7節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
    『あなたがたは命の言葉をしっかり保ち、
     世にあって星のように輝きなさい。』
      フィリッピの信徒への手紙 2章16&15節  アレルヤ、アレルヤ。

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
    
    「あなたがたも聞いているとおり、
    『姦淫するな』と命じられている。

     しかし、わたしは言っておく。
   みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、
    既に心の中でその女を犯したのである。

   もし、右の目があなたをつまずかせるなら、
    えぐり出して捨ててしまいなさい。
      体の一部がなくなっても、
   全身が地獄に投げ込まれない方がましである。

   もし、右の手があなたをつまずかせるなら、
     切り取って捨ててしまいなさい。
      体の一部がなくなっても、
    全身が地獄に落ちない方がましである。

 『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。
     しかし、わたしは言っておく。
  不法な結婚でもないのに妻を離縁する者はだれでも、
    その女に姦通の罪を犯させることになる。
  離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」』
      マタイによる福音書 5章27ー32節
  

  今日のイエス様は、
  『清い目で女性を見なさい。』 又 『夫婦のきずなは神聖である。』
             と、弟子たちに教えます。

 
  旧約時代。
  モーゼは、エジプトから救われた民を導くために、
  生活のプログラムとして『十戒』を与えました。
  皆が良心に従って、『愛神愛隣』の生活、をしなさいと勧めました。

  新約時代。
  イエス様は、モーセの『十戒』を廃止するためでなく、
    『十戒』を完成するために来ました 
  イエス様は、『新しい生活』のプログラムを与えました。
  民に、外面的でなく、内面的なことを重視する、『高い理想』を求めました。


     イエス様は、『山上の説教』マタイによる福音書5-7章 を与えました。

      ※私たちの信仰生活の価値は、
       行いだけでなく、その人のによって計るのです。
      ※あるもの、目や手や、信仰生活の邪魔になるなら、
         それが大切なものであっても、
       惜しまないで捨てる覚悟が求められるのです。
      ※私たち生活には誘惑があります。
         惜しまないで捨てる気持ちにならないのです。
      ※イエスの『高い理想』に近づくことに価値があるのです。
         それは『救い』に近づく道なのです。


  私たちも、
  聖霊の導きを信じて、『高い理想』に従って生活したいものです。
          祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『自粛の生活』が『日常』となった日々でも、
楽しく有意義な週末でありますように。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『いつも目を覚まして祈りなさい。』 そして 『わたしを愛しているか。わたしの羊を飼いなさい。』

2022-06-03 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月3日。金曜日。晴れ。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。

         『聖書100週間・聖書通読会 対面クラス』
   
  
     政府は、
     コロナを巡る状況が落ち着きつつあるとして、
     コロナウイルスの感染防止策緩和策を発表しました。

     そこで、
     今日、私たちも、
     神父様を囲んで、
     マスク着用や換気などの対策を十分に、
     オンラインクラスではなく、『対面クラス』でした。

     
     久しぶりの『対面集会』 
     ※仲間の発表の弾む声で、クラスが盛り上がります。
     ※仲間のお顔の様子から、絶好調の体調なのね?
      お召しの洋服からも、何か良いことがあったのかしら? 
         お互いの近況を推し量ります。
     ※互いが仲間として、喜びに満たされます。


     今日も、
     仲間と共に、
     全聖書を通して語られる『神の言葉』を、
     正しく読み取ることができるように、励ましあいました。


   今日の通読範囲は、『ルカによる福音書 19章27節~24章です。
   
 
   イエス様は、
   祈ることの大切さを、弟子たちに教えます。

     『放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。
      さもないと、
      その日が不意に罠のようにあなた方を襲うことになる。
      その日は、地の表のあらゆる所に住む人々すべてに襲いかかる。
      しかし、
        あなたがたは、起ころうとしているこれらのことから逃れて、
         人の子の前に立つことができるように、
          いつも目を覚まして祈りなさい。』
           と、祈ることの大切さを、弟子たちに教えました。
      そして、
      イエス様ご自身は、
      夜は一人で、「オリーブ山」で祈りながら過ごされるのです。
              ルカによる福音書21章34-38節
   

