6日、病院に行く。
点滴と抗生物質の注射、
口元に、野草をもっていくと少し口をつけるが、
自分からはすすんで食べない。
糞もほとんど出ていない。
7日、病院は休み。
野草に、野菜、口元に並べておく。
自分からはほとんど食べない。
糞も出ない。
フェンネル、ドクダミ、三つ葉、たんぽぽなど、
口元にもっていくと数本食べる。
だから、夜中もたたき起こして食べさせたりする。
細長く切った人参を与えたら、少し食べる。
8日、病院に行く。
食べない、少し食べて嫌になる、
食べたあと顎を気にする。
食べたくないわけではないけれど、
食べれない事情があるようだと伝える。
レントゲンで歯を調べましょうと言われる。
・・・
結果、歯は問題なし。
肺に水が溜まっていて、心臓が写らない状態とのこと。
食べれていないのでおなかにはガスが溜まっている。
いつ、急変してもおかしくない状態とのこと。
肺に腫瘍のような影もあるとのこと。
・・・
MOGUさんも、心臓から肺に水が溜まって亡くなった。
何回か復活したけれど、4歳だった。
ショコラは、10歳と4か月以上。
・・・
5歳で家にきたとき、ショコラは、子宮癌で貧血で、
毛並もぼさぼさで痩せていた。
その頃から考えたら、この5年間は、おつりみたいなものかも。
・・・
でも、そこまで息が苦しそうにも見えないし。
とりあえず、肺に悪いので点滴はしない。
抗生物質の注射もしない。
ステロイドと心臓の薬、食欲増進剤などの薬を受け取る。
負担になるので目の周りのケアも嫌がるならしない。
裏返すのももってのほか。
寝ているところを叩き起こして食べさせない、などなど。
・・・
そして、4月11日
朝見たら、昨晩与えた野草等がなくなっていた。
枕元にあったふやかしペレットが少し減っている、ような気がする。
数粒のペレットを固いまま、掌に乗せて口元にもっていく。
少し食べる。
・・・
野草を枕元においておくと、自分から少し食べる。
殆どの時間はべったりと寝ているけれど。
小さな小さな糞が、ぱらぱらとこぼれている。
・・・
胃腸のうっ滞は、少しだけ改善された、かもしれない。
寒くないよう、暖房を入れて、
どこでシッコしてもよいよう、ペットシーツの上にタオル。
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たんぽぽの葉、大根葉、春菊、三つ葉、セリ、野げし、ドクダミ、フェンネル。
うさぎの療養生活には、いい時期かもしれない。
食べられるものを少しずつ食べて、あとはゆっくり寝て。
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水入れを変えて、濡れなくなったら、顎の下の赤味も減ってきた。
がんばれ、うさぎ。
今まで、わりと適当にあしらわれてきたから、
こんなにいい生活、はじめての経験だね。
大切にされる気分、もうしばらく、味わってみてもいいでしょう?