マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
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カリフォルニア大学バークレー校訪問 その①・・・『SATHER GATE』(正門) 

2008-08-26 10:17:14 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。
  カリフォルニア大学バークレー校 めぐりの、穏やかな午後です。
        正面玄関で記念撮影です。

今日は、
お婿さんは、バークレー校で、授業中です。
ジイジとバアバは、孫娘と、お婿さんが留学するバークレー校を、見学です。
我が娘に、同大学の留学を5年前すませた、案内してもらうことにしました。
そういえば・・・
私も。何十年も前。夫の駐在中のこと。妻の私はテニスの仲間に負けたくなくて、毎朝、朝練の猛特訓。
    その結果、無理がたたり、網膜剥離を発症。
  緊急入院で手術をしたのは、カリフォルニア大学でしたね。
    すばらしいアメリカ入院生活の体験でした。
孫娘は、ママもパパも学び、おばあちゃんは手術を受けた、縁ある大学に学びに来るのだろうか?

    

先ずは、正門、『SATHER GATE』 から、大学に入ります。

1910年に作られた『正門』は、
その美しさと、その門が持つ歴史の故に、大変有名です。
正門に続く広場で、1960年代に「Free Speech Movement」 が、行われたからです。

1950年代のマッカーシズム(「赤狩り」に発展した事件)に対する
  強硬な抵抗をしたバークレー教授陣のリベラル(自由主義的)気質は高く、
    その内在していた独特の校風が表出したのが、
 1960年代の「フリースピーチ・ムーブメント」だったそうです。

 1964年に出された、「学内での政治活動禁止令」 に呼応する形で、
   「言論の自由』 をもとめる学生が抗議運動を展開、
 その後も学生により、活発な学生運動は、1970年代初頭まで続きました。

(日本でも学生運動は、
  1960年の安保闘争と、1960年代末から1970年にかけて
    全共闘運動・大学闘争がありましたよね。 
    私の兄も、大学紛争に参加していましたね。)


  現在でもその『リベラル気質』は学生に脈々と受け継がれ、
   バークレー校の学生は他の米国一流大学の学生より、
         リベラルだそうです。

リベラルな校風こそが、今日のカリフォルニア大学バークレー校の 『特徴』 だそうです。

   正門を入れば、カリフォルニア州内に9つのキャンパスを持つ、
      カリフォルニア大学バークレー校。 
      カリフォルニア大学全体の本部です。

ジイジとバアバが、孫娘メグと共に、
1960年代に全米を巻き込んだ学生運動の発祥の地に立ち、
  大切な歴史を眺めてきた『SATHER GATE』をくぐると、
        バークレーの世界が広がっていました!!

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1 コメント

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雲伯油屋ストライベック (グローバル鉄鋼商事)
2025-01-30 20:39:55
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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