     『その日』とは、
      ※イエス様は、いつも弟子たちを訪れてくださる、『喜びの日』です。
        『私の姿は見えなくなりますが、私はまた帰ってきます」
         と言われたとおりに、
           迫害に出会う弟子たちを訪ね、一緒にいて、
             支えとなってくださるのです。
     『その日』とは、
      ※予想もしなかった
       コロナウイルス禍が起こり、世界の中で戦争がおこり、など、
         突然に訪れる『災いの日』です。

       

       人は、
       毎日、同じように何も考えないで、仕事をするとき、
       又、お酒を飲みすぎて酔っぱらっているときなど、など、
        ※周りに起こっていることに無関心になりがちです。
        ※キリストの訪れに気づかないことがあるのです。


   私たちも、
   毎日の『イエスの到来』 や 突然に訪れる『災害』などのために、
   怠ることなく、目を覚まして、祈り続けたいものです。


   今日も、心に響く、『ルカによる福音書』を読んで、
   仲間の皆様と、『イエスを知る喜び』を分かち合うことができました。
            感謝!感謝!



そして。

今日は6月4日。復活節第七金曜日。

『今日の入祭唱』

 『わたしの父に祝福された人たち、
  天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。
      マタイによる福音書 25章34節  アレルヤ。』

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
     『聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、
    わたしが話したことをことごとく思い出させてくださる。』
        ヨハネによる福音書 14章26節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスは、弟子たちにご自身を現わされ、食事を共にされた。

        食事が終わると、
        イエスはシモン・ペトロに、
        
        「ヨハネの子シモン、
      この人たち以上にわたしを愛しているか」
                    と言われた。
   ペトロが、
      「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、
          あなたがご存じです」と言うと、
   イエスは、
        「わたしの小羊を飼いなさい」と言われた。

   二度目にイエスは言われた。
       「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」
   ペトロが、
       「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、
          あなたがご存じです」と言うと、
   イエスは、
        「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。

   三度目にイエスは言われた。
       「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」
   ペトロは
     イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、
            悲しくなった。
        
        そして言った。
        「主よ、あなたは何もかもご存じです。
         わたしがあなたを愛していることを、
         あなたはよく知っておられます。」

     イエスは言われた。
        「わたしの羊を飼いなさい。
         はっきり言っておく。
       あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、
         行きたいところへ行っていた。
       しかし、
       年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、
         行きたくないところへ連れて行かれる。」

         ペトロがどのような死に方で、
       神の栄光を現すようになるかを示そうとして、
         イエスはこう言われたのである。
       このように話してから、
       ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。』
          ヨハネによる福音書 21章15-19節

    
    今日のイエス様は、
    復活後に弟子たちにご自分を現わし、食事を共になさいました。
    その席で、
    ペトロの『愛』を確認して、
    共同体を世話する『任務』をペトロにゆだねました。


              イエス様の生前・・・
    『最後の晩餐』の後、
     イエス様は、弟子たちを連れてゲッセマネの園に行く途中で、
     弟子たちに『あなた方はみなつまづくことでしょう』とおっしゃいました。
     すると、
     ペトロは、『たとえ皆がつまづいても、私はつまづきません』
                      と、誓いました。 
         ペトロは、自分が他の弟子たちより、
         信仰心は篤いと考えたのでしょう。

     しかし   
     実際には、
     ペトロは、誓ったその夜に、
     『イエスを知らない』と言って、イエスを三回も、否みました。
         ペトロは、自分の『弱さ』を体験したのです。


     その後、
     イエス様は『磔刑』、そして 『復活』なさいました。
     復活なさったイエス様は、
     弟子たちと食事をなさり、
     ペトロに、三回、『私を愛しているか』と、
         ペトロの『愛』について、尋ねたのです。


       仲間の長になるためには、
       ペトロは、他の弟子よりも、
       イエスを愛することを示さなければならないのです。


    仲間の長となるペトロは、
    自分自身が、かっては『迷った羊』であったこと、赦しが必要な者であったこと、
     『自分の失敗』を覚えていて、謙遜になりました。
      又、
     『自分の信仰』を、他の者の信仰と比較するすることはなくなりました。


       イエスは、失敗したペトロを選び、
         ペトロを信頼したのです。


   私たちも、
   かっては『迷える羊』であったこと、赦しを必要とする者であったこと、
                を忘れることなく、
   『ありのままの私』を信頼してくださる神様に、感謝いたしましょう。
                祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、コロナ予防対策が緩和された今、何かを始められますか?
私は、美術館巡りをしようかなと考えています。 お元気で!