食欲が出てきた。
糞は小さいけれど数が出るようになった。
ステロイドの力、かもしれないけれど。
なんだか、持ち直したような気がするので、
病院に行ってみた。
体重は2.6キロに減っていた。
これは想定内。
顔色がいいでしょう?と、言ってみる。
先生も同意してくれる。
よしよし。
聴診器をあてると呼吸はまだ荒いようだけれど。
レントゲンを撮って状態を診る。
前回に比べて、かなり改善している。
白くもやがかかったようになっていた肺が、
かなり黒くなっている。
見えなかった心臓の輪郭もうっすら見える。
おなかに溜まっていたガスもない。
よしよし。
飲み薬のステロイドと利尿剤の効果らしい。
目の状態も、それほど悪くない。
ステロイドを飲ませているので感染症が心配だったこと、
ロメワンの目薬を、フランセチンを使ってみたことを伝える。
よかったらしい。
よしよし・・・
このまま、持ち直してくれたまえ、うさぎ。
幸い、まだまだ、タンポポも、ヨモギも、三つ葉も、ドクダミも生えている。
うさぎの療養生活には、よい季節だからね。
家に帰ったうさぎは、さっそく、与えた野草を食べている。
寝そべって、引きずって。
・・・
だらだらしていていいね。
がんばらなくてもいいから、
もう少し生きようね、うさぎ